こんにちは、くららです。ご訪問ありがとうございます。
今日公式ホームページの友の会のページに、花組（2019年9月20日実施）の出演者二人の画像がアップされました。
新人公演主演コンビ 聖乃あすかちゃん・都姫ここちゃんの「ステージトーク」での面白かったお話＋αを書きたいと思います。
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聖乃あすかちゃんについて
ほのかちゃんは、映像や画像で見る以上に、「美人さん」でした。目が綺麗で、朗らかで親しみやすさも。
ほのかちゃんの圧倒的な美貌は、あっと息をのむような惹きつける美しさでボッーと見入ってしまいます。宝塚の中では屈指の顔の美しさだと思います。
そして舞台の上でもロイヤル感が漂っていますが、普段メークの私服でも品とオーラがピカピカでした。
整ったお顔に赤ピンクのルージュが映えてお似合いでした。男役さんとしては、少し赤すぎる気もするけど、華やかな顔立ちなのでピッタリでした。
相手役をつとめたここちゃんが、“相手役を一言で例えると「美の結晶」”と言っていましたが、まさにそう。
ここちゃんによると、外面だけでなく、心も美しくて、とても優しいそうです。
そして品のある言葉づかいが素敵でした。まだ声が高いのは、研6さんだから仕方がないのかな。
全体から醸し出されている雰囲気は、まだ「男役」さんというより「美しい女性」。
お鼻が高く鼻筋が通っていて、横顔の美しさが絶品でした。宝塚メークが映えますね。
100期生あたりの学年では、「一番の期待の星」だと思っていますが、「男役らしさ」が全面に漂うようになったら、向かう所敵なしでしょう。
芸名の由来は。真飛聖さんに憧れて「聖乃」
名前はなかなか決まらず、ぎりぎりに弟の名前でいいか、と提出したら第一希望で通ってしまったそう。
ほのかちゃんの弟さんの名前は、「あすか」君と判明しました。
妹さんは105期月組の男役水城あおいくんです。愛称はあかね。（本名茜ちゃん）
願掛けするほど演じたかった「青い薔薇の精」主演
濃い青色の生地に黒い模様の入った素敵なスーツをお召しでした。
このスーツは「青い薔薇の精」という公演は決まっていたけど、配役の発表が出る前に「出会って」、明日海さんの新公の役ができたらと、願を込めて購入されたそうです。
見事に「新人公演の主役」を射止めて「青い薔薇の精」を演じ、さらには、本公演で、明日海さんの昔の「白い薔薇の精」を演じ、その願掛けの紺のスーツをお召しになって、「ステージトーク花組」に出演されて、ほのかちゃんの願いは成就しました。
黒いシャツに黒いネクタイ、襟にラインストーンが入っているのがアクセントになっていて、男役さんらしいカッコイイ装いでした。
ほのかちゃんは、新人公演で明日海さんの役をするのは、『ポーの一族』エドガー、『MESSIAH -異聞・天草四郎-』の天草四郎と２回演じてきて、今回が３回目になります。下記の表のように明日海さんの役を３回演じたのはほのかちゃんだけ。
２回が、次期花組トップスター柚香光くんです。
| 2回 柚香光 『エリザベート』トート/『新源氏物語』光源氏 綺城ひか理『ME AND MY GIRL』ビル/『金色の砂漠』ギィ 1回 水美舞斗『カリスタの海に抱かれて』カルロ 優波慧『ME AND MY GIRL』 ビル 飛龍つかさ『邪馬台国の風』タケヒコ 帆純まひろ 『CASANOVA』カサノヴァ |
願掛けするほど、明日海さんの最後の新公の役を演じたかったほのかちゃん。
「ビバタカラジェンヌ」の時も「明日海さん」という言葉で終始していましたが、今回も同じでした。
男役、舞台人として明日海さんから、大切にされることを一つでも多く学びたい。
素敵な曲、音楽性に身をゆだねて歌うことを明日海さんはアドバイスしてくださったそう。
組まわりから明日海さんと関りが
ほのかちゃんの花組配属は、研2の『カリスタの海に抱かれて』からですが、研1の時に組まわりで花組『エリザベート』に出演していたそうです。
その時に花組の最下級生ということで「差し入れ係」を担当していて、明日海さんに差し入れやお手紙を渡す役割をしていたそうです。
明日海さんに「ありがとう」と言ってもらい、憧れの人に名前まで覚えていただいたことが嬉しかったようです。
今やその憧れの方から、直伝で手とり足取り教えていただいているのですから。
今回は本公演では、「白い薔薇の精」を演じているので、人間では無い肌の質感が同じになるように心がけ、新人公演では、「青い薔薇の精」ということで、化粧の仕方から鬘まで模倣することに務めたようです。
舞台稽古の時に明日海さんの化粧前に一緒に座らせてもらって、全過程をメモして、番号を教えてもらったりしながら、ここはこういう風に、目の書き方とかまで伝授してもらったそうです。
