「花より男子」の初日の幕が開きました。
「先行画像」→「ポスター」→「制作発表」とかさねていくうちに、「期待の声」と「不安の声」の両者があがっていたように思います。
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そして実際の舞台は、大絶賛だったようで、よかったですね。
原作者の神尾葉子さんも客席にいらして、大きな拍手を送っていらしたそうです。
各webで公表されている写真や話を見て、楽しそうな舞台で、「はいからさんが通る」の時のれい旋風が再びという感じですね。
れい君にピッタリ過ぎる代表作になることでしょう。
スカイステージ「NOW ON STAGE」より
スカイステージで「花より男子」の「NOW ON STAGE」をやっていたので、見てみました。
出演者は下記の7人の主要メンバーでした。
F4 道明寺司【道明寺財閥の御曹司で「F4」のリーダー】…柚香 光
美作あきら【裏社会のボスの跡取り息子、マダムキラー。「F4」のバランサー】…優波 慧
花沢類【大会社の社長のジュニア、クールでマイペース。つくしの初恋の人】…聖乃 あすか
西門総二郎【プレイボーイ、茶道の家元の次男】…希波 らいと
牧野つくし【「雑草魂」を持つ、超庶民の明るく正義感の強い女の子】…城妃 美伶
藤堂静【花沢類の幼馴染で初恋の人】…華雅 りりか
三条桜子【謎の転校生】…音 くり寿
「学園物」ということで、和気あいあい、服装も身軽で、軽やかな雰囲気の中でお稽古をしていたそうです。
F4の初登場場面…アニメがまず写し出された所からメンバー登場
華雅「花男ファンとしてはたまらない瞬間」
柚香「一番ハードルが高い瞬間」
観た方によると大絶賛。ワクワクする登場シーンですね。
ポスター撮影時のエピソード
「CASANOVA」の公演中、「F4」のみんなで、どうしたら日本の男子高校生の雰囲気を出せるか、お化粧していない高校生を表現することに、試行錯誤しながらお化粧の練習をしたそう。
つくし役の城妃美伶ちゃんも、制服でポスターを撮るということで、お化粧を工夫したそう。
先行画像やポスターに何となく違和感を感じたのは、「お化粧」を高校生役を演じるということで、意識して変えていたからなのですね。
舞台上では、その努力の成果の「若さ」が自然にあらわれていたようです。
ポスター撮影を覗きに行った華雅りりかちゃんは、「花沢類はポスター撮影時から全身白で決めている」ことが印象的だったそう。
ほのかちゃんは普段は黒が中心で、白を着ることがなかったので、はじめはソワソワしたけど、白を着るようになり、慣れてきたそう。
「白い王子様」と優波慧君から言われていましたが、今回2番手「聖乃 あすか」君は、絶賛売り出し中という感じですね。
103期生の希波らいと君は中学卒業で入学しているので、実年齢も高校生に近く、その初々しさが高校生の「F4」という設定を自然にしているし、男役の経験を重ねているカレー君をはじめとする「F4」メンバーのカッコ良さを際立たせているように感じました。
この「驚きの人選」も、結果オーライで、良かったように思いました。
ナンバーが沢山
漫画の中の名シーンも盛りだくさんにで入っているようです。
れい君は公演を前にして
「数々のダンスナンバーとともに物語が進んで行きますで、タカラヅカならではの華やかな公演になるのでは。急に歌い出す道明寺とつくしはほかにない」と自信たっぷり。「高校生の物語なので、温かく、青臭く、もがきながらのお稽古は、青春を感じるような日々。きっと私の舞台人生の大事な時間になると思う」
と目を輝かせて語ったそうです。
フィナーレは、クリスマスメドレー
最期のつくしと道明寺の別れのセリフが「メリークリスマス!」そこからフィナーレに。
クリスマスメドレー 優波慧君によると、かわいい楽しい場面が続くそう
ほのかちゃんと娘役さんたちの場面も「ママがサンタにキッスした」
男役ナンバー 階段を使った芝居心も混じった素敵なナンバーとか。
最後は、「ニューヨークのセントラルパーク」を回想しての「れい・みれい」のデュエットダンス。
つくし役城妃美伶ちゃんの言葉
「男役さんが演じられるF4にときめきが止まりませんし、お客様にぜひ、牧野つくしになっていただいて、ご覧になっていただけたら。」
「花より男子」は、一種のシンデレラストーリー。牧野つくしとして舞台を観るなら、キュンキュンポイントが一杯で、より幸せを感じられそう。
だからこそ「宝塚」にピッタリの舞台なのですね。
今回みれいちやんは、体当たりの演技をされていて、「雑草魂」が伝わってくるそうです。
最後に柚香光君からのメッセージ
『素晴らしい作品に出合うことができたことが光栄で、大事にしたい時間だなと思っている。
お稽古場でみんなが作品に向かうエネルギーや瞳がすごく尊いと思えるくらい、みんな真っすぐで、すごく活気があって。
そんなふうにみんなの姿を見ながらお稽古できる、みんなに力をもらいながら、稽古場で挑める舞台を作っていける時間に出会えたことが、初日をあける前の私の大きな財産というか収穫になっているように思います。
そういう風に感じさせていただけるカンパニーに出会えたことが、まず一番の幸せです。
みんなの誠実に真っすぐに舞台に向かうエネルギーが、お客様にきちんと作品の魅力として宝塚の舞台のパワーとしてお届けできるように、さらにさらにみんなで助け合って支えあって公演を創って参りたいと思いますので、皆さま楽しみにしていらしてください。』
まとめずに話されたままのご挨拶をのせました。
言葉はたどたどしかったですが、今までとは意識が違うれい君を感じました。リーターとしての責任感かな。
「花より男子」は、原作やドラマが大人気すぎて、ファンのイメージが出来上がっているので、実際に演じるとなったら、大きなプレッシャーや不安があったと思います。
“タカラヅカ版”『花より男子』をつくりあげることは本当に大変だったと思います。
この舞台での成功はれい君をより大きなスターにしてくれるでしょう。
制作発表会のイメージについて
現在大劇場で上演中の雪組『壬生義士伝』は、舞台を観てとても感激しましたが、制作発表会では衣装の地味さが目立ってしまい、原作の内容も知らなかったので、「はやく観てみたい」という思いは湧きませんでした。望海 風斗さんと真彩 希帆ちゃんの歌唱は素晴らしくて、その魅力はすごく感じましたが。
「花より男子」についても、制作発表会で「F4」の歌の場面をがありましたが、こちらも衣装が地味で、かつ薄化粧に合わせたカツラで、あまり目を惹くものではありませんでした。
歌も今一つなので、「はやく観てみたい」という思いを抱きませんでした。
巷ではこのイメージや歌から作品に対して不安を抱く方の声もあったように思います。
逆に好印象でとらえて楽しみにされた方もいたでしょう。
私はイメージでものをとらえるタイプです。
「目に入ってくるイメージ」が良く無かったら、単細胞なので、作品に対するイメージまでその印象が大きく締めてしまいます。
私のような者は少ないかもしれませんが、「宝塚」を「イメージ」で楽しんでいるような客もいるため、制作発表会は「イメージ」をもう少し大切にされたらいいかなと感じています。
私が特殊なのかもしれませんが。
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