朝美絢がキャロルを語るビバ!タカラジェンヌ
こんにちは、くららです。
雪組の「ワンス~」を観劇して、驚いたのはポスターからそのまま飛び出してきたような朝美絢くん演じるキャロルの美しさとキュートさ。
初日の幕があいて1週間もたっていないのに、昨日の「ビバ!タカラジェンヌ」にあーさが登場して、舞台についていろいろと語ってくれました。
興味深かったお話の一部をご紹介します。

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あーさとお正月公演

今年は宝塚大劇場での公演なので、拝賀式に出席して、1年のはじめに紋付袴で身も引き締まる思いでスタートできて嬉しかったそうです。
雪組は、2018年東京公演、2019年東京公演、そして今年は宝塚での公演と、3年連続でお正月公演に出演しています。
あーさはそれ以前は、月組生でした。
調べてみると、2017年宝塚公演『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』、2016年宝塚公演『舞音-MANON-/GOLDEN JAZZ』。
あーさは5年連続でお正月公演出演していることがわかりました。

「まあ綺麗な朝美絢さんを見せていただきました」
というパーソナリティの小山乃里子さんのお話から、二人の楽しい会話ははじまりました。

初日は、女性のドレスを着た役は初めてだったので、初舞台生なみに緊張したそうです。
スカイステージの初日映像を見ると堂々としていましたが。
私は二日目を観劇しましたが、初日映像より歌が素敵になっていました。

2度の衝撃

「女役をやるんだ!」と聞いた時、まず自分に大変衝撃だったそうです。
そしてポスターが公開されて、「女役をやるんだ」と反響が大きく、周りのみなさんも衝撃だったそう。
ファンには「ビックリ」でしたね。
そしてポスターの美しさも衝撃でした!

ポスターのインパクトに見合うような舞台をお届けしなければというプレッシャーも稽古中にはあったそうです。
作品の中の「マックスを想うキャロル」を第一にして演じるようにして、今はキャロルが大好きだそうです。
だから舞台の上でも生き生きとしているのですね。
「マックス大好き!」という、マックスを想うキャロルの心は、ビシビシと客席に伝わってきます。
キャロルからあそこまで愛されているマックスの咲ちゃんは幸せですね。

いつも女役なわけではない
幕開きは、男役ギャングとして格好良く踊っています。

制作発表で、小池先生より、「男ででる所もあります」と聞いて、フィナーレだけかと思っていたそうです。
「まさか最初のプロローグで、スーツでコートで踊れるとは思っていなかったので、男役としてはすごく嬉しいですね。女性の踊りをやってからの男役は、凄く楽しいです。みんながネクタイ締めて、ギャングスターで、というのは、やってても鳥肌たちますね。お客様に、スーツの男役っていうのを楽しんで欲しいなと思います。」

今回あーさは「娘役」と思っていたので、プロローグの男役さんの登場では、探さなかったのですが、真ん中あたりで「いつもの朝美絢」が爽やかに踊っていて「いるじゃない!」と嬉しかったですよ。

プロローグの後
チークをピンクにしたり
真っ赤なルージュにしたり
カツラを被ったりして
性転換をしているようです。

「キャロルになるのが慣れてきて、そのお化粧をする過程が楽しくなってきました。」

キャロルについて

歌姫という肩書は、とてもプレッシャーですが、男役ならではの女役を大切にして欲しいと先生に仰っていただいているので、思いっきり力強く、でもちょっとキュートな部分とか繊細な部分を、歌声とか歌の語尾とかにのせたいなと。周りの娘役さんたちも強い方たちばかりなので、私もそれを引っ張っていかなきゃあ、それに負けないように力強く豪快にやりたいなと思っています。」

舞台の初登場は、真ん中のせり上がりです。セクシーなポーズで。

番組の中ではキャロルのテーマ曲のような「私の惚れた男♪」が流されました。

シャンソンのように自分なりにイメージしつつ歌っているそうです。
越路吹雪、ピアフを聴いているそうですが、そういう語りかけて聞かせる雰囲気が醸し出されていました。

大劇場の真ん中で、スタンドマイクで身動きせずに歌うのは初めてだそう。
キャロルは3つもナンバーを真ん中で歌う、破格の扱いです。

娘役の声で歌うのは、キー的には変わらないが、声質は女役さんの高い響きを意識しながら歌っているそうです。
一歩間違えると男役のドスのきいた声がでてしまうので、高い声とドスの効いた声を自由自在に扱えるようになりたいと思っているそうです。
このあたりが、男役の演じる娘役の凄みですね。

