アンダー95期時代到来!史上最年長のトップ就任は?
こんにちは、くららです。
トップスター人事が混とんとしている中、既に退団発表をされた花組柚香光さん後継者は、97期永久輝せあさんだと思います。
これは間違いないでしょう。
95期全盛時代」を経て、いよいよアンダー95期時代の到来です。

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月組のトリデンテの今後

一方、月組の次期トップスターについては意見が分かれる所です。

まだ、月城かなとさんが退団発表された訳ではありません。

通常、「トップ・トップ娘役・2番手」のトリデンテは同じメンバーが続いたとしても5作目までです。

月組が「月城・海乃・鳳月」の体制になって、現在上演中の『フリューゲル/万華鏡百景色』が4作目です。

来年の5作目となる『Eternal Voice 消え残る想い/Grande TAKARAZUKA 110!』(宝塚110周年第三弾、3月29日宝塚初日、7月7日東京千秋楽)で、3人のメンバーに何か変化があると思うのは当然でしょう。

いつも宝塚ファンの友人たちと話をして、「鳳月杏さんが月組トップスターに就任されるか?」について懐疑的になります。

一方、今年93期の芹香斗亜さん宙組トップスターに就任されました。
芹香さんの場合は、研8の3月に花組の2番手に就任され5作を経て宙組に異動。宙組でも2番手を9作経験されました。新人公演主演を4回、研7、研11でバウホール主演。東上主演も2回経験済み。
今年の6月12日付で宙組9代目トップスターに就任。
プレ新トップお披露目公演『エクスカリバー』も大評判で終わり、今月の終わりに新トップ大劇場お披露目公演『PAGAD(パガド)』『Sky Fantasy!』が初日を迎えます。

芹香さんは、研17でトップスター就任でした。もし鳳月さんが来年トップスターに就任されるとすると、研19
宝塚史上、高学年のトップスター就任は研18なので、その記録を塗り替えることになります。
中卒で音楽学校に入学されているので、同期の中では一番お若いですが。

現在宝塚のトップスター候補が不足しているわけでもなく、東上公演もすませ、2番手羽根を背負ったスターが沢山控えています。

そんな中で、鳳月さんがトップスターに就任されるのだろうか?

木曜日の月組新人公演を観劇しましたが、若いスターたちが抜擢され活躍されていて輝いていました。

今さら逆行人事を行うのか、やはり懐疑的に思ってしまいます。

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若手抜擢をして盛り上がっている月組

今回本公演のお芝居『フリューゲル』ショー『万華鏡百景色』ともに、出演者たちの出番がとっても多くて、研1生までお顔がしっかり見える公演になっています。みんながイキイキと活躍されているのが眩しい。

そして新人公演では、研2の雅耀さんが3番手の風間柚乃さんのルイス役に抜擢されて舞台度胸が良くてイキイキと活躍されていました。風間さんの役は、2番手の鳳月さんの役より出番もセリフも歌も魅せ場も多いです。圧倒的な華があって、端正なお顔でスタイルもよく、アイドル的な「将来のスター」という感じで発光していました。【過去を辿ってみましたが、研2で大きな役に抜擢というのはあまり例がありませんでした】

前回の『応天の門』の新人公演では、107期の一輝翔琉さんが2番手の鳳月さんの役を演じていました。一輝さんも舞台で華があり、お芝居が上手です。

お二人とも、歌唱面等ではまだまだ鍛錬が必要だと思いますが、華のあるスター性というのは持って生まれたもの。

月組は天海祐希さんを研1で新公主演に早期抜擢して、研7でトップスターに就任させた組です。それ以降も大和悠河さん龍真咲&明日海りおコンビ珠城りょうさん等早期に抜擢・育成されていました。

一輝&雅コンビで同じような売り方をしていくのかな?と思っています。

前回『応天の門』の新人公演で主演をした105期の七城雅さんも、スター然とした存在になりつつあるように感じました。

今回新人公演の主演をした瑠皇りあさんも、実力とビジュアルを兼ね備えたスターさんです。

娘役さんも、実力とビジュアルを兼ね備えた新人さんが沢山いらっしゃいました。

3番手風間柚乃さん、4番手礼華はるさん、5番手彩海せらさん。

舞台を見て、地味目に感じる部分は、積極的に若手を抜擢して盛り上げていくのかな?と感じています。

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95期等の今後は?

