「宝塚GRAPH11月号」とSNS等での誹謗中傷警告
こんにちは、くららです。
本日は「宝塚GRAPH11月号」の発売日でした。

そして劇団から「SNS等での誹謗中傷について」というメッセージが出されました。
それらのことについて書いていきたいと思います。

宙組中心の「宝塚GRAPH11月号」

表紙は芹香斗亜さん
数々のグラビアの中、ベレー帽がとっても似合っていて可愛く素敵でした。
『Xcalibur エクスカリバー』の舞台写真、楽屋写真とともに、芹香さんのミニインタビューもありました。

8ページに渡る「Impression」は、宙組新2番手の桜木みなとさん
最後の「桜木みなとが選ぶ宙組NO.1」には、5人の笑顔の宙組生たちも紹介されていました。

娘役にフォーカスがあたる「moi-mene」は、トレード組替が発表されている天彩峰里さんきよら羽龍さん
お二人とも可愛くて魅力的でした。

新生宙組のトップお披露目公演が9月29日(金)に初日を迎えて、現在は絶賛公演中の予定だったので、新生宙組メンバー特集のような11月号だったのでしょう。
「歌劇10月号」も芹香さんの表紙でした。この発売時は、宝塚全体が更に沈痛な大きな哀しみの中にありました。

本来ならば、現在宙組が5組の中で一番祝福ムードの中にいるはずでした。

しかし悲しい自死があり、劇団が外部の弁護士の方々による調査チームを立ち上げ、関係者へのヒアリング等を行っている状況です。(調査の結果については、しかるべき時期に情報発信されるとのこと。)

文春が次々に大きく報道していることで、ファンたちも大混乱の中にあります。
さらに本日店頭で発売の「週刊文春」に加えて「週刊新潮」と「女性セブン」でも、面白おかしく宝塚の話題を取り上げられていました。さらに別の雑誌も取り上げていくかもしれません。

「宝塚GRAPH11月号」の、宙組生たちの屈託のない笑顔を見ながら、宙組生たちを苦しめている現状に胸がしめつけられる思いでした。
私は新生宙組の希望に満ちたパワフルで笑顔いっぱいのショーを初日、2日めと観劇しました。みなさん生き生きと水を得た魚のように活躍され、9月30日の2回目公演までは明るい新生宙組の希望の虹が見えていました。

しかしその後は「天国と地獄」の落差。さらに実名でイジメ側とされた方の思いは、想像に絶します。

週刊誌の片側からだけの一方的な報道なのに、そのまま信じてしまう方が多いことに驚きました。(ましてや信じないと書いた私を攻撃してくる)

週刊誌報道よりも、劇団が外部の弁護士の方々による調査チームを立ち上げ、関係者へのヒアリング等を行っているので、その調査報告を待って、判断することが適切だと思っています。

劇団より「SNS等での誹謗中傷について」の警告

警告内容

本日午後6時に、SNS等においての特定の生徒に対する誹謗中傷に対して、発信者情報開示請求に加え、刑事告訴や被害届の提出を含め然るべき法的措置により毅然とした対応を取っていくという警告が、公式ページに掲載されました。

「心当たりのある方は、速やかに書き込み等の削除などの対応をしていただけますようという」という文言があったので、本日までのものは削除で猶予されるのかな?とも思いました。

これからの特定の生徒に対する誹謗中傷に対しては、法的措置をとっていかれるということでしょう。

本日の発表のタイミングは?

明日10月20日(金)は、現在中止になっている宙組公演の、10月24日(火)以降の公演実施の有無についての発表日です。

前日の夜に「誹謗中傷」法的措置について説明があったということは、「24日から公演再開を予定されている」から、このタイミングの発表だったのかな?と思いました。

現在公演が止まってるのは、ヒアリングが目的ではなく、宙組生の舞台に出演できる状態になるまでの、心身の回復を待っているのだと思います。
宙組生たちの心身の状態が本当に大丈夫になっているのなら、24日に公演が再開されても良いと思います。そうでないなら、大丈夫な時まで延ばして欲しいと思います。

宝塚での「イメージ」は、とても大切だと思うので、いつまでも公演中止が続いて、週刊誌報道などでイメージを壊す報道が次々に行われることは、大きなダメージだと思います。

実際に宙組生たちの元気な舞台姿を見ることができたら、それまでのマイナスイメージも払拭されていくと思います。

宙組生たちの心身のケアを最優先にして、大丈夫とみなされたら、そこからは「プロの劇団員」としてプロの仕事を舞台でつとめていって欲しいです。

誹謗中傷から守ることはとても大切

SNSでの誹謗中傷は、相手が見えていないので言いたい放題です。そうでなくてもメンタルが弱っている時に、さらに追い打ちをかけるように、それらを目にしたら。どんなにグサッグサッと心身が傷つくことか。
そして個人の尊厳やプライバシーも、守られなければなりません。

素人考えでは、まず「誹謗中傷」のもとを振りまいている、「各雑誌社に誹謗中傷についての警告をしろよ」と思いますが、それは裁判に訴えるという方法しかできず、時間がかかってしまうから避けられているのでしょうか?開示したくないプライバシーが開示されてしまう心配もあるでしょう。

雑誌に掲載されていることを、そのまま鵜呑みにしてブログや「X」に掲載して語ることも、誹謗中傷となるそうです。

このブログを書いている、私をはじめとして、情報発信者は、「誹謗中傷していないか」と自分で確かめる行為を怠ってはならないと思いました。

第三者委員会の調査報告とそれ以降に期待

第三者委員会の調査報告は、お亡くなりになった方のプライバシーを尊重して、なんでもかんでも公表するのが良い訳では無いと思います。
「加害者」がいなくても、自死するケースはいくらでもあります。
週刊誌のように、実名を報告する必要はないと思います。
それで、「隠蔽だ!公表しろ!」と騒ぐのはおかしいです。

今回は、ヒアリングによって、「何が問題だったのか」を理解し、二度と同じことがおきないように、対策をねったり、改革をしていくことが重要だと思っています。

第三者委員会の報告は、ヒアリングを終えたからと言って、すぐに公表できるものでもないと思います。

また、その報告を受けての、劇団としての見解の発表や、今後の改革については、しっかり時間をかけて検討して欲しいと思います。

何もしなければ「隠蔽」と言われるので、その経過を逐次報告してくださったらと思います。

第三者委員会の報告が悪者をあぶりだすことでは無く(悪者は存在しないと思いますが)、今後の宝塚の再生に繋がるものであって欲しいです。

そして宙組生たちのイメージが回復していくことも切に願っています。

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