花組100周年はいつ?「心の翼」
こんにちは、くららです。
先日の「ダンスオリンピア」の中で、水美舞斗くんより「今年10月に花組誕生100周年を迎えます」と説明がありました。
そして、下記の花組メドレーが歌われて、私の中の奥の方に眠っていた「花組愛」が涙と共に湧き出てきました。

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花組のメドレーと「心の翼」

モン・パリから花組のメドレーが始まりました。
「メモアール・ド・パリ」(1986年高汐巴主演)
「ジタン・デ・ジタン」(1989年大浦みずき主演)
「ジャンクション24 Dance with me」(1991年大浦みずき主演退団公演)()、
「ASIAN SUNRISE」愛華みれ主演「ASIAN WINDS!」春野寿美礼主演の「エイサー」

そして最後は、「心の翼」(1985年高汐巴主演、大浦みずき2番手「テンダーグリーン」)

「心の翼」は、心が洗われるような素敵な曲で、花組で受け継がれている宝物のような大切な曲です。

高汐巴さんも大浦みずき(なつめ)さんもサヨナラショーでも「心の翼」を歌われました。
なつめさんが阪神大震災のチャリティーイベントでも歌ってくださいました。
「心の翼」は、なつめさんが繋いでくださった歌とも思っています。

10年前(2009年11月14日)になつめさんが肺がんでご逝去されて、ご葬儀で元花組生たちがも歌われたのも「心の翼」です。

大浦みずきさんを偲んで 琥珀の会

この曲が流れると、何とも言えない思いが心の中に響き、ジーンとします。
古くからの花組ファンの方も同じだと思います。やはりなつめさんを思い出してしまいます。

昨年高汐巴さんが「トップイヤーズ」という、花組トップスター時代の歌、芝居を入れたショーを 相手役だった若葉ひろみさん、秋篠美帆さんと共に開かれました。
最後は「心の翼」で、“みなさん一緒に歌いましょう”でした。
「なつめが見守ってくれているよう」というペイさんのお言葉と共に、みんなしんみり。
(今年は関西で「トップイヤーズ IN MAGNOLIA」が5月16日、17日にマグノリアホールで開催されます)

大浦みずきさんの存在がなくして、今の「ダンスの花組」は無いと言っても過言ではないでしょう。

愛華みれ(タモ)さん真琴つばささんも、「テンダーグリーン/アンドロジェニー」から花組初配属でした。

タモさんというと、昨年秋の『愛華みれディナーショー「Mon Amour~モナムール~」』がスカイステージで放送されました。
とても花組らしさを感じるものだったので、ご紹介します。

愛華みれさんディナーショー

元花組トップ娘役の森奈みはるさんと純名里沙さんが一緒にご出演で、第一ホテル東京で収録でした。
驚いたのは客席の豪華さ。元トップスター・娘役が16人をはじめ元タカラジェンヌがいっぱい!
更に小泉今日子さんまで。

フレンドリーなタモさんの客席おりがとても楽しく、客席もとてもはしゃいでいて、実にタモさんらしい明るいディナーショーでした。

客席で写っていたトップさんたちを思い出すと、
秋篠美帆さんひびき美都さん
春野寿美礼さん蘭寿とむさん壮一帆さん
渚あきさん大鳥れいさんから、ふづき美世さん
まだ16人になりません。半分です。本当に沢山の方々がいらしていたのですね。
元雪組の大ちゃん(鳳翔大さん)の姿も良く映っていました。

華やかなスターさんたちが一堂に会したのは、タモさんのお元気なことをみんなで喜んでなのかな?と勝手に想像。

タモさんは、2008年仕事も順調で、10歳年下の男性にプロポーズされ、幸せの絶頂だった時に、右の鎖骨のあたりにしこりが見つかって、気に留めなかった所お兄さまに勧められて病院で検査を受けられたそう。
そして病院で「あなたは悪性リンパ腫、血液のがんです」と告知され、すでに症状はステージ2から3で、予断を許さない状況だったとか。
舞台の公演が控えていた中「自分の命を守るのは自分」と決断して舞台を降板して、治療に専念され、抗がん剤治療と共に、放射線治療を26回行われたそうです。

約5か月間の辛い治療を終え、再びステージに立つことができ、プロポーズから1年後の2009年1月1日1時11分に入籍
その後、6年間検査を続け、無事寛解(かんかい)されたとのこと。

タモさんが闘病されている頃に、なつめさんがご逝去されたので、タモさんのお身体に対してのみなさんの心配は一際大きかったのだと思います。

ディナーショーは寛解から約5年後ですが、お元気なお姿をみんなが祝福しているような雰囲気でいっぱいでした。

私は、「ダンスオリンピア」を観劇した後に、タモさんのディナーショーを見たので、受け継がれている「花組愛」を特に感じました。
ディナーショーに映っていたスターさんたちは、私が一生懸命に観劇していた頃のスターさんたちばかり。

その花組の系譜が柚香光くんに引き継がれ、それが「花組100周年」で、そのうち「花組100周年」という特別イベントがあるのかと思っていましたが、2020年の理事長のお話の中にそのことに触れられていなかったので、今年あるのか、どうか調べてみました。

花組100周年はいつ?

1921年10月15日花組と月組の2つに分かれて花組は誕生しました。
組名称は『雪月花』にちなんで名づけられました。
その時に、一班を『花組』、二班を『月組』としたため、花組が「宝塚で最も歴史の古い組」とされていますが、誕生したのは月組と同じ時
花組が全5組の筆頭であることは間違い無いようです。

今年2020年の10月16日から100年目を迎えるということですね。

宙組の例
1998年1月1日に宙組創設
2018年2月19日「宙組誕生20周年記念イベント」を宝塚大劇場で開催、その後本公演で『シトラスの風-Sunrise-』~Special Version for 20th Anniversary~が上演されました。

宙組の例をみると、「花組100周年」「月組100周年」の記念事業は2021年に行われそうです!

公演スケジュールでは、
今年の秋は 花組 → 月組  と続いています。

果たして「宙組20周年」のような記念イベントと公演が行われるのかわかりませんが、花組ファンとしては、楽しみに待ちたいと思います。
「心の翼」が主題歌だった「テンダーグリーン」は、演出家・正塚晴彦の大劇場デビュー作で、当時としては、斬新な内容で、賛否両論ある作品でした。
未来社会に生きる若者「ソーン」は、れいちゃんに合っているようにも思います。
しかし35年前の未来社会が、すでに現在実現しているような所もあるので、今となっては時代に合わないでしょうか?

今年の花組の活躍も楽しみですが、気の早い私は「花組100周年」にも興味津々です。
オールドな花組ファンが、「ダンスオリンピア」の中での花組メドレーのように、心にジーンときて思わず感動で涙してしまうようなショーにも再び巡り合いたいものです。

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