宝塚は安心!劇場クラスター心配なし
こんにちは、くららです。
劇場でクラスター発生というニュースがありました。
新宿の「シアターモリエール」での舞台「THE★JINRO」で、山本裕典さんら出演者スタッフ計12人観客3人の感染者が出たということです。

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新宿の小劇場での感染

小劇場クラスター
「シアターモリエール」は最大186席まで椅子を設置できる、間口も天井もとても低いライブハウスに近いような小劇場です。
(日比谷の「シアタークリエ」とは全く違います。混同されている方がいらっしゃったので、念のため。)
「THE★JINRO」は、男性アイドルらが歌って踊る新感覚のエンターテインメントだったそうです。

舞台と観客席は2m空けて、定員も半分にし、最前列の観客にはフェイスガードを配布し、サーモグラフィーで検温し、消毒をするなどの感染防止対策を行われていたようです。
しかし最前列の多くの人が「フェイスガード」を付けたくないと言ったり、出待ちを禁止でも待っていた人たちと演者が接触してしまったりなど、徹底できなかった点もいろいろあったようです。
劇場内の様子を写真で見ましたが、「これは三密!」と言えるような状態で、天井が低くて換気も悪そうでした。

今のところ、テレビなどで「劇場でクラスターが発生した!」と大きく報道されてはいません。
今後問題視されていくような気も…。

宝塚では感染防止についての安心動画をアップ

感染防止案内動画
そんな中、宝塚の公式ページで「劇場へご来場いただくお客様へのお願い」という宝塚の感染防止対策への観客への呼びかけ動画がアップされました。
実にタイムリーな動画のアップだと思いました。

この動画では、安心して観劇できるように、観客が協力しなければならないことが、まず案内されていました。
動画を見ながらシュミレーションすることが出来て、とてもわかりやすかったです。

そして劇場での徹底した感染防止対策の取り組み方が詳しく説明されました。

一番大切なのは換気
最近では空気感染の可能性もあるかも?と言われるほど、コロナの感染防止には「換気」が最も大切なようです。

動画では、『法令によって劇場内の空気が外気と入れ替わる設備が設けられている上、劇場の扉を開放する等で最大限に換気を強化します』と説明されていました。

劇場に行くことに不安を抱いていた方も、この動画を通して安心感を抱くことができたのではないでしょうか?
私はそうでした。
「はいからさんが通る」のチケットを入手しながらも、感染に対する不安感がありましたが、宝塚の感染対策は万全なので、自分さえしっかり感染対策をしていれば観劇しても大丈夫!と思えるようになりました。

「コロナ対策」は、誰かが対策をしてくれることを期待するのではなく、自分が「感染しない、感染させない」努力をすることが一番大切だと思います。
宝塚の劇場がここまで徹底した対策をとってくれているので、あとは自分の責任です。

ただコロナに感染した場合、ご家族や職場等への感染が心配なので、「観劇に行く」という選択ができない方も沢山いらっしゃると思います。

本当に一日もはやく、以前のように誰もが気軽に観劇できる日々が戻ってくることを願っています。

若手たちの出演に感激!
リレーメッセージでも100期以降の出演がなかったので、今回の若手さんたちを嬉しく見ました。
花組 聖乃あすか、音くり寿
月組 風間柚乃、天紫珠李
雪組 縣千、潤花
星組 極美慎、桜庭舞
宙組 鷹翔千空、天彩峰里
宙組の鷹翔千空くん以外は「万博アンバサダー」メンバーでもあります。(宙組は風色日向くん)
見慣れている鷹翔千空くんが出演していて安定感・安心感がありました。
トップ路線を全員アンバサダーに抜擢するのもアレなので、「首席入学・入団・初詣ポスター・175cm長身」のこってぃをわざと外してファンの関心を高めているのかなと感じました。
キラキラしている期待の若手さんたちによって、未来への希望を感じました。
コロナ禍もそのうち吹き飛ばされて、この男役さんたちが台頭する時代もやってきますね。

