巡礼の年〜リスト・フェレンツ先行画像と人事
宝塚の公式サイトのニュースから、冒頭にあった公演情報が消えました。
全組の公演が通常運転になったからですね。
宝塚に普通の毎日が戻ってきたようで嬉しく思いました。

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美しすぎる花組トップコンビ

花組『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』の先行画像が公開されました。

「超綺麗!」
向きが見にくいので、スマホを傾けてマジマジと鑑賞しました。
この先行画像は、傾けずに原型とおりに見るのが正解なのでしょうか。
90度傾けてしっくりくる私は、頭が硬いのかな?と思ったり。

『ポーの一族』の成長したアランとポーツネル男爵夫人のようにも思えました。
カラーコンタクトが神秘的。

花組のビジュアル、れいまどコンビにハズレなし!ですね。
ふたりの距離が近いのも、花組らしさかな。

リストの髪型が似合う美形はなかなかいない

リストイメージ画像
これはリスト・フェレンツの似顔絵です。リストは、れいくんの写真のままの髪型だったようです。

れいくんは、頭の形から全て整っている美形なので、この髪型がとっても似合っていますが、なかなかこの髪型が似合う男の人、男役さんはいないでしょう。

新人公演は誰がやるのかな?と思ってしまいました。
頭の形、顔の形が整っていないと事故ってしまうような。

そして今回お化粧が薄いというか、ナチュラルです。
男役メイクというより素化粧メイクで、Chacott(化粧品)のモデルの雰囲気に近い感じです。

リストは、「女性達を虜にしてやまない類まれな美貌」だったとのことですが、画像に見事にその美貌が表現されています。

カメラの前に立つだけで、役になりきって雰囲気を醸し出してくれるのが柚香光くんの凄いところですが、今回のリスト役で、今まで演じられなかった新境地を開拓されていくような気がしています。

X JAPANのYOSHIKIさんと同じ髪型!

昨日ユーチューバーのヒカルさんが、「X JAPANのYOSHIKIさんに呼び出されました」という動画をアップされていて見たところでした。
この動画は、Yoshikiチャンネルにも後半編がアップされていて、二人のコラボになっています。

近寄りがたいカリスマ性のあるYOSHIKIさんが、気さくにヒカルさんと話されていて、ビックリ。
HIDEさんとの仲良しエピソードも話されていました。
そして、いつも大胆なヒカルさんがYOSHIKIさんの前では始めは大緊張なのも新鮮でした。

YOSHIKIさんは髪型がリストのようでもあり、先行画像の柚香光くんととっても似ています。
リストの髪型は、美しい人にしか似合わないと書きましたが、YOSHIKIさんにはとっても似合っていました。やはり美貌の人だから。

YOSHIKIさんは、ピアニスト兼ドラマーです。
リストは、超絶的な技巧を持つピアニストで「ピアノの魔術師」と呼ばれ、どんな曲でも初見で弾きこなし、その技巧と音楽性から「指が6本あるのではないか」という噂が信じられるほどだったそうです。
そういう「天才ピアニスト」としても、YOSHIKIさんに通じるところがあります。

柚香光くんもピアノがとってもお得意でお上手だそうです。
舞台の上で、れいくんのピアノの生演奏があるかもしれないなと勝手に期待しています。

柚香光……リスト……YOSHIKI
と、私の中では一本で繋がりました。本当に昨日のヒカルさんのYouTubeはタイムリーでした。

主要な出演者

公演解説に名前が掲載されているのは、恋人のマリーと友人のショパンの2人だけです。

運命の恋人マリー・ダグー伯爵夫人……星風まどか

リスト……1811年10月22日生
マリー……1805年12月31日生

マリーの方が6歳年上です。
マリーは、20歳も年上のダグー伯爵と結婚して、2人の子どもをもうけていましたが、夫との関係は形骸化していました。

パリの「三大美人」のひとりと言われる、社交界の花形。

リストは、ピアニストとして当時のアイドル的存在で、失神する女性ファンが続出するほどの大人気だったそうです。

他の夫人との恋愛に成功した後、自信がついてマリーと出会い恋に落ち、1835年にスイスへ逃避行の後、約10年間の同棲生活を送り3児を儲けました。

リストは女性にもてて女性関係が派手だったので、マリーはリストの浮気を疑い根拠のない嫉妬に狂ったり、「成り上がりもののドン・ジュアン」と呼んだりするようになって、二人は1844年に別れました。

マリーは、パリで作家活動を始め、別れた年暴露本の元祖ともいえる「ネリダ」という小説を発表しました。リストとマリーをモデルにして、無能の画家(リスト)に騙されたヒロイン(マリー)の話でした。(マリーは執念深いところもある女性のようです。)

2人が共に生活していた頃、リストは≪巡礼の年、第1年:スイス≫と≪巡礼の年、第2年:イタリア≫、さらに≪ヴェネツィアとナポリ≫の初稿を作曲しています。このあたりが、今回の宝塚のタイトルになったようです。

リストとマリーのロマンスが描かれるようですが、最後の方のドロドロとしたものも描かれるのでしょうか?

