次期トップ娘役をデータから考察
こんにちは、くららです。
雪組の「炎のボレロ」は、当初の予定の公演は中止で、代替日程での公演を検討されているようです。
私の初日と千秋楽のチケットは、代替していただける可能性はあるのでしょうか?涙…
花組の「はいからさんが通る」は、残念ながら8月いっぱいの公演が中止になってしまいました。

雪組の望海さんのコンサート『NOW! ZOOM ME!!』のライブ中継・ライブ配信が3パターン実施されることが公表されました。これは嬉しいお知らせでした。
宙組 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでの『壮麗帝』が本日無事に開幕できたことも、本当に良かったです。(2020年8月14日~8月18日)

想定外のことが起こり続ける「コロナ禍」では、プラスなことを喜び、マイナスなことは割り切っていくしかありませんね。

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次期娘役トップは誰だ?

雪組は彩風咲奈さんの次期トップスター就任は、間違いないと思いますが、「その相手役は誰だ?」が最大の関心事項ですね。
まだ先になりますが、月組次期は誰か?も話題ですね。

研10の海乃美月ちゃん(97期)、研9の有沙瞳ちゃん(98期)が次期トップ娘役ではないか?という声もあります。
来年就任ということなので、研11と研10での就任になります。
娘役さんが二けた代でトップ娘役に就任するのは、渚あきさんが研14で星組トップ娘役に就任された例がありますが、その当時に観劇していた感想としては、遅すぎた感じは否めず、娘役さんには旬の時期があるように感じました。
研10で就任したのは、1作だけ宙組トップ娘役だった紫城るいさん
大浦みずきさんの相手役だったひびき美都さんもそうでしたが、素敵なコンビでした。

トップ娘役の共通項目

『FLYING SAPA』では、夢白あやちゃんがトップ娘役候補として、明確な存在感を出してきました。
夢白あやちゃんは、現トップ娘役3人と、【初詣ポスター】【文化祭ヒロイン】【成績上位】という共通点があります。
最近の初詣ポスター起用された娘役(文化祭ヒロイン、成績、新公ヒロイン回数)

名前 成績 文化祭 初詣 新公主演回数
99期 美園さくら(トップ) 首席 3回
100期 星風まどか(トップ) 3番 2回
102期 舞空瞳(トップ) 首席 2回
103期 夢白あや 4番 2回
104期 きよら羽龍 5番 予定
105期 音彩唯 首席 0回

この表をみると、夢白あやちゃんがトップ娘役になる確率は100%のように思えます。
そして、今度月組の新人公演のヒロインに抜擢されているきよら羽龍ちゃんも。
中卒であったため2019年度は新人公演に出演できなかった音彩唯ちゃんも。

ちなみに1995年80期の千ほさちさんまでは、初詣ポスターに起用された娘役は、全員トップ娘役に就任しています。

2010年 実咲凜音 (95期生 4番、元宙組)
2007年 蘭乃はな (92期生 4番 元花組)
2005年 愛原実花 (90期生 2番 元雪組)
2003年 桜乃彩音 (88期生 12番 元花組)
2001年 陽月華 (86期生 9番 元宙組)
1999年 遠野あすか (84期生 9番 元星組)
1997年 紺野まひる (82期生 3番 元雪組)
1995年 千ほさち  (80期生 3番 元花組)

【文化祭ヒロイン】
音楽学校の「文化祭ヒロイン」の経験者がトップ娘役に就任する率はとても高く、現在5人のトップ娘役のうち、真彩、美園、星風、舞空の4人が文化祭主演経験者です。

トップ娘役候補として最有力な潤花ちゃんも、文化祭ヒロイン経験者です。
宙組『FLYING SAPA』で目立つ活躍をしていた105期の山吹ひばりちゃんも。
97期の海乃美月ちゃんもそうでした。

年度賞の新人賞受賞者(宝塚歌劇団選出)
トップ娘役は、「年度賞の新人賞」を受賞している確率がとても高いことに気づきました。

2003年度:城咲あい 、音月桂白羽ゆり
2004年度:愛音羽麗 、北翔海莉柚希礼音陽月華
2005年度:桜乃彩音
2006年度:夢咲ねね早霧せいな
2007年度:朝夏まなと野々すみ花龍真咲
2008年度:明日海りお 、羽桜しずく 、蒼乃夕妃
2009年度:凪七瑠海 、望海風斗
2010年度:真風涼帆舞羽美海
2011年度:実咲凜音愛希れいか
2012年度:愛月ひかる 、芹香斗亜
2013年度:珠城りょう礼真琴咲妃みゆ
2014年度:柚香光綺咲愛里
2015年度:月城かなと 、桜木みなと 、海乃美月
2016年度:水美舞斗、永久輝せあ、星風まどか
2017年度:暁千星、有沙瞳華優希
2018年度:風間柚乃、聖乃あすか、舞空瞳
2019年度は、発表されていません。

現在トップ娘役の真彩希帆ちゃん、美園さくらちゃんは選出されていません。
有沙瞳ちゃん海乃美月ちゃんは選出されています。
ザックリと見て、当初はこの二人が「トップ娘役候補」だったのかもしれません。

他に優秀賞努力賞があって、男役さんは努力賞に選出されている場合があるので、新人賞に選出されることが絶対ではありません。彩風咲奈さんは努力賞です。

2019年度は発表されていませんが、娘役では潤花ちゃん夢白あやちゃんの確率が高いような?

100期以降の新人公演ヒロイン経験のある娘役

100期 音くり寿(花)桜庭舞(星)天彩峰里(宙)

101期 天紫珠李(月)、結愛かれん(月)星蘭ひとみ(専科)

102期 潤花(雪→宙)、水乃ゆり(星)、花宮沙羅(宙)

103期 白河りり(月)夢白あや(宙)

104期 都姫ここ(花)、美羽 愛(花)、きよら羽龍(月)

105期(新人公演ヒロインはまだ)
   詩ちづる(月)音彩唯(雪)、山吹ひばり(宙)
歌唱力に定評のある娘役さんをオレンジ色にしました。

 
有力候補の潤花ちゃんと夢白あやちゃんは、お芝居とダンスと華は抜群ですが、歌唱力は今一つです。
それを補完するためにも、続くトップ娘役さんは、歌唱力が抜群の娘役さんが選ばれる可能性が高いでしょうね。

終わりに

「有沙瞳ちゃん、海乃美月ちゃん」×「100期以降の若手娘役」という構図で、ファンは次期トップ娘役を見守っていますが、はてどうなるでしょうか?

花組の「はいからさんが通る」の公演は、8月いっぱいの公演が中止になったため、新人公演の開催は難しいかもしれません。
コロナ禍であっても、新人さんたちは努力して成長し続けているので、その努力が報われる場があって欲しいと切に思います。

タカラジェンヌの貴重な歳月は、コロナ禍であっても過ぎていっています。
特に娘役さんのタカラジェンヌとしての歳月は、男役さんよりも短いです。
これからが、その貴重な時がムダになることなく、美しい花々が競いあいながら咲き誇っていけることを、見守れる時であって欲しいですね。

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