感染クラスター対策

10日の夜、阪急うめだ本店(大阪市)に勤務する従業員1人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かったと発表され、10日中に店舗の消毒を終えて、11日は通常通り午前11時から全館営業されました。
感染した従業員は食品売り場で食品製造を担当されていて、そこの従業員19人は濃厚接触者とみられて、自宅待機となったそうです。

今までは、商業施設から感染者が出ると、全館営業休止になっていましたが、そのことでの損失は莫大でした。
限られた濃厚接触者だけが自宅待機になるという、この阪急うめだ本店の判断で良いと思います。

「withコロナ」と言われているフェーズに入ったので、「コロナが発生したから、みんな自粛」ではなく、「濃厚接触者のみ選別して自粛」しながら、社会経済活動を進めていくことは大切です。
自粛と言う言葉で、何でもかんでも叩くのではなく、最善の選択した自粛をしていくこと、みんなで想像力を働かせて、考えながらコロナ禍を越えていく時です。

劇場再開に向けて

これから劇場再開が本格化していきます。劇団四季は7月14日。宝塚は7月17日。
大きな劇場になるほど空間が広く、法令による換気設備による換気もしっかりされているようです。

小劇場の「シアターモリエール」で、感染クラスターが発生したのは事実ですが、小劇場と大きな劇場の換気は大きく違います

今回発生した小劇場での感染クラスターについても、何が原因だったのかしっかり科学的に検証して欲しいと思います。
小劇場で感染クラスターが発生したからといって、全ての劇場でも発生するかのような安易な世の風潮になっていかないことを願っています。

飛沫をあびることが一番の感染リスクであり、対面ではなく、皆が無言でマスクをして、同じ方向に向かっていることには、リスクは無いと思います。
ライブハウスのような小劇場では、演者と観客の掛け合いがあったり、座席が固定していないので、観客もみんな同じ方向に向かっていない場合もあるようです。

しっかり感染対策をした宝塚で、観客もきちんと協力したら、感染クラスターは発生しない、という事実を積み重ねていって欲しいと思います。

演者間のソーシャルディスタンス

演者間のソーシャルディスタンス
来週からスカステニュースで、花組の稽古場情報が放送されるようです。
その予告画面を見たら、三人がかなりのソーシャルディスタンスを保って座っていました。

YouTubeにアップされる宝塚の動画も、出演者の間がかなりあいています。
先ほど例に挙げた「劇場へご来場いただくお客様へのお願い」も10名の出演者がかなりのソーシャルディスタンスを保って大劇場の階段に並んでいました。

こういう光景を見たら、実際に金曜日から幕が上がる「はいからさんが通る」の舞台上はどうなのだろう?とやはり思ってしまいます。
以前に同じような内容を書いた時は、舞台上のソーシャルディスタンスも少しずつ緩和されていくだろうと期待していたのですが、そうではありませんでした。

ある舞台では、アクリル板をはさんだり、アクリル板の箱のようなものに入って、お芝居されているのを見ました。
宝塚大劇場は、正面からだけでなく、上部から見下げる感じで観客が観るので、アクリル板の上部の仕切りが気になるように思います。

テレビ撮影では、撮影の直前までマスクをしていて、カメラが回っている時だけマスクを外して撮影し、終わるや否やマスクをつけるそうです。

マスクをあごに下げてお芝居をしている舞台の写真もみました。やはり違和感があります。

フェイスシールドをつけて、普通にお芝居をするのでしょうか?
口パクでお芝居をするのでしょうか?

「宝塚の舞台が観れる!」と今まで通りの宝塚をイメージしていて、初日の幕があいて、「違う!」とがっかりするのは残念なので
「いつもと違う舞台だろう」とある程度覚悟して、初日を迎える方が良いかもしれません。

どういう舞台上の演出になっても、登場人物の柚香くん少尉をはじめ、みんながカッコよくて素敵で魅力的なのには、何も変わりません。

宝塚がどんな発想でソーシャルディスタンスをクリアして舞台を魅せてくれるのか?
好奇心旺盛な私は、そういう面でも楽しみにしています。
無事に幕があきますように。

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