プログラムからわかる花組の陣容
こんにちは、くららです。
昨日Reve Edition『はいからさんが通る』の旧プログラム(2020年3月版)を注文しました。
なんと今日の朝には届きました!
キャトルレーヴの通販は今や「アマゾンプライム」よりもはやいです。
花組について語りたいところですが、まずは昨夜の感激を語らせてください。

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望海風斗×礼真琴「音楽の宝箱スペシャル」

「歌うま×2」の競演は、至福の時でした。

歌うことが好きな望海さんと真琴くんが、うたう喜びに満ちた表情で歌っていて、涙が出る程感動しました。
今までに何度も聞いたことのある曲でも、歌うま2人が歌うと情景が広がって全く別物!

特に3曲のデュエットが珠玉で、この時勢の中1回合わしただけで「あの完成度」とは。
ハモりが素晴らし過ぎた「ひとかけらの勇気」 →「ふたかけらの勇気」は、声がびったり重なって「奇跡の二重唱」でした。

新型コロナによって、全組公演中止という非常事態の中にあったからこそ実現した「奇跡のコラボ」!
『災い転じて福となる』
このコロナ禍ではマイナス事項があまりにも多いですが、この「奇跡のコラボ」の巡り合わせがあったことは大収穫ですね。

超絶歌ウマの実力と素晴らしさをとことん味合わせてもらえました。
その一人である望海さんが退団されるので、「ポスト望海風斗」発掘にも力が入っていくのでは無いかと思います。

花組94期の和海しょうさんは「歌ウマ」と定評があるイケメン男役さんです。
「エリザベート」の新人公演で北翔海莉さんが演じられたフランツ役で歌唱力が高く評価されたのをはじめ、現在も影ソロや歌で活躍されています。
2017年福岡ヤフオクドームの「クライマックスシリーズ」のファイナルステージの初戦で「国家斉唱」をされました。(福岡市ご出身なので)
95期の勢いがあったので、94期ということで路線に入れなかったような印象をもっています。

「歌唱力が重視」されるようになると、和海さんのような歌が得意な男役さんは下級生の時にもれなく路線コースに選抜されるようになるのでは?
路線コースに選抜されながらも、まだ勢いがついていない宙組の瑠風輝くんは、もっと注目されていくような…
(瑠風くんについてずっと書きたいと思い続けています)

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「はいからさんが通る」プログラム感想

手にとった感想は「分厚い!」(1作前の星組「眩耀の谷/Ray-星の光線-』と比べると紙の質の違いもありますが、かなり分厚かったです)

そして「表紙の淡い背景の中での柚香少尉がカッコイイ!
表紙開いてすぐの写真が…!!!かつてプログラムでこんな衝撃を味わったことがありません。
「イケメンすぎる伊集院忍少尉でお客様をつる」という公演趣旨を私はこの2ページから感じ取りました。

トップお披露目公演なので“ビジュアル最高な柚香光写真集”+“公演プログラム”のような感じでした。

一番気になる番手問題

トップスター……柚香光
トップ娘役……華優希
2番手……瀬戸かずや
3番手……水美舞斗

この位置づけのみ明らかでした。(既にわかっていましたね)

気になる永久輝せあくんは、4番手という位置づけでもありませんでした。
後ろの方に「インタビュー&プロフィール」のページがあり、3番手クラスは通常半ページの掲載です。
水美舞斗くんの隣は半ページのアキのままでした。

1作品前の『A Fairy Tale/シャルム!』では、瀬戸かずやさんと水美舞斗さんは同じ扱いで3番手クラスでした。
瀬戸かずやさんが今作品から2番手クラスに躍進していました。

フィナーレについて

コロナ禍によって変更があったかもしれませんが、3月の13日が初日の時点では下記のような陣容だったようです。

最初に「フィナーレの歌手の」歌唱指導が瀬戸かずやさんです。

モダンボーイ
和海しょう、優波慧、飛龍つかさ、帆純 まひろ、一之瀬航季、希波らいと

パレードの男A
瀬戸かずや、水美舞斗、永久輝せあ、聖乃あすか

エトワール
音くり寿

階段降り
瀬戸かずや、水美舞斗、優波慧、永久輝せあ、飛龍つかさ、帆純 まひろ、聖乃あすか
朝月 希和

音くり寿ちゃんは2番手娘役?

「はいからさんが通る」の音くり寿ちゃんが演じる北小路環は、公家出身の成績優秀で美人なお嬢様です。
華やかな2番手娘役です。
その華やかな役+エトワール担当が音くり寿ちゃんということは、新生花組の娘役2番手が明確ということでしょうか?

花組は代々実力派の2番手娘役の存在感が強く、組全体を支えていました。
渚あきさん、遠野あすかさん、桜一花さん、華耀きらりさんなど。
実力派「花娘」としての音くり寿ちゃんの活躍が楽しみです。

今までのプログラムのわかる番手

2番手……スチール写真1ページ、「インタビュー&プロフィール」1ページ
3番手……スチール写真半ページ級、「インタビュー&プロフィール」半ページ

過去のプログラムを取り出して調べてみました。
ファンの方々が一番気にしている番手は昨年のレビュー本の「Face to Face Interview」に掲載されていた男役スター10名だと思います。 
瀬戸かずや、彩凪翔、鳳月杏、水美舞斗、朝美絢、桜木みなと、瀬央ゆりあ、和希そら、永久輝せあ、暁千星

その中で瀬戸かずやさんは、「はいからさんが通る」プログラムから2番手の位置になりました。

3番手の位置
彩凪翔、鳳月杏、水美舞斗、朝美絢、桜木みなと、瀬央ゆりあ、暁千星

それ以外
和希そら、永久輝せあ

プログラムで見る限り桜木みなとくんと他の3番手の位置の人たちとの違いはありません。

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おわりに
プログラムを見ると、瀬戸かずやさんはフィナーレの歌唱指導までされることがわかりました。
昨日書いた理由から、瀬戸さんがトップスターに就任されることはないと思うので、将来のトップスターが務めるべき役目を独占されるのは、未来の花組のためになるのだろうか?と少し疑問を持ちました。(私の偏見かも)

雪組の『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』では、彩風咲奈さんが役の特殊メイクをしていたため、「フィナーレの歌手」を彩凪翔さんと朝美絢さんが2人でされたのだと思いますが、花組も2番手に固定せず、未来のスターたちに活躍をふれば良いのにと思いました。

雪組から組替えしてきた永久輝せあくんは、高屋敷要として語り部的なポジションになると聞いていましたが、プログラムを見る限りは出番が多いようには感じられませんでした。
柚香光くんの親友設定というところから広がっていくのでしょうか?

『DANCE OLYMPIA』では、柚香光くんを中心として、水美舞斗くんや永久輝せあくんたちが生き生きと輝いていた「新生花組」がとても魅力的でした。
その延長の花組の舞台に大劇場で出会えることを楽しみにしていますが、今回はお芝居中心なので、ちょっと違うかもしれません。

とにかく、半月後の「はいからさんが通る」の舞台が無事に開幕しますように。
楽しみです。

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