黄色信号の宝塚の舞台
こんにちは、くららです。
花組「はいからさんが通る」の初日の幕が無事にあいて、本当に嬉しかったですね。

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「はいからさんが通る」の初日について

スカイステージの再開特別番組を、大感動しながら見ました。
その番組は、フィナーレからカーテンコールまでの生中継という案内でしたが、
さらに
・トップコンビの公演再開に向けてのインタビュー
・舞台稽古の様子
・初日公演のプロローグ
まで見せてくださる、至れりつくせりの内容でした。

冒頭では、スタッフさんたちが感染防止対策を施されている光景も流れました。
最善の対策を行いながら、公演を上演してくださっていることに心から感謝しました。

そして柚香光くんはじめ花組生たちの舞台は言うまでもなく最高でした。
トップの大羽根を背負ったれいくんの初々しい頑張りも魅力的でした。

番組のインタビューの中でれい君は、
「心からこの日を待っていたお客様の心に、温かくて大きくて重いものがズト~ンと残るような、そんな舞台をお届けしたい」、と話されていましたが、公演の一部を映像で見ただけの私にも、そのズト~ンとしたものは、伝わってきました。

宝塚への温かい思いと勇気をもって、コロナ禍の中でも劇場へ足を運んでくださるとも話されていました。
だからこそ舞台を通して「明日へ向かってのエネルギーがわくような舞台を届けたい」と思っているようです。
れいくんの話を聞くと、深いところまで心を向けている思慮深い人だなと、いつも思います。

初日の舞台挨拶では
私たちがどう日々を重ねるかが、宝塚歌劇だけでなくエンタメ業界にも影響してくるので、責任を感じ最善を尽くしたい」とも話していました。

トップスターとして初披露のれいくんにとって、大変すぎる重責ですが、まじめで責任感が強いので、頑張っていくことでしょう。

タカラジェンヌのガイドライン

今日のweb記事を読むと、タカラジェンヌには自己管理を徹底するガイドラインがあるようです。
・2人以上での会食は禁止。
・舞台出演者は、当日起床時の検温結果を、開演3時間前までに劇団に連絡する。
他の詳細なことは書かれていませんでしたが、「徹底した自制」が強いられているのでしょう。
まじめで努力を当たり前としているタカラジェンヌは、舞台のために、ガイドラインを遵守することに努められていると思います。

ソーシャルディスタンスについて
お芝居の方では、心配していたほど「ソーシャルディスタンス」による演出の変更は無かったと思いました。
結構、演者同士の距離が近い時もありました。
ショーでは舞台上で一斉に踊る人数が減らされていました。ロケットダンスでの広がりがいつもと違うので、差が明らかでした。
そしてフィナーレの大階段には、誰も立っていませんでした。少し寂しかったですが仕方ないです。

演者のソーシャルディスタンスは、昨日二つの例をあげましたが、宝塚は劇団四季よりだと思います。
劇団四季は、PCR検査を定期的に行って出演団員は感染していないという前提で上演しているように感じました。
宝塚の生徒もガイドラインを守っていたら感染していないということを前提にしているのでしょう。

稽古場ではソーシャルディスタンス
記事によると、6月30日から稽古は再開したそうです。
普段は使わない大劇場の舞台や、広いロビーも稽古場として使用することで、「密」を避けていたそうです。
劇団内に8カ所ある稽古場もリモートでつなぎ、1カ所に集まる生徒数も制限していたそうです。
これからバウホールも、稽古場として利用していく予定もあるそうです。

小川友次理事長は「生徒が気持ちを折らず、自粛の時も家でリモートで稽古に励んでくれた。集合日の時の彼女たちの目を見て感動で涙しそうでした。まだまだ黄信号を渡っていかなければいけないが、最善を尽くして夢と感動をお届けしたい」と話していた。引用スポーツ報知

タカラジェンヌの中からも、観客の中からも、クラスターを発生させたら、公演の上演は即刻OUT!になります。
黄色信号で渡るという言葉を使っていらっしゃいましたが、そのくらい慎重に危機感をもって進めていらっしゃるのだと思いました。

兵庫県でも「黄色信号」

初日の幕があいた17日に確認された兵庫県の感染者数は24人でした。
緊急の対策本部会議を開催後に井戸知事は「『黄信号』であることは間違いない」と仰ったそうです。

大規模イベントの開催については、他府県や全国的な扱いと横並びにし、人数制限の条件を現状の「5千人以下」は据え置き、(兵庫県には甲子園球場があります)
千人を超えるイベント開催には、対策などについて県との事前相談を求めることを新たに決めたそうです。
宝塚大劇場(1234人の座席+20人の立ち見)は、すでに既得権をえて上演しています。
直ちに中止を求められることは無いと思います。

感染者が増えている地域との往来自粛
23日からの4連休中の府県を越える移動について協議する意向とのこと。

現在、都道府県の首長の意向と政府の意向が一致しない場合が多くあります。
政府は「Go Toキャンペーン」に対して多くの批判をあびながらも、社会経済活動を維持していくことが必要だと考えています。

「Go Toキャンペーン」には賛成できませんが、コロナによって暗くなっている今の世に光を照らしてくれる「宝塚の舞台」はとても大切だと思います。
劇団も観客も感染対策を最善に行うことによって、感染リスクは回避できると思います。
宝塚の舞台が計画通り上演されていくことを願っています。

宝塚の初日を心から喜んでいる時に、水をさすような話題をあげてしまい、ごめんなさい。
コロナ禍であっても、科学的に立証された皆の最善の努力が実る時であって欲しいと思います。

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