花組配信で華優希・柚香光コンビに感動
こんにちは、くららです。
花組『アウグストゥス-尊厳ある者-』『Cool Beast!!』大千秋楽配信で見ました。

スポンサーリンク



大千秋楽まで、進化しつづけた華ちゃん

前回のブログに、華ちゃんの「卒業するぞ!というよりも、変わらずに1回1回大切に、日々向上していきたいなという気持ちでいます」という言葉を紹介しました。

配信で、華ちゃんの舞台の進化気迫最高潮に感じました。
(私の生観劇は、宝塚大劇場で3回だけです。大劇場の千秋楽は配信でみました。)

『アウグストゥス-尊厳ある者-』での華ちゃんのポンペイアは、凄まじい憎しみと怒りをまとって、登場!
怒りのボルテージが一段とアップしていて、憎しみの目線が痛いほど刺さってきました。

その後オクタヴィアヌスとの心の交流によって、浄化されていくポンペイアの変化が、手に取るように伝わってくる名演技でした。

「カフェブレイク」で華優希ちゃんが語っていたこと

関西では、今日華ちゃんが出演した「カフェブレイク」が放送されました。

その番組で語られていましたが、最後のオクタヴィアヌスとの二人の神殿の場面は、この物語の救いとなるようなセリフがあるそうです。

ポンペイアが、オクタヴィアヌスに伝えたい言葉を残していきますが、今まで宝塚で生きてきて、華優希として宝塚に残していきたいもの、今まで大切にしてきたもの等、そんな思いもこめられたセリフとか。

人が生きていく限り、だからこそ人は祈りを捧げる。
オクタヴィアヌス、あなたは生きて、そして叶えて。
まるで夢のように儚い、わたしたちの祈りを。

華ちゃんのその話を聞いていたので、この台詞を通してポンペイアの、また華ちゃんの思いが、とても伝わってきました。

そして、柚香光さんは、芝居のアプローチを計算しているけれど、そこで生きているように、その日その日感じたものをベストに表現していると話されていましたが、舞台で息づいている柚香光さんの芝居力も本当にスゴイと思いました。

そしてれいちゃんも、華ちゃんも、歌唱力が更に上達していることを感じました。

最後の日のお芝居を二人とも丁寧に演じていて、本当に心に響いてくる「ソウルメイト」の関係性には涙が流れてきました。

ショーでも、華ちゃんはより「トップ娘役」らしい存在感が増していました。

華ちゃんのキザリも格好良くて、とっても様になっています。

中詰の銀橋での「アイアイアーイ!アイアイアーイ!」の掛け声が、いつもより長くて更に可愛かった。

毎回れい君がリードしてくれる、デュエットダンスの終わり方が、華ちゃんの楽しみだと話されていました。

「大千秋楽version」は、2人揃ってお辞儀した後、グーでタッチして、れいちゃんが華ちゃんにご挨拶を促して、華ちゃんが挨拶した後、投げキッスをして、はけていきました。

れいちゃんとの事前の打ち合わせは無くて、その場の空気を感じとったれいちゃんが、リードしていたのですね。

宝塚大劇場での「無観客配信」での「サヨナラショー」も良かったと思っていましたが、観客が入っての「大千秋楽」なので、ノリが最高で、歌もダンスも魅せ方も、さらに上達していました。

華ちゃんほど、歌やダンスの技術面を叩かれた娘役さんは、あまりいません。

しかし「サヨナラショー」の可憐さ、華やかさ、そして娘役らしい集大成の技能で、叩く人は誰一人いないと思います。

今日の日まで、努力が重ねられた結果だと思いますが、「華優希」という娘役さんの努力はスゴイ!の一言に尽きます。

退団者のカーテンコールでの一言

姫

色々な出来事がここ近年起こって、色々なことを経験させていただいて、だからこそ得られたものが本当に大きかったなと感じられます

本当にこの経験が出来たこともそうですし、柚香さんと同じ時代に生まれてよかったです。ちょっとずれていたら出会え無かった。本当に幸せでございます。

ikemen

私の自慢のお嫁さんですので!


客席から、ヒューヒューと大歓声でした。

照れた華ちゃんは、持っているブーケの中に、恥ずかしがって顔を沈めていました。

とっても幸せに満ちた光景でした。

ikemen

華ちゃんが言ってくれたように、いろんな事があったのですが、それを一緒に乗り越えてくれる相手が華ちゃんであって、本当に良かったなと感謝しております。ありがとう!

ikemen

華ちゃんの思うような現状じゃなかったり、何か試練が立ちはだかって余裕が無くなった時に、自分の現状を絶対に人のせいにしない。自分の思うように行っていない理由を状況のせいにしたり、誰かのせいにしない強さを持っています。
その強さがあれば、必ずこれからも幸せを掴みとっていくんだなと思っています。ね!

れいちゃんの華ちゃんへの、とっても温かい言葉でした。

「タカラヅカグラフ7月号」柚香・華サヨナラ対談

とっても良い話が語られていたので、ご紹介します。
れいちゃんに華ちゃんが卒業の報告をした時に、れいちゃんが華ちゃんに目標として掲げた抱負が二つあるそうです。

1.長さではなく密度

2.皆に惜しまれて卒業できるよう魅力的な人になる。

掲げられた抱負は、どちらも達成されましたね。

この対談を読むと、れいちゃんがどれだけ華ちゃんを励ましながら導いてきたのかが、わかります。

れいちゃんは、冷静に物事を判断し、目先のことにとらわれず、待つことのできる、大きな器の人格者です。


2年前の「タカラヅカニュース」の、「プリ×プリティータイム」に、103期生の朝葉ことのちゃん、詩希すみれちゃん、二葉ゆゆちゃんと一緒に出演して、娘役さんの心を優しく包み込みながら、今までの努力を誉め、100%受容し、素敵な部分を引き出して、自信を持たせてあげると共に先に進む希望にも共感してあげていました。
「受容」「傾聴」「共感的理解」を行っているれいちゃんは、まるで「カウンセラー」のようだと私は書いていました。

華優希ちゃんに対しても、れいちゃんは「まるでカウンセラー」のように、導いてあげてきたようです。

初演の「はいからさんが通る」では、初めてで混乱している華ちゃんにずっと向き合って…。
プレお披露目公演の『DANCE OLYMPIA』では、れいちゃん自身もチャレンジする課題が満載だったはずなのに、華ちゃんのお稽古にずっとつきあって…。
『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』でも、華ちゃんが迷走してしまった時は、華ちゃんが気持ちを吐き出すことからつきあって…。

とにかく「柚香光」という人は、相手に心を寄り添わせながら、真髄を見極めて、成長を待ち続けることができる人!こんな人はなかなかいません。こんなに若いのに、こんなに人間が出来ていて、感動するのみです。

華ちゃんも、「柚香光」の相手役さんになれたからこそ、その才能を開花することができたのですね。

カーテンコールで「柚香さんと同じ時代に生まれてよかったです」と語っていましたが、本当にそうだったのだなと思います。

本公演でのトップコンビとしては、3作2作でしたが、「れいはな」コンビを楽しませていただけたことは、本当に幸せでした。
華ちゃんのこれからは、女優さん?

まだわかりませんが、聡明な華ちゃんは、これからも素敵な道を歩んでいかれることでしょう。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
ランキングに参加しています。ポチッとバナーをクリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村
いつも応援してくださってありがとうございます。

twitter


スポンサーリンク