大きな発見「トークDX」人事
こんにちは、くららです。
20日は宝塚グラフの発売日です。

定期購読しているのではやくに届いていますが、発売日がやってきて記事にするのを待っていました。
朝美殉くんと潤花ちゃんの“ジュン・ジュン”コンビの美しい表紙をはじめ、読み応えのある内容でした。

あることから、過去をたどってみて、ある事実がわかりました。

明日海さんがトップスターの元では、芹香斗亜さんと柚香光さんの3人で「トークDX」に掲載されていました。

2人のどちらが花期トップスターになるか?2015年『カリスタの海に抱かれて』の時から明確だったことがわかりました。

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トークDXコーナーの人選には意味がある!

「宝塚グラフ2月号」で「いつもと違う!」と思ったのは、トークDXコーナーです。

最近は「トップスター×2番手」の2人で。舞台衣装化粧でトークするコーナーでした。

それが2月号は、柚香光×水美舞斗×永久輝せあ、3番手も追加されて、3人がメンバーでした。

かつては、2人以上での「トークDX」を見た記憶がありますが、最近では無かったことです。

しばらく過去を振り返ってみると、2018年までずっと「トップスター×2番手」の2人掲載でした。

そして「2人掲載」でなかったのが、「明日海×芹香×柚香」だったのです。

花組の時の芹香さんは後継の「2番手」では無かった?!

芹香斗亜さんは、2015年『カリスタの海に抱かれて』から、2番手羽根を背負ったので、誰もが「花組の次期トップスターの2番手」と思っていました。

その解釈が微妙に間違っていたことがわかりました。

芹香さんが次期花組トップスターならば、「トークDX」に「明日海×芹香」の2人だけで掲載されるはずです!

2015年に、2番手の羽根を背負った時から、芹香さんと共に柚香さんが「トークDX」メンバーでした。ずっと3人!

これが意味することは、芹香さんが2番手、柚香さんが3番手でしたが、芹香さんは2番手就任時から「花組後継の2番手」では無かったということです。

他の組と比較すると、そのことの意味がわかります。「トップスター×次期後継2番手」だけが2人掲載されています。「2番手退団」ケースを除いて。

芹香さん宙組に組替してから、2018年6月号に「真風×芹香」で初掲載されています。それ以降もずっと2人でした。
真風さんの後を継ぐのは、芹香さんでしょう。
真風さんが『NEVER SAY GOODBYE』で退団されるかも?というフラグが次々に立っています。

芹香さん組替後、柚香さん2018年4月号「明日海×柚香」で初掲載されています。(柚香さんの方が2か月はやい)
柚香さんが明日海さんを継いで花組トップスターに就任されました。

芹香さんの正式な2番手期間
芹香さんの2番手時代を花組の時も含めると大変長いですが、宙組に組替してからを正式な「2番手」と数えると、『NEVER SAY GOODBYE』で7作目です。

礼真琴・柚香光トップ同時期就任計画
はじめから礼真琴くんと柚香光くんは、同時期にトップスターに就任する構想があったのだと思います。
花組で芹香さんが柚香さんより上級生なので「2番手」という形をとっていましたが、芹香さんは他組に組替して正式な2番手に就任する考えが、2015年からあったのでは?と思います。
だから単独2番手として掲載されていなかった。(私の勝手な憶測です)

長期計画で人事が遂行されていることがわかります。

先日発表された暁千星くんの星組組替も、大分前からの構想でしょうね。

「トークDX」メンバーが興味深くて辿っていたら、宝塚100周年の2014年まで振り返ってしまいました。

トークDX 2021年から2014年掲載者

トークDX 2021
2月 真風涼帆×芹香斗亜
3月 望海風斗×彩風咲奈(退団)
5月 礼真琴×愛月ひかる
7月 柚香光×瀬戸かずや(退団)
8月 珠城りょう×月城かなと(退団)
10月   真風涼帆×芹香斗亜
11月 彩風咲奈×朝美詢(新)
12月 礼真琴×愛月ひかる(退団)
トークDX 2020
1月 珠城りょう×月城かなと(新)
2月 真風涼帆×芹香斗亜
3月 望海風斗×彩風咲奈
5月 礼真琴×愛月ひかる(新)
10月  柚香光×瀬戸かずや(新)
12月  珠城りょう×月城かなと
トークDX 2019
2月 望海風斗×彩風咲奈
4月 紅ゆずる×礼真琴
5月 明日海りお×柚香光
6月 珠城りょう×美弥るりか(退団)
7月 真風涼帆×芹香斗亜
9月 望海風斗×彩風咲奈
10月 紅ゆずる×礼真琴(退団)
11月 明日海りお×柚香光(退団)
トークDX 2018