2番手羽根を背負って、ポスターや雑誌などでも2番手の扱いを受けていたら、そのままトップスターに就任するのが以前は当たり前でしたが、それが当たり前で無くなってきているので、で不透明感が漂ってファンがヤキモキしてしまう傾向が続いています。

アンダー95期では、永久輝せあさん暁千星さんは、トップスター就任は確実でしょう。

トップスター候補としては、専科の、凪七瑠海さん(89期)、水美舞斗さん(95期)、瀬央ゆりあさん(95期)。
そして月組の鳳月杏さん(92期)、雪組の朝美絢さん(95期)、宙組の桜木みなとさん(95期)でしょうか。みなさん来年の宝塚スターカレンダーに掲載されます。

雪組の和希そらさん(96期)、宙組の瑠風輝さん(98期)は、もう少し後に分類されると思います。

来年の「宝塚パーソナルカレンダー」発売者

花組]柚香光・永久輝せあ
月組]月城かなと・鳳月杏
雪組]彩風咲奈・朝美絢
星組]礼真琴・暁千星
宙組]芹香斗亜・桜木みなと
専科水美舞斗

凪七さん瀬央さんは発売されません。お二人は本公演で2番手羽根も背負われていません。「トップスター候補では無い」と判断しても良いでしょうか。

桜木さんと2番手羽根

桜木さんは、9月29日初日の『PAGAD(パガド)』『Sky Fantasy!』で、2番手羽根を背負われると思います。

芹香さんが稽古場情報で『PAGAD』は、映画「BLACK MAGIC」が基本になっていると言われていたので、あらすじを調べてみました。

公演解説に、瑠風さん演じる復讐相手の悪役ド・モンターニュ子爵は載っていましたが、桜木さん演じる近衛隊長のジルベールは載っていませんでした。

しかし役として美味しいのは断然ジルベール。近衛隊長のコスチュームも格好良いでしょうし、春乃さん演じるロレンツァの恋人で、芹香さん演じるカリオストロ伯爵の恋敵

ラストはカリオストロ伯爵とジルベールの決闘場面で盛り上がると思います。公式ページの人物相関図でも、ジルベールは写真付きで大きく表示されていました。

ショーでは、桜木さん中心のシーンもあるようですし、「2番手」に就任2番手羽根を背負われると思います。

「歌劇」、「宝塚GRAPH」の扱いが、2番手クラスです。

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トップスター候補4人

花組…永久輝
月組…?
雪組…2025年以降
星組…2025年以降
宙組…2025年以降

92期
鳳月杏(月組)
・新公主演0.50回
・バウ主演1回
・東上主演2回
・新春ポート入り研10
・同期の中では最年少
・2番手4作目

95期
桜木みなと(宙組)
・新公主演2回
・バウ主演2回
・東上主演2回
・新春ポート入り研7
・2番手これから

朝美絢(雪組)
・新公主演2回
・バウ主演1回
・東上主演2回
・新春ポート入り研8
・2番手4作

水美舞斗(専科)
・新公主演1回
・バウ主演1回
・東上主演1回
・博多座W主演1回
・新春ポート入り研8
・同期の中では最年少
・2番手2作

最近の2番手退団者

美弥るりか(89期)
・新公主演1回
・バウ主演1回(プレ退団公演)
・東上主演1回(東上W主演1回)
・新春ポート入り研10
・2番手5作目で退団

瀬戸かずや(90期)
・新公主演1回
・バウ主演1回
・東上主演1回
・新春ポート入り研13
・2番手2作目で退団

愛月ひかる(93期)
・新公主演4回
・バウ主演1回
・東上主演2回
・新春ポート入り研8
・同期の中では最年少
・2番手3作目で退団

現在トップスター候補の4名全員がトップスターに就任することは、難しいような気がします。2番手で退団される方もいらっしゃるかも。

長い間専科でみんなをまとめていた轟悠さんが退団(2021年10月1日付)されて、現在は凪七瑠海さんがそれに近い役目を担われています。現在研21です。凪七さんがずっと続けられたら良いですが、誰かがその代わりに担うこともあるのか。

コロナ禍と「95期隆盛」時代を経て、現在今まで無かったスター渋滞状況になっています。

これからどのように動いていくのでしょうね。

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