化粧や鬘を整えて、見てもらって、整えてまた見てもらっての繰り返しだったようです。
実際に新人公演を観た時に、ほのかちゃん演じる「青い薔薇の精」に明日海さんを感じる部分がありました。
「明日海さんに教えていただける最後」ということで、一つひとつのことを噛みしめて吸収しようと努力されているようです。
また明日海さんも、伝えられることは全て伝えたい、という姿勢で伝授されているようです。
お忙しいのに、少しずつ丁寧に教えてくださり、私はこうしているとアドバイスしてくださり、全てが「宝物」だそう。
教える立場について
本公演でほのかちゃんが演じた「白い薔薇の精」を天城れいんくんが演じました。
下級生に教えるのが上手では無く、教えるのは難しいので自分が技術を磨かなければと反省していましたが、新人公演を観た時に、天城れいんくんが役になりきれていないことが気になりました。104期生で舞台に立つ経験が浅いので、言葉を発さず踊りだけで表現するの役は難しかったと思います。
ほのかちゃんが上手にアドバイスして、東京公演は良くなるといいなと思います。
次の新人公演からは100期のほのかちゃんたちが「長の期」になるそうで、その責任も十分感じているようで、頑張って欲しいなと思いました。
都姫ここちゃんについて
104期生、身長161ｃｍ、クリクリっとした大きな目が印象的なかわいいここちゃんでした。
ベージュ色で上半身のレースが素敵で、袖がヒラヒラな可愛くておしゃれなワンピースがとってもお似合いでした。
私と同じ岡山県出身なので、高校のことも良くわかります。
高校では「宝塚研修」という観劇会が毎年あって、1年目は雪組の『前田慶次』で。
2年目に、宙組『王家に捧ぐ歌』を観劇した時に、受験を決意したそうです。
相手役を一言で例えると、ほのかちゃんからは「レッサーパンダ」と言われていました。
ここちゃんは良く動物に例えられるそうで、ミーアキャットとかチンパンジーとか。どれも目がクリクリとした可愛い動物です。
ここちゃんの芸名は、姉の名前と自分の名前のミックスだそうで、
司会者の方から、「お二人ともごきょうだい関連の芸名ですね」と言われていました。
上級生からオコツという愛称で呼ばれているそうです。
本名が「ことか」 で、「ことか」→「こつか」→「おこつ」になったそう。
「おこつ」は、イントネーションを間違えると「お骨」になってしまうし、可愛いここちゃんには、「ことか」か「ここちゃん」がお似合いだと思います。
花組初配属で『MESSIAH -異聞・天草四郎-』の新公では、華優希ちゃんの役を演じたそうで、その時から有望娘役さんだったのですね。
2回目の新公では、『CASANOVA』音くり寿ちゃんの役のベネラ。
そして今回主演！
何と言っても美しい声での歌唱力が素晴らしい！
新公では、心をこめた歌い上げ方に、真彩希帆ちゃん風味を感じました。
シャーロットの9歳の幻では、ほのかちゃん演じる「白い薔薇の精」の肩に一人でジャンプして、おんぶしてもらっています。
ほのかちやんもこの映像を見ながら、身軽なジャンプ力がスゴイと誉めていました。
ダンスもお得意なのでしょう。
そして、「自分がお芝居をする上で生まれる感情を大切にお芝居をする」と心がけたようで、新公のシャーロットは心の表現が巧みでした。
「歌、ダンス、お芝居」の三拍子そろっていて、さらに可愛いのですから、ここちゃんの将来もとても明るいと思います。
ほのかちゃんは、新人公演では、舞台に出る前に必ず相手役さんの手を握って目を見あって、「頑張ろうね」と言うようにしているそうです。
ここちゃんは、初めての主演でとても緊張していたので、ほのかちゃんに手を握ってもらって、とても励まされたようです。
息の合った二人は、東京公演ではさらに進化した舞台を魅せてくれるでしょう。
２人に会える神戸阪急の催し
「神戸阪急って、どこ？」と思ったら、三宮のそごう神戸店が『神戸阪急』として10月5日にオープンするようです。
開催日時:2019年10月5日（土）9:45
開催場所:神戸阪急 本館2階 グランパティオ
出演者:（花組）聖乃あすか、都姫ここ
※雨天の場合は、開催場所を変更
オープニングセレモニー（午前10時）の前に、9:45頃から聖乃あすか、都姫ここによるミニトークが行われるようです。
オープニングセレモニーは、阪急百貨店吹奏楽団による演奏や神戸出身の女優・浅野ゆう子さんのミニトークショーの予定。
ほのかちゃんとここちゃんは、その前というのが、若手らしいイベントですね。
花組の宝塚大劇場での明日海さんのサヨナラ公演は、もう残すところ少しとなってしまいました。
退団はとても残念で寂しいですが、新しいスターが誕生する宝塚は、まだまだ未来が明るいですね。
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