花組『銀ちゃんの恋』初日大好評!
こんにちは、くららです。
昨日は花組KAAT神奈川公演『銀ちゃんの恋』初日でした!
とっても評判が良いですね。
花組2番手昇進の水美舞斗さんの代表作になりそうです。

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私の観劇は9月の梅田ドラマシティ公演なので、あと半月おあずけです。
関西で初日の幕が上がると、たくさんの新聞社などの写真入りweb記事があがりますが、関東では一記事も上がっていないのは、少し残念でした。

「銀ちゃんの恋」スチール写真
水美舞斗さん飛龍つかささん星空美咲ちゃんの3枚が発売されました。スチールだけでも、キャラクターが立っていて、楽しい作品の雰囲気が漂っています。

小夏の星空美咲ちゃんについて

星空美咲ちゃんが小夏として大健闘とのこと。
実際は将来性に満ちたかわいい娘役さんですが、落ちぶれたベテラン女優という、実際とはかけ離れた小夏役を演じていますが、それがピッタリはまっていて、芝居力のある巧みな演技に何度も涙を誘われるそうです。
台詞の量も、出番もとっても多い大役を初日から見事にこなす美咲ちゃんは、大物です。

副タイトルは~銀ちゃん、本日も反省の色なし~ですが、私は先入観で書いた私の記事の内容を反省しています。

私は頭が硬いので、初演、再演では小夏役はヒロイン経験が豊富だった風花舞さん(月組)、野々すみ花ちゃん(花組、宙組)が演じていたので、研3の美咲ちゃんが小夏を演じるには、荷が重すぎる、相当なスパルタな配役だ!と勝手に書いていました。

しかし美咲ちゃんは見事に小夏役を演じられ、私の勝手な心配を初日から見事に裏切ってくれました!
勝手に先入観で星空美咲ちゃんの小夏役の演技力を心配していたことを反省しています。ごめんなさい。

美咲ちゃんは、天性のお芝居の人であり、特別な逸材なのですね。

なんだか咲妃みゆちゃんを思い出しました。
研3の時に『春の雪』の綾倉聡子役のバウ・東上初ヒロインを演じて大評判でした。
その直前は、『ロミオとジュリエット』の新人公演のジュリエット役。
そして『月雲の皇子(みこ)』の 衣通姫。
研4で雪組トップ娘役に就任されました。

まだ研3で、ヒロインもバウホール公演『PRINCE OF ROSES』の1回だけですが、これからヒロインコースを歩んでいかれそうです。
スタイル、気品、美声、歌唱力、演技力…本当にスゴイ!

抜擢されるだけの才能があったから、続けて東上ヒロインの難役でも大丈夫だったのですね。これからがとっても楽しみな娘役さんです。

ナウオンステージ

初日に放送された「ナウオンステージ」の初回放送を見ました。
出演:水美舞斗、星空美咲、飛龍つかさ、帆純まひろ、侑輝大弥、都姫ここ

番組表の表記通りにお名前を記しました。
星空美咲ちゃんは、堂々とヒロイン位置です。
そして飛龍つかさくんが2番手。

番組は、【水美舞斗、星空美咲、飛龍つかさ】と【帆純まひろ、侑輝大弥、都姫ここ】の2グループに分かれていました。

進行役は水美さんと帆純さん。お二人とも出演者に対して愛情あふれるやさしい話し方をされていて、人柄の良さとチームワークの良さがにじみ出ていました。

水美&星空
水美さんは、美咲ちゃんに対して
「テンパっていた小夏ちゃんはどうですか?」とやさしく話しかけられていました。
美咲ちゃんの初日の演技は大絶賛でしたが、ここに至るまでには苦労の道のりがあったようです。

星空:「今まで経験してきた抱いてきた感情では、先を行く小夏の背中を追いかけるのに必死で、水美さんと飛龍さんが沢山助けてくださって、なんとか小夏に振り向いてもらえるようになりました」

美咲ちゃんはしっかり自分の言葉でその成長過程を表現されていました。とても思慮深い人という印象を持ちました。

そして「テンパっていたような状態」から、初日に演技が絶賛されるほど成長していったのも、相手役、上級生、先生たちのおかげでしょう。
特に包容力抜群で常にに寄り添ってくれていた主演の水美さんのお力は大きかったように美咲ちゃんの言動から感じました。