先行画像の星風まどかちゃんは、横顔が綺麗でとっても大人っぽいです。

今度「歌劇4月号」の表紙を飾ります。

トップ娘役歴5年目を迎え、娘役としての貫禄を感じさせてくれるまどかちゃんのヒロインは、ロマンスでは終わらない、今までと違ったものになるのでしょうか?そういう点も楽しみです。

最大の好敵手のショパン……水美舞斗?

ショパンとの友情を交えて描かれるようです。

花組の2番手は、水美舞斗くんです。
柚香光くんとの友情といえば、同期で同組配属の水美舞斗くんがふさわしいので、ショパンはマイティかな?と思っています。
「役者」なので実生活は関係ない気もしますが。

しかしショパンが水美舞斗さんで無かったら、また騒ぎになりそう。

その他の配役は?

朝夏まなとさん主演『翼ある人びと—ブラームスとクララ・シューマン—』では、朝夏さんがブラームス、愛月ひかるさんがリスト、緒月遠麻さんがシューマン、春瀬央季さんがワーグナーを演じられました。

リストの友人としてメンデルスゾーンも有名です。

演出の生田先生が、解説に2つの役名しか書かれませんでしたが、たくさんの役がついて、花組生が大活躍する舞台であったら良いなと思います。

これからの人事は?

visa看板
宙組公演を観劇した時に、VISAの看板が新しくなっていることに気がつきました。
2019年11月にVISAのイメージガールに就任されて、この度看板が一新されたようです。過去にトップスターに就任しないまま、看板が一新されたスターはいたのか気になり、過去のVISAイメージガールについて調べた見ました。

VISAイメージガール

愛華みれ(71期)【花組】
研14でトップ就任
1993年 〜 2001年11月11日 9年間。
研6の時にイメージガールに就任。

春野寿美礼(77期)【花組】
研12でトップ就任
2001年11月11日 〜 2007年12月24日 7年間。
2002年10月、VISA協賛『エリザベート』でトップお披露目。

音月桂(84期)【雪組】
研12でトップ就任
2008年1月 〜 2012年12月24日 5年間。
2011年1月、VISA協賛『ロミオとジュリエット』でトップお披露目。

明日海りお(89期)【月組・花組】
研12でトップ就任
2013年1月〜2019年11月24日。7年間。
2014年8月、VISA協賛『エリザベート-愛と死の輪舞-』でトップお披露目。

永久輝さんは春から研12になります。

初代の愛華さんをのぞいて、春野さん、音月さん、明日海さんは研12でトップスターに就任されています。
今の状況では、永久輝さんが研12でトップスター就任ということは、無いでしょう。

VISAイメージガール就任からトップまでの期間
愛華さん 研6でイメージガールに就任して研14でトップ就任
春野さん 研11でイメージガールに就任して研12でトップ就任
音月さん 研9でイメージガールに就任して研12でトップ就任
明日海さん研10でイメージガールに就任して研12でトップ就任
永久輝さん研9でイメージガールに就任してでトップ就任

永久輝さんがVISAイメージガールに就任した2019年11月はコロナ禍前です。
その時は今と違う予定があったかもしれません。

しかし2020年の春に「緊急事態宣言」が発令されて全公演中止になったり、それから2年経った今でも、公演が余儀なく中止に追い込まれたりしています。

そういうことを受けて、波風立たない穏便な形で人事が遂行されているように感じています。
以前は新しい体制を組むために、大鉈が振られたりすることもありましたが、避けられているような。今はそれがベターなのでしょう。

そして新人公演も、中止になったり、残念なことになっていますが、若手の抜擢は積極的に行われているように思います。
舞台経験が浅くても、皆抜擢にこたえて結果を残していて、タカラジェンヌの底力を感じます。

どんな時も前向きに進んでいる宝塚。たくさんのエネルギーをもらえていること感謝です。

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