2月 望海風斗×彩風咲奈 
4月 明日海りお×柚香光 (新)
5月 珠城りょう×美弥るりか 
6月 真風涼帆×芹香斗亜(新)
7月 紅ゆずる×礼真琴 
9月 望海風斗×彩風咲奈 
10月  明日海りお×柚香光 
11月  珠城りょう×美弥るりか 
12月  真風涼帆×芹香斗亜 

トークDX 2017

1月 早霧せいな×望海風斗 
2月 明日海りお×芹香斗亜×柚香光 
4月 珠城りょう×美弥るりか(新)
5月 朝夏まなと×真風涼帆 
6月 紅ゆずる×礼真琴(新) 
7月 早霧せいな×望海風斗 
9月 明日海りお×芹香斗亜×柚香光(組替)
10月 珠城りょう×美弥るりか 
11月 朝夏まなと×真風涼帆(退団) 
12月 紅ゆずる×礼真琴 

トークDX 2016

1月 明日海りお×芹香斗亜×柚香光 
2月 龍真咲×凪七瑠海×美弥るりか×珠城りょう
3月 朝夏まなと×真風涼帆 
5月 早霧せいな×望海風斗 
6月 北翔海莉×紅ゆずる 
7月 明日海りお×芹香斗亜×柚香光 
8月 龍真咲×凪七瑠海×美弥るりか×珠城りょう (退団)
10月  朝夏まなと×真風涼帆 
11月 北翔海莉×紅ゆずる(退団)

トークDX 2015
2月  凰稀かなめ×緒月遠麻×朝夏まなと(退団)  
3月  早霧せいな×夢乃聖夏×望海風斗(新生雪組) 
5月  柚希礼音×紅ゆずる×真風涼帆(退団)
6月  明日海りお×芹香斗亜×柚香光 (新)
7月  龍真咲×凪七瑠海×美弥るりか×珠城りょう 
9月  朝夏まなと×真風涼帆(新) 
10月 早霧せいな×望海風斗(新) 
11月 北翔海莉×紅ゆずる(新) 
トークDX 2014 100周年

2月  壮 一帆×早霧せいな 
3月  柚希礼音×北翔海莉×紅ゆずる×真風涼帆(ナポレオン) 
5月  蘭寿とむ×明日海りお(退団) 
6月  龍真咲×凪七瑠海×美弥るりか 
7月  凰稀かなめ×緒月遠麻×朝夏まなと 
8月  壮一帆×未涼亜希×早霧せいな(退団)
10月 柚希礼音×紅ゆずる×真風涼帆
11月 明日海りお×北翔海莉×望海風斗 (エリザベート)
12月 龍真咲×凪七瑠海×美弥るりか×珠城りょう(珠城追加)

100周年の頃は、「2番手」がはっきりしていない組が多かったことがわかります。

月組の龍真咲さんがトップスターだった時は、凪七瑠海さん美弥るりかさんが「2番手」ごまかしされていて、珠城さん2014年12月号よりトークDXメンバーに加わり4名になりました。
途中から珠城さんは2番手羽根を背負っていましたが、龍真咲さんの退団まで4名がメンバーでした。

宙組凰稀かなめさんがトップスターの時も、朝夏まなとさんが2番手羽根を後半背負われましたが、凰稀さんの退団まで「凰稀かなめ×緒月遠麻×朝夏まなと」の3人がメンバーでした。

星組柚希礼音さんのトップ時代の後半は「柚希礼音×紅ゆずる×真風涼帆」の3人でした。
真風さんは3番手の位置でも、限りなく2番手に近い強さでした。紅さんと真風さん2人が2番手羽根を背負われていましたね。
紅さん、真風さん共にトップスターに就任されています。

そして北翔海莉さんは専科から各組に特出されると、その組のトークDXメンバーになっていました。
専科生であっても、やはり特別だったので、トップスターに就任されたのですね。

美弥るりかさん、瀬戸かずやさん、愛月ひかるさんは、2番手としてトークDXメンバーの常連で2番手羽根を背負われていましたが、2番手退団をされました。

水美舞斗さんは、「トークDX」に2番手として単独では掲載されず、2番手羽根も背負われていません。
上記の2番手退団された3人のスターより、将来の計画がある、ということなのでしょうか?
3番手の永久輝さんが強いということもありますが。

宝塚の出版物の掲載には、それほど意味が無い場合もありますが、長年続いている「トークDX」には、奥深い意味があるような気がします。

2014年は「トップスター・2番手」の2人掲載は、雪組の「壮 一帆×早霧せいな」、「蘭寿とむ×明日海りお」の2ペアだけでした。
スターの扱いにも、変化があることがわかります。
2015年4月に小川理事長が就任されたことも影響しているでしょうか。

2021年4月から木場理事長になりました。
またスターの扱いに変化があるような気がします。

いろんなところで変化の兆しを感じる2022年の宝塚。

久しぶりの3人掲載の「トークDXコーナー」からも、変化の兆しを感じました。

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