永久輝せあ 真飛・望海繋がりのネックレスこんにちは、くららです。
今日の『ビバ!タカラジェンヌ』のゲストは、花組の永久輝せあさん、愛称ひとこちゃんでした。
パーソナリティは、小山乃里子さん。

「公演の再開を一番はやくと思っているのは、生徒さんではないかなと思います。」と仰っていましたが、ひとこちゃんのお話を聞きながら本当にそうだなと思いました。

『ビバ!タカラジェンヌ』の出演者も、当初の予定では花組の次は月組の方が予定されていました。
しかし全公演が中止になったので、次の出演者が決まっていないさみしい状態です。

感染者数も減ってきているので、なんとか7月に舞台が公演できるようになると良いですね。

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組替えについて

前出ていただいた時は、雪男(ゆきだん)でしたが、今は花男(はなだん)ですね。
去年の12月「タカラヅカスペシャル」からデビューしまして、どんな感じ?

『「タカラヅカスペシャル」は雪組の方も出ていらっしゃったので、お稽古場は懐かしい方々とお会いできるので凄く楽しかったのですけど、本番になって花組コーナーで、他の方は袖に入って花組生だけが残った瞬間に「花組生!」と実感しました。』

「ダンスオリンピア」で花組でデビューしたというのが、ファンの人たちがものすごく感じたみたいですね。

『私も感じましたね。花組生の公演はダンスオリンピアが初めてだったので、初日は凄く感じました。』

ダンスが半端ない!

『そうですね。お稽古が凄く大変だったので、幕が開いたことにまず驚きという感じだったし、花組を応援してくださっているファンのお客様と舞台でお会いするのは初めてだったので、そういう面でもドキドキしました。』

れいちゃんに花組ポーズを教えられて?

『初日ビックリしました。花組ポーズの音頭を任していただいて。そんな儀式があるということさえ、考えられないくらい、この公演の幕を下ろすことに必死だったので、あの一瞬でスゴイ汗をかきました。でも嬉しかったです。スゴク!』

「ダンスオリンピア」をご覧になった方が、あんなにスゴイ!ダンスの全てが入り込んでいて。

『物凄い公演でしたね。見る方も手に汗握るんじゃないかなという。客席参加型でタオルを振る場面も、本格的にフラメンコをやりましたし、太鼓もありましたし、ストリートダンスもあって、初めてのことがいっぱいありすぎてお稽古が本当に大変だったんですけど、公演中スゴク楽しかったです。』

結構長丁場の公演で、絶対に大劇場でやって欲しいなと思っているんだけれども。

『難しいですね。フラメンコや太鼓の場面は緊張感がとても必要で、ちょっと邪念が入るとステップを間違ったり、リズムが狂ったりするので、スゴイ緊迫感の中やっていました。あの回数以上できない。大劇場公演分は集中力が持たないのではないかと思います。』

「ダンスオリンピア」のスパニッシュから「アンダハレオ♪」by永久輝せあ が流れました。

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「はいからさんが通る」について

「はいからさんが通る」やるとなってどんな気持ちだった?

『初演はスカイステージで見ていたので、凄く楽しく拝見していて、楽しみだなと思いました。』

ひとこちゃんの役は?

『柚香さん演じる伊集院忍さんの親友の高屋敷要役で作家を目指していてバンカラ姿で豪快な忍と真逆なタイプなんですけど、なぜか二人は親友という所が面白いかなという。』

今回1本ものでショーは?

『フィナーレがついていまして、しかも男役のナンバーが2バージョン、大正バージョンと浪漫バージョンがあります。衣装と音楽と振り付けが全部違います。』

公演が開かなかったけど気持ちの持ち様はどうでした?

『お客様があってこその宝塚、エンターテイメントなのだなというのを実感しているので、見てくださる方がいるのが、どれだけ大事だったのか、思い知らされています。』

宝塚を見ることが生きがいだというファンの方も

『こういう状況、世の中だからこそ、「はいからさんが通る」を見るべきだと思います。本当に大事なのは、こういうことだよなという、心の温かさだったり人を思う気持ちだったり。今やるべき意味があるのだなと思います。』

ひとこちゃんの好きな曲…マルーン5の「メモリーズ」が流れました。

『学生時代も聞いていましたが、『Music Revolution!』のカノンのロックアレンジしたナンバーをやらせていただいた時に、「メモリーズ」にカノンのメロディーが流れているのでハマって聴いています。』

男役10年について

花組生になってもう半年?

『あっという間で。半年ってこんなにあっという間なのだと思うとビックリします。4月から研究科10年、男役10年と言われる節目の年に入りました。』

責任感じますか?10年というのは。

『男役10年と掲げられるように責任を持たなければと思いますが、実際なってみるとイヤイヤイヤイヤ、自信を持ってお見せ出来るかと言うと、変わらぬ努力をしなければならないなと思っている所です。』

10年たったから全然変わったということはあり得ない?