好きな曲、お気に入りの曲としてライザ・ミネリの『キャバレー』をあげていました。
登場シーンを勉強するのに、作曲家の太田健先生からも「聴いたらいいよ」とアドバイスを受けたそうです。

古い宝塚ファンだと、ライザ・ミネリというと鳳蘭さんを思い出しますね。
あーさは鳳蘭さんとは全くタイプが違いますが、今回この役を経験することで、ショースターとしてのあーさの引き出しが一つ増えるでしょう。

小池先生の作品への熱意

「小池先生の作品に対する愛が深くて、台本が集合日にには出来上がっていました!
という発言がありました。
「小池先生の台本は遅い」とよく言われていますが、「集合日に出来上がっていた!」とタカラジェンヌが感激するほどなのですね。
先生の熱意と愛を感じながらできたので、お芝居のほうも、結構早くできたそうです。

映画とミュージカル
「長い映画を、宝塚でどうやってやるんだろう」と、この作品が宝塚で上演されることが決まって、だれもが抱いた思いだと思います。
あーさは、映画を繰り返しみていると長時間映画が「あっ」という感じで、短く感じるほどだったそうです。研究熱心なあーさの一面がうかがえます。

「映画では全てを明かさない部分があったが、小池先生なりの解釈でわかりやすくまとめていて、宝塚風に素敵な作品に出来上がっています。」

映画では、怖いシーンも沢山あったり、宝塚的では無いところも多かったですが、そんなシーンはバッサリカットされて、「清く正しく美しく健全に」宝塚風に仕上がっています。
今度お孫さんと観劇予定の方から
「孫に大丈夫かな?」と聞かれましたが、全然大丈夫です。

「お芝居要素の強いものになるのかな?と思っていたら、ナンバーが多いミュージカルになっていて、歌の中で説明していくことが多かったりです。1幕は展開と時代背景と、子ども時代から大人になっていくのが、テンポ良く進んでいくので、お客様も飽きないのでは無いかなと。曲もすごく良いので、楽しんでいただけたら。コケティッシュに振り付けられているところとか。「サヨナラ禁酒法」で、あえてお祭騒ぎにしている所とか。映画からミュージカルになった、ミュージカルバージョンのナンバーの面白さとかあって、やっている方も楽しいです。」

「キャロルもキャラクターとか設定が全然違うので、ミュージカルバージョンに描いてくれていて、有り難いなと思っています。」
映画版から宝塚のミュージカル版になって、一番役として印象的で良い大きな役になっているのがキャロルです。
それをあーさが素敵に演じているから、「女役」ではありますが、あーさの代表作になるでしょう。

「ワンス アポン ア タイム イン アメリカ」というタイトルの意味
「ハッピー エンドが無いけど、考えさせられる、こういう時代もあったという、タイトル通りの終わり方をします。誰も幸せにならないが、こういう時代もあった…」

出番が終わった後、あーさは涙している
「サナトリウムの場面でヌードルスとデボラが歌っている歌がすごく切ないけど、どうしようもなかったと、涙をこらえながらフィナーレの着替えをしています。男に戻らなきゃあいけないので。」

フィナーレについて

フィナーレの序盤、「歌唱指導」といわれる場面は彩凪翔くんとともに2人でつとめています。

いつもより、男女の声になっているといわれることもあるので、インナーマッスルを鍛えて出すようにしているそうです。
高い所は女の役をやるようになってから出やすくなったそうです。

2人で歌っている「真夜中に1人♪」が流れました。
フィナーレ冒頭の歌唱指導は、通常は2番手男役さんが担当されるものですが、今回は3番手といわれる翔くんとあーさ担当でした。
2人とも華やかでキラキラなスターさんなので、それまでの重ための終幕の雰囲気を一気に明るくしてくれます。

青い衣装は、月組「スカーレットピンバーネル」で、龍真咲と明日海りおさんの着ていたものだそう。
元月組のあーさが、研2になったばかりの時の公演です。
その頃スターさんたちが着ていた衣装を今回自分が着れる立場になるとは、感慨深いものがあるでしょう。
昨日は明日海りおさんがご観劇だったそうです。その前には龍真咲さんもご観劇されたとか。
芝居上手な月組のDNAを受け継ぎつつ、雪組で開花しようとしているあーさのことを、二人の元スターさんたちは嬉しくご覧になったことでしょう。

その後の男役群舞でも、あーさは生き生きと踊っていました。

友だちのあーさファンは、今回「女役」であることを残念がっていましたが、大きな役キャロルを経て、あーさはスターとして更に大きくなれるような気がしています。
まだ始まったばかりですが、回数を重ねるごとにキャロルは素敵に進化していくだろうとも思っています。楽しみです♪

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