こんにちは、くららです。
花組の初日を観劇しました。芝居、ショーともにとても面白かったです。
瀬戸かずやさんは、大きな「2番手羽根」を背負って降りて来られ、感激しました。
スポンサーリンク
そして「3番手」は、明確に水美舞斗さんでした!
お芝居、ショーともにはじまりに素敵なダンスシーンがあって、やはりダンスの名手、キラキラ特別光っていました。
永久輝せあくんは、プログラムでやっとプロフィールのページやスチール写真が水美舞斗さんと並んだところですが、「95期」は強い!
音くり寿ちゃんも「オクタヴィア」役は、歌いながら銀橋を渡るシーンもあり、確固たる2番手娘役で、ショーの方では専科の美穂圭子さんと対のような感じで歌で活躍していました。
『アウグストゥス-尊厳ある者-』について
2006年月組の『暁のローマ』が参考になると聞いて見ていました。この木村信司先生の作品は、「ジュリアス・シーザー」を原作に良く知られている内容のロック・ミュージカルでした。
しかし今回の田淵先生の作品は、この時代の人として印象の薄い英雄「初代ローマ皇帝オクタヴィアヌス」を主人公にしています。
「武力ではなく知性・理性」、「動」では無く「静」の、18歳の若きオクタヴィウスを柚香光君が演じています。
カリスマ性の無い役どころを、カリスマ性のある柚香光くんが思慮深く演じているところに、見応えがありました。「ヒーロー」的な役ではありませんが、柚香くんが演じるからこそ、とても魅力的で、華のある役になっていました。
少しとっつきにくい内容ですが、名前と状況を理解して見ると、とても見応えがあると思います。
魂の結びつきのトップコンビ
そして華優希ちゃんが演じるポンペイアは、はじめは「父の敵を討とう」とカエサルに斬りかかる復讐に燃える娘でしたが、心が穏やかで思慮深いオクタヴィウスと出会ったことから、心が変化していき、二人は「魂でつながったような関係」になっていきます。恋愛関係は描かれていません。
ネタばれになるので、この後は書きませんが、最後は去っていくポンペイアに対してオクタヴィウスは引き止めようとしますが、華ちゃんは去っていきます。
このあたりが、華ちゃんの退団公演にリンクしてしまいます。
どの衣装も素敵で、それを素敵に着こなすビジュアルトップコンビ。
歌も多く初日はまだ歌いこなされていない感じでしたが、精神性の高い二人のトップコンビの関係性に心が打たれました。
苦悩する姿も美しい、「尊厳ある者」という言葉がふさわしい柚香アウグストゥスでした。
対照的なアントニウスとクレオパトラ
血気盛んな瀬戸さん演じるアントニウスと凪七瑠海さん演じる絶世の美女クレオパトラは、濃厚なキスシーンなども多くありました。
凪七さんは登場シーンでは、下着のような格好で見事なプロポーションを見せて下さり、羽根扇に囲まれた中で、衣装を着け、被り物着けていました。長い手足のスタイルの良さにビックリ。
アントニウスとクレオパトラの衣装は基本『王家に捧ぐ歌』のような感じでした。
男臭くて色気のある大人のアントニウスと威厳のある美しさのクレオパトラとの大人の恋は、トップコンビの恋と対照的でした。
永久輝せあくん演じるブルートゥスは、ポンペイウス派の優波慧くん、飛龍つかさくん、帆純まひろくん、希波らいとくんと共に行動をしていて同じ衣装。
有名なカエサルを刺殺するシーンがありましたが、「ブルータス、おまえもか」の台詞は無かったです。
アントニウスに全員殺された後も、ブルートゥスたちは亡霊となって登場します。
ブルートゥスは、アントニウスに次ぐ重要な役ですが、皆同じ衣装にすることで敢えて「目立つこと」を抑えられているような気がしました。
