こんにちは、くららです。
宙組トップ娘役として大劇場デビューした潤花ちゃんは、予想以上に安定した活躍をしていて、トップ娘役として輝いていました。
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潤花ちゃん、組替の壁は乗り越えられた?
初日までに抱いていた私の思い
「宝塚グラフ6月号」の永久輝せあさんと潤花ちゃんの対談で潤花ちゃんは、組替後の自分について
「まだ自分を表現できていないというか、ぶつかっていけていない。良い子でいようとか、悪く思われないようにとか、気を遣っている自分がどこかにいて…。」と話していました。
私は、雪組時代の天真爛漫で陽のエネルギーにあふれている潤花ちゃんを、羨ましいと思っていました。(自分が反対の性格なので)
昨年の「ワンスアポンアタイムインアメリカ」の新人公演主演者の「スカイステージトーク」の時も、上級生の諏訪さきさんと物怖じすることなく対等に話していて、宝塚に伝わる上級生、下級生の垣根のようなしきたりを超えている潤花ちゃんの大らかさが好きでした。
だからそんな潤花ちゃんさえ、組替によって気を遣って本来の自分を出せていないとひとこちゃんに話しているのを見て、「組替してトップ娘役になることは、本当に大変なのだな」と心配していました。
ちょうどその頃、タカラヅカニュースの『ときめき・Moment』、「連想セブン」、「連想セブン番外編」で、徹底した真風さんヨイショ発言をしていたので、溶け込むために気を遣っていると勝手に思いこんでいましたが、私の思い込みでした。
大劇場初日、潤花ちゃんへの思いは変わった
宙組の初日公演を観て、潤花ちゃんは、既に宙組に真風さんの相手役として溶け込んでいて、ガムシャラに頑張っていました。
潤花ちゃんのもつ良さが100%出ていました。
今まで、ロケットの真ん中で魅せてくれた潤花ちゃんの笑顔は最高でしたが、今回はプロローグの最後の「107人カンカン」の真ん中での笑顔が最高に輝いていました。
潤花ちゃんの笑顔には人を惹きつける特別な魅力があります。
トップ娘役として、お芝居でも、ショーでも出番がいっぱいで、与えられた役目をこなそうとする意識や責任感で、気を遣う余地など無かったのでしょう。
10期上の真風さんは、そんなガムシャラに頑張る潤花ちゃんを、やさしく受け止めて導いて初日の幕を開けられたのだなと思いました。
初日の新聞社の複数の記事に、真風さんが潤花ちゃんに対して、「明るく前向きに頑張っている姿に、私も勉強になる」と刺激受けたことを話されているものがありました。
初日のフィナーレで一列に並んだ時のことです。
真風さんは、隣の潤花ちゃんにやさしい視線を向けられました。
しかし潤花ちゃんは、笑顔でひたすら前を向いていたので、それに気づくことができず、二人は視線をに交わすことはできませんでした。
初めてのトップ娘役としての務めを必死に果たしていた潤花ちゃん。
真風さんは、そんな潤花ちゃんのことを隣で微笑ましく見守っていらっしゃいました。
正直な潤花ちゃん
「真風さんに対してはウソ偽りなく、お稽古にもありのままで真っすぐに向き合えて、すごく新鮮。新しい世界を見させていただいている」と華やかな笑顔を見せる。引用スポーツ報知
「『ありのままでぶつかってほしい』と、言ってくださった。仮面を着けず思ったことは素直に伝え、舞台上でも普段も自分自身にうそ偽りなく向き合いたい」。引用毎日新聞
初日を前にインタビューにこたえた記事です。
この記事を読む限り、気を遣うことなく、ありのままの自分を宙組で発揮できているようです。
少し前に、「役に乗り移っているような気持ちです」という記事も見たような気がします。
新人さんが「役に乗り移っている」という表現を使ったら、謙虚でないという意見もありそうですが、心の中をそのまま表現できるのが、潤花ちゃんの良い所です。この言葉に潤花ちゃんらしさを感じました。
今回の「公演プログラム」には、宙組のスターの「公演アンケート」が掲載されていました。
潤花ちゃんは、「最近身に起こったちょっとしたハプニング」も、「今、スイーツのような甘美なひとときと感じる時」も、真風さん関連のものでした。
どんな質問にも「真風さん」関連があがるのは、決して意図的なヨイショではなく、本心で真風さんに心酔し、必死についていっているからだと思いました。
正直な気持ちでしょう。
ちょっと表現が悪いかもしれませんが、乳幼児にとって、側で見守り育ててくれる「お母さんが一番」です。
そんな感じで、必死にトップ娘役の道を歩んでいる潤花ちゃんにとって、真風さんは一番身近な大きな存在なのでしょう。
潤花ちゃんは、これから更に大輪の花を咲かせていってくれることでしょう。
娘役の抜擢に対して、宝塚ファンは厳しい面がありますが、研2から抜擢続きで、成果を残して現在に至っている潤花ちゃんには、抜擢されるだけの理由があると思います。
ダンスの技術が優れている娘役さんは多いですが、表現力と華やかさと惹きつける魅力を兼ね備えている娘役さんは、そんなに多くはいません。
お芝居も上手だと思います。
アイリーンは、ミステリアスな部分がもう少し表現されるとよりよくなっていくと思います。
今後の役の進化が楽しみです。
この記事で私は、必死で徹底して、真風さんへの最大限の「ヨイショ」に励んでいる潤花ちゃんの姿が、ちょっと痛々しく思えたと書きましたが、訂正します。
潤花ちゃんの表現は、純真な真風さんへの気持ちです。
ひたすら前向きに、天性の持ち味を輝かせていく潤花ちゃんは、さらに素晴らしい娘役さんになるだろうと期待しています。
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バウホールのヒロイン、今度は東上公演「銀ちゃんの恋」のヒロインと、抜擢コースを歩んでいるのが、花組の星空美咲ちゃんです。
娘役さんが抜擢されるのは、「光るもの」があるからだと思います。バウホール公演は観れなかったので、「銀ちゃんの恋」で美咲ちゃんの活躍をぜひ観てみたいと思っています。
美咲ちゃんは、ちゃぴ(愛希れいかさん)に似ていると言われています。私は舞空瞳ちゃんにも似ていると思っています。
中学生の時に宝塚のDVDで、トップ娘役の夢咲ねねさん、愛希れいかさんを見て、二人にあこがれて、宝塚を志したそうです。興味深い関係性ですね。美咲ちゃんの今後が楽しみです。
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