水美&飛龍
芝居上手な飛龍つかさ君ですが、今回の「ヤス」には苦戦して、長時間水美さんに時間を割いてもらって、「自分たちでつくる時間」を経験して演劇は面白いなという境地にいたったそうです。しかしヤスとして呼吸することにはまだ苦戦中だそう。
水美さんの存在にとっても助けられているようです。

破天荒の銀ちゃん=水美さんの演技力
何と言っても突き抜けている、身勝手さ爆発の銀ちゃんの演技力が、素晴らしいようです。
水美さんが初めて台本読んだ時は、銀ちゃんを勝手なヤツと思ったそうですが、お稽古を重ねる中で、銀ちゃんの感情のまま自分が思えるようになって、自分の中に銀ちゃんが生まれてきたそうです。

気遣いの水美さんですが、水美さんとは正反対の銀ちゃんが乗り移っているかのような、グイグイと銀ちゃんワールドに引き込んでくれるその演技力は見ものですね。

花組の兄貴と慕われている水美さん
『銀ちゃんの恋』が水美舞斗さん主演でと決まった時に、花組のみんながスゴイ歓声だったと帆純くんが話していました。
侑輝大弥くんは「絶対出たいと思った!」そう。
そしてその夢が叶って、帆純くん大弥くんココちゃんの3人がパチパチと拍手をして喜んでいました。

マイティの新人公演主演が決まった時、バウホール主演が決まった時、同じように花組生たちが喜びあったという話は有名ですね。

生え抜きの花組生で面倒見が良いマイティは、花組生からとっても慕われている兄貴のような存在。そんな兄貴の主演東上公演をみんなで喜びあって盛り上げていくチームワークの良さは特別だと思います。

都姫ここちゃんについて
久しぶりに画面で見る都姫ここちゃんが、笑顔が眩しくてとってもキュートでした。
104期の中で一番はじめに新人公演のヒロインをつとめたここちゃん。
声がキレイで歌が上手で芝居上手なことは、美咲ちゃんと共通しています。
今回は銀ちゃんの新しい恋人であるぶっ飛んだ朋子役とか。
しかし純粋さピュアさ可愛らしさの役つくりもベースにしているそうです。可愛いここちゃんの活躍も楽しみです。

殺陣がスゴイ!

誰よりも身体能力が高いマイティなので、殺陣においてもその身体能力が活かされているようです。
立ち回りをやればやるほど腰が入ってきているとか。
殺陣の清家先生は、「宝塚一はやい殺陣できる男役」と仰っているそう。
新選組の土方歳三としてのマイティの殺陣は、凛々しく格好良いことでしょう。見どころの一つですね。

ショースターの水美さんにフィナーレ無し

歴代の『銀ちゃんの恋』には、フィナーレはついていませんでした。
しかしショースターの水美さんには、フィナーレがつくだろうと、私は勝手に先入観を抱いて期待していましたが、やはりフィナーレ無しのようです。
「お芝居の一本勝負」で、水美さんの魅力を堪能させてくれるようです。「ナウオンステージ」の稽古場映像を見ていたら、お芝居の動き一つもダンスのように格好良かったです。

ラストの大オチからいきなりパレードになるようです。
有名なピカピカ電飾状態で棺桶から飛び出して来る銀ちゃんは、「これぞスター!」だそう。


派手派手衣装パレード

12年前と同じ監督役の悠真倫さんによると、パレードの衣装は公演毎にパワーアップされてきていて、今回もそうだそう。以前のものを思い出すと期待値があがります。

水美さんは、この「銀ちゃんの恋」の話があった時に「私が銀ちゃんの役?」と大変驚き、プレッシャーがあったそうですが、「私たちにしか出来ない『銀ちゃんの恋を!」とみんなでつくりあげたそうです。

「令和3年版銀ちゃん恋」は、笑いがあったり涙があったり人情味豊かな絶好調の滑り出しのようです。

95期スターとして大躍進中のマイティ。がんばって欲しいと思います。

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