一方オクタヴィアヌスの側近の水美舞斗君演じるアグリッパと聖乃あすか君演じるマエケナスは、同じ衣装でしたが、はじめと終わりの水美舞斗君の衣装は、特別でした。
冒頭からオクタヴィアヌスと「無二の親友」として登場して、途中銀橋に出て、水美舞斗君が友情の歌を歌うシーンもありました。
「脳筋」と言われる、個性的な役柄設定も面白かったです。
若手娘役さんの抜擢
ショーでは、美羽愛ちゃんと星空美咲ちゃんは、冒頭からふたりで登場し、凪七瑠海さんと一緒に銀橋を歌いながら渡るシーンもありました。
瀬戸かずやさんがソロで銀橋を渡っている時に
綺咲愛里ちゃんの妹の美里玲奈ちゃんが一人で踊っていました。
B日程では二葉ゆゆちゃん。
お芝居のウェスタ神殿の見習い巫女は
A日程 詩希すみれちゃん、都姫ここちゃん
B日程 二葉ゆゆちゃん、愛蘭みこちゃん
都姫ここちゃんのお名前を見つけることができました。
『Cool Beast!!』ショーの見所
最近のショーでの被り物は小さくなったと以前に書いていましたが、今回のプロローグのトリデンテ(華・柚香・瀬戸)の被り物は、とても大きかったです。柚香くんのお顔が小さいのに、被り物が特に大きいので、バランスとれるかなと心配するほど。昔はこのサイズが当たり前でした。
柚香光くんが片脚ダルマで膝までスリット
細くて程よく筋肉のついている美脚で、色っぽすぎることにビックリ。
獣の柚香光くんとヒョウ柄全身タイツで踊る雌豹は、
一之瀬航季くん、翼杏寿くん、侑輝大弥くん、希波らいとくん。
らいと君のスタイルが抜群すぎて、ビックリ。
中詰銀橋で、「永久輝せあ・瀬戸かずや・柚香光・華優希・水美 舞斗」の並びがありました。
「あ~い!」の掛け声は、華ちゃんだったのか?、明日もう一度確認します。
フィナーレで水美・柚香・瀬戸の3人で手を合わせるところが、なんとなく惜別感が漂っていました。
永久輝せあくんの出番
基本、ダンスシーンは聖乃あすかくんと同じ扱いの所が多く、1箇所だけ水美さんと同じ扱いだったかなと思います。
銀橋を一人で渡って歌うシーンは、2回ありましたが、聖乃さん水美さんと同じタイミングでした。
ロケットでは、ロケットボーイとして途中まで「極楽花」のラインダンスの真ん中で踊っていました。
フィナーレの最初は、優波慧くん、飛龍つかさくん、帆純まひろくん、聖乃あすかくん、一ノ瀬航季くん、希波らいとくんを引き連れて一人で歌っていました。
歌声が以前より高い音域も出すようになったと思いました。特にエトワールの時に。
階段おりについて
永久輝せあ(エトワール・肩羽根)
↓
音くり寿・聖乃あすか(肩羽根 )
↓
水美舞斗(肩羽根 )
↓
凪七瑠海 (肩羽根)
↓
瀬戸かずや(青羽根雉羽)
↓
華優希(紫羽根雉羽)
↓
柚香光(赤羽根雉羽)
パレード並び
聖乃・副組長・美穂・水美・華・柚香・瀬戸・凪七・永久輝・組長・音
柚香光ビーストは、色気があって格好良すぎるのですが、分厚めの衣装を纏っている時の汗が気の毒になりました特にフィナーレ。
真冬の公演だったら良かったのですが、これからさらに暑くなっていくので、衣装を着ている時は辛いでしょうね。(初日だけだったよう)
退団者の素敵な場面も、散りばめられていました。
ショーは、体感5分、あっという間に終わってしまいました。
今日も観劇予定です。
今度はもっとわかりやすい感想を書れるように努力しますね。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ランキングに参加しています。ポチッとバナーをクリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村
いつも応援してくださってありがとうございます。
スポンサーリンク