先日NHKBSプレミアムで花組公演「MESSIAH -異聞・天草四郎-」「BEAUTIFUL GARDEN」が放送されました。
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「BEAUTIFUL GARDEN」での水美舞斗の大活躍
NHKの映像では、番手に縛られず、舞台で活躍している人を写し出してくれるので、見ごたえがあります。
ショー「BEAUTIFUL GARDEN」では、マイティが各場面で大活躍していて、それがもれなく映し出されて、マイティの魅力が詰まったショーでした。
「マイティの筋肉」とよく言われますが、片手側転をはじめ、ずば抜けた身体能力、軽快なジャンプ力、キレキレのダンス!
「アンダルシアの赤薔薇」では、青いライトを浴びての妖しいマイティの表情が、最初と最後まできちんと写されているのが、流石NHKでした。
1年前にショーでここまで活躍を魅せてくれ、新生花組はプレお披露目公演がダンスショーで、「ダンスの花組」として打ち出していこうとしている中で、マイティの活躍を期待しないで、どうするのか?と思います。
「Dream On!」でのショースターとしての活躍
今年の5月にバウホール「Dream On!」の2部に別れてのショーに特別出演したマイティは、観客を虜にして空気を動かすショースターそのものでした。
お稽古期間がとても短い中、歌の量もダンスの量も驚異的な多さでした。
超ハードスケジュールの中、練習を重ねて素晴らしいショーをつくりあげていました。
特に前半の「特別出演」のマイティは、後半の綺城ひか理くんと飛龍つかさくんのお手本的な役割を担っていました。
Dream On!の意味 「夢でも見てろ!、何寝ぼけたこと言ってんの?」という意味があるそうで、実際に公演を観ている人は少ないので、この公演自体を馬鹿にしている方が多いようです。
敢えてそんな馬鹿にするような公演を、ハードスケジュールの中、劇団がやらせますか?
「新生花組はダンスの花組」として打ち出していくと決めているから、敢えて「Dream On!」をスケジュール的な無理を覚悟で行ったのかなと思っています。
若手中心で見事にこなしていて、花組の底力を感じました。
マイティはこちらに前半主演で特別出演し、その後は明日海りおコンサート「恋するAREANA」で、瀬戸かずやさんと共に2番手的な貴重な役割を担っていました。
ここまで頑張って、組替えして来るひとこちゃん(永久輝 せあ)が上に来るとは考えられません。
(私は前回も書きましたが、長いひとこちゃんファンです)
そして前回のブログで書きましたが、花組に組替えして来るひとこちゃんが、雪組最後の本公演『Music Revolution!』の中で、一番激しいダンスシーン“Dance Revolution”で真ん中を務めたことは、花組組替えへの試金石だったと思います。
宝塚の公演スケジュールは長いスパンの中で練りに練り、実行されているのだとあらためて思いました。
階段降りについて 花組と雪組の違い
マイティはフィナーレの階段を「一人降りしていない」と言われますが、それは花組と雪組の違いがあります。
花組「Beautiful Garden」で、マイティは男役5番目で両隣に娘役さんがいました。
雪組『Music Revolution!』で、ひとこちゃんは男役5番目で降りています。
雪組では、娘役はエトワールとトップ娘役しか階段降りしないので、娘役さんが階段降りする花組とは違います。
男役の階段降りとしては、ひとこちゃんも1年前のマイティも同じ5番目です。
今月末から始まる花組『シャルム!』では、鳳月杏さんが組替えされたので、多分マイティは一人降りになると思います。
『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』の水美舞斗の役
マイティ演じる庭師ニック・ロックウッドは、柚香光演じるハーヴィー・ロックウッドを引き取って育てた叔父にあたる役なので、「老け役」だと言われますが、「登場人物紹介」では、【ウィングフィールドの屋敷】の欄に名前が記されています。
シャーロット(華 優希)やその母親とともに、若い庭師として登場するのでは?と思っています。
「MESSIAH」でのマイティ演じる松平信綱役は、若い役と回想での老け役の両方を演じていましたが、多分『A Fairy Tale 』もそうなると思います。
「薔薇の園」の庭師は重要な役どころかな?と思っています。
水美舞斗稽古場キャストボイス
『お芝居は、植田景子先生の素敵な世界観をつくり上げる為に、それぞれが役を掘り下げ、懸命にお稽古中です!』
あと3週間で初日の幕があがります。初日を観劇予定なので、またこのブログでマイティの活躍の程をご紹介します。
組替えでひとこちゃんが95期を抜かすことは考えられない
ひとこちゃんが、凰稀かなめさんのように、組替えとともに突然2番手というのは無いでしょう。
雪組で95期の下だったように、現状で95期の上に行くことは考えられません。
現在人気面だけでも、マイティと大きな差があります。
雪組の停滞状態から考えたら、マイティの下でもひとこちゃんの番手は、とてもあがります。
これから花組でひとこちゃんは人気を獲得していくでしょう。
劇団が人気を無視して番手をつけていくのは、「反感」をかうだけだと思います。
「visa」のイメージキャラクターになるのでは?という噂がありますが、そうなった時には番手が上がっていくのは仕方がないのかも。
新生花組について
今までの延長でれいまい(柚香・水美)でアピールしていくと思います。
ひとこちゃんが入ってれい・まい・ひとこ
面長でイケメンのスッとしたタイプなので、紅ゆずるさんファンは、ひとこちゃんファンでもあるのでは。(私のように)
紅さん退団とともに、れい・まい・ひとこのビジュアル系ダンサーファンも多いのでは。
下には、聖乃あすか、帆純まひろもビジュアル派として控えています。
歌では、あかちゃんが組替えしても、飛龍つかさくん、和海しょうくん、羽立光来くんが控えています。
娘役ダンサーは?
春野寿美礼さんがトップの時は、現在劇団で振付家をされている同期の鈴懸三由岐さんがダンサーとして活躍されていました。
今回退団される娘役さんを除いて、これからダンサーとして活躍されるのは、更紗那知さん?もう少し若手が抜擢されていくのかな?
娘役トップ華優希ちゃんは、お芝居やショーで華をそえるだけで充分だと思います。
「BEAUTIFUL GARDEN」をNHKBSの美しい映像で見るだけで、花組らしい華やかさが存分に楽しめました。
明日海りおさんが退団されることは、大きい損失ですが、「宝塚は新しいスター誕生」で新陳代謝をはかってきました。
新生花組の将来も明るいと思います。
宝塚ファンの間では「悲観論」が結構駆け巡っていますが、「夢をみて楽しむ所」なので、楽観的に前向きにとらえる方が楽しいと思います。
(私自身ネガティブな所がありますが、宝塚に対してはポジティブ思考でありたい)
そんな花組にマイティはとても大切ですし、新たに加わるひとこちゃんによる化学反応もまた素敵な香りと華やぎをもたらしてくれるでしょう。
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