『そうですね。取り組み方は変わることは無いと思いますけど、下級生の頃より、ああいうのやってみたいとか、こういう場面好きだなとか、宝塚っていいなとか、そういう風に思えるようになったのは、10年目の心の余裕なのかもしれないです。』

花組の同期は、ひとこ来たーという感じ?

『花組の同期と雪組の同期は雰囲気が違って、花組は穏やかなユルい子が多くて一緒にゆるくて楽しいです。雪組は沙羅アンナと叶ゆうりとずっとふざけたことをして、芸人みたいな感じで。同期の存在は安心するし、励みになるので、自分にとって大切な存在だなと。』

宝塚の絆 緑のネックレス

タカラヅカスペシャル2019について

真飛聖さんの大ファンだったので、「虞美人」の壮一帆さん演じた劉邦を演じれて、真飛さんに一歩近づけたかなと嬉しかったです。真飛さんが見にいらした時には写真を撮っていただき、待ち受けが真飛さんなんですけど。』

タカラヅカスペシャルで身に着けていた緑のネックレス秘話
 
『真飛さんが辞められる時に望海さんに中国物用の大きい緑のビーズのネックレスを託されて、それを今回望海さんから貸して頂いたんです。』

『緑の衣装は壮一帆さんが着てらした緑のもので、それに緑のネックレスをつけて出れてスゴク嬉しかったです。自分の原点の憧れの気持ちは忘れたくないなと思って。』

タカラヅカスペシャルでひとこちゃんが歌った「赤いケシの花♪」が流れました。
ひとこちゃんの歌声は、以前は線が細い感じでしたが、この歌は低音の太い歌声が響いていて、男役としての歌の進化がとても感じられました。
これも「男役10年」の成果ですね。

組替えと宝塚愛
望海さんが譲り受けた真飛さんの緑のネックレスを、雪組から花組に組替えしたばかりのひとこちゃんが付けていたということに感動しました。
望海さんは花組から雪組に組替えを経験し、ひとこちゃんはその逆の雪組から花組に。
壮さんは雪組と花組を2往復以上組替え経験をされています。
真飛さんは星組から花組に組替えして、なかなか馴染むのに大変だったと記憶しています。
そんな組替えの大変さを経験している望海さんをはじめ先輩たちが、新しく組替えをしたひとこちやんを温かく支えているのを感じます。
こういう温かい愛によって、大変な組替えも乗り越えていけるのですね。

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これからに向けて

「はいからさんが通る」1日でもはやく見たいとしか言えませんが…。

『ぜひぜひ見ていただきたいですね。私もお稽古場で何回も通しをして、何回見ても素敵な話だなと思っていたので、一人でも多くの方に見ていただいて、温かい気持ちになって欲しいなと、それを願うばかりです。』

大劇場でやるのは、どう変わるのだろう?

『立ちまわりだったり、ナンバーが、バージョンアップしました。人数も増えて豪華に華やかになった感じがします。街のお芝居、シベリアの戦いとか、人数がいるからこそ大正時代の時代観が表現できるのではないかと思っています。』

前回出演の一之瀬 航季くんからのメッセージを受け取って

『かわいい〜。雪組時代一緒にワークショップを受けたことがあって、花組の中でも数少ない知っている下級生の一人です。初主演おめでとうと思っていました。ハナコ自身人に対して豊かな気持ちのある子だなという印象があるので、それがお芝居にも出ていますし、これからが楽しみです。お芝居を一緒にしてみたいです。』

「壬生義士伝」の沖田総司の時に出演してあれから10カ月ですね。

『高屋敷要は袴姿で、はきなれているので安心します。』

1日もはやく見たいと皆さんが思っていることだから

『がんばります。ありがとうございました。』

良い笑顔でお話ししてくれました。と、小山さんが仰っていました。

「はいからさんが通る」こそ今の世に必要な作品

公演が中止中に、タカラジェンヌの「生の声」を聞けるのはとても貴重で有難いなと思います。
ひとこちゃんの熱い思いが伝わってきました。

「はいからさんが通る」は、第一次世界大戦、シベリア出兵、米騒動、関東大震災という暗い時代が背後にあります。
そういう時代の中でも、強くたくましく生きている登場人物たちが本当に魅力的です。
現在は「新型コロナウィルス」という未知のウィルスと全世界で闘い中です。

ひとこちゃんが「はいからさんが通る」を、今の時だからこそ見て欲しいと強く語っていた気持ちがよくわかります。

1日でもはやく「はいからさんが通る」の舞台から元気がもらえる日がやってきますように。

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