明日海りおさんが多く語られた『ビバ!タカラジェンヌ・聖乃あすか』
こんにちは、くららです。ご訪問ありがとうございます。

今日は、花組新人公演主演コンビ 聖乃あすかちゃん・都姫ここちゃんの「スカイステージトーク」があります。
従来なら新人公演が火曜日で、その週の金曜日に「スカイステージトーク」があるのですが、今回は一週遅れになっています。
多分新人公演が、通常より1週間早かったのでしょう。
先週9月10日に新公を観劇しましたが、そんなお稽古期間が短いことを感じさせない完成度でした。
今日の「スカイステージトーク」については、また後日このブログに書きたいと思います。

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今週の月曜日に、ラジオ『ビバ!タカラジェンヌ』に、新人公演主役を演じた直後の花組の聖乃あすかさんのインタビューが放送されました。パーソナリティは小山乃里子さん 。
ほのかちゃんの印象的だったお話を紹介したいと思います。

明日海さんの退団公演ということで、ぜひその新公の主演をやりたいと願っていたようで、その思いが成就して、しかも本公演では明日海さんの演じるエリュが「白い薔薇の精」だった時の同じ役を演じているので、お話のほとんどに「明日海さん」という言葉が出てきました。

宝塚1

明日海さんがご卒業されるということで、お稽古場から凄く明日海さんのことを見させていただく機会が多くて、本公演も明日海さんの役の昔の役なので、今回凄く感じることとか多くて、舞台をつくるに当たって、本当に沢山の方に支えていただいて、今公演できているのだなと強く感じる新人公演でした。

素晴らしい新人公演だったね、

宝塚1

舞台は生物だなと感じる公演で、帆純さんや都姫ここちゃんと沢山お稽古してきたので、みんながみんなを信じて公演できたのかなぁと凄い勉強になりました。

今回3回目の新人公演だったわけですけど、結構度胸ついたかな?

宝塚1

今日は最初は緊張はせず落ち着いていたんですけど、なんかあらゆる所で緊張しているのかなと、薔薇が震えていたりとか、自分ではそんなに気づいていなかったんですけど、なんかそういう部分が身体は分かっていたようで、歌で声が震えていたりとかすると、やっぱり緊張しているんだなと。
でも集中して全編通してお芝居をすることが出来たので、いい意味で集中した緊張だったのかなと。前向きに捉えていますが、課題は沢山あります。

私は観劇していて、机から降りる所で転んで倒れてしまわれたことに、とてもビックリしました。しかし瞬時に立ち上がられて、何事も無かったようにお芝居を続けられて、緊張された中でも落ち着いていらしたと思いました。

充分素敵だったと思うけどね。

宝塚1

そんなことないです。本当に演出家の植田先生が心に感じるものを、大切に毎回新鮮に演じて欲しいということを、先日まで言ってくださっていたので、初めてセリフを言う下級生や今回沢山の役柄あって課題が沢山あったと思うんですけど、お稽古場からみんなが絶対に深めて良いものにしたいという集中力が凄くあるお稽古期間だったので、とても充実していました。

あっそう。下級生まで全部が集中していたと言うのは、原因は何だろう?

宝塚1

本公演のお稽古場から、やはり明日海さん中心に本当にみんながひとつの作品を絶対に良いものを作り上げたいと言う思いが強かったので。
本公演の上級生の方が凄く心を込めて演じていらっしゃる役を自分たちがするんだと言う責任を感じて、みんな役に取り組んでいたからなのかなぁと、凄く感じています。
東京もこのまま思いを一つに頑張りたいな、と思います。

あんな青い感じの鬘も初めてかな?

宝塚1

初めてです。全部色源なので、かぶりこなしであったりとか、少しの前髪の感じで、全然見え方が違ってしまうので、舞台稽古でも上級生の方からアドバイスをいただいたり。
白い方の鬘は、本公演でも使っているんですけど、衣装が違うと違って見えて、いつもかぶっている鬘なのに、今日は違う気持ちだなあと思いながら…。
ビジュアル面も明日海さんから沢山お化粧であったり、鬘の少しのバランスであったりとか、凄く見ていただいて、沢山学ばせていただきました。

最後の皆さんの拍手がよかったよ、と言う感じでね

宝塚1

本当にお客様が温かくて、集中して舞台を見てくださっていたので、私たちも集中してお芝居をすることができて、あの空間にいれたことが幸せなだなぁと。
ご挨拶で言わせていただいたんですけど、セリフにもある
『この時、この一瞬を、魔法の粉で止られたら』と言う先生の書かれた言葉が心に響いて、このことをいうのだなぁと凄く感じました。

ここで、ほのかちゃんと都姫ここちゃんのデュエット曲「Never Forget You ~あなたを忘れない~」が流れました。
ほのかちゃんもここちゃんも歌が上手で、素敵なデュエットでした。

冒頭の歌も素晴らしいし、瓜生明希葉さんの作曲が素晴らしい素敵な曲が沢山なので、
明日海さんより、音楽性を大切に歌ってほしいとアドバイスがあったそうです。

宝塚1

自分の中のエリアの方向性が見えた感じがあったので、よりここを深めていきたいな部分であったり。
歌は稽古が大切だなぁと思い、前日に明日海さんから歌のアドバイスも沢山頂いたので、やはり出来たところと出来なかったところが沢山あると思うので、そこを東京の課題にして、もっと繊細に丁寧にお芝居から歌の流れが難しいので、そこを大切に歌えたらな、と思います。

本公演でみりおちゃんのお芝居をみている?

宝塚1

踊りで表現するので、白い薔薇の精とエリュが一体化して同一人物に見えたら、より物語も深みが増すかなぁと思うので。
踊りもその時々で感じたことを大切に幻のシャーロットちゃんと丁寧に踊れたらなと。
その日の明日海さんと華のお芝居を見て、感じたことを大切に踊ろうね、ということは毎回二人とも話しています。


宝塚1

今回新人公演でさせて頂いたエリュの役と本公演の役が全く一緒なので、新人公演で感じたことを本公演でも活かしていけるので、この役のことだけを公演中考えられる環境を頂いているので、明日海さんを見て感じて自分の白い薔薇の精の役も、もっと深めていけたらなと思っています。


最初の新人公演は絡みというのは無かったのにね。
宝塚1

そうですね。
『ポーの一族』の時はバンパネラという役で、自分のことで精一杯で袖に入ってから反省することが多かったんですけど、上級生の方から沢山教えて頂いて。
気づけば次は長の期なので、引っ張っていく立場になるので恐ろしいなと思うんですけど、今の長の期さんから見て学ぶことが沢山あるので、私たちももっと下級生を見ていかなければいけないねと同期とも話しています。

前回出演の柚香光くんからの言葉
明日海りおさんのご卒業公演で新人公演の役をさせていただくことの大きさというものは、本当に強く感じていると思います。
私も蘭寿とむさんのご卒業公演で新人公演の役をさせていただいたんですけど、そこにはいろんな思いがあって、きっと彼女も同じようなことを感じているのでらないかと思いますが、学べるものは学んで、目に焼き付けて、まっすぐ誠実に日々を過ごして欲しいなと思います。
宝塚1

頂いた言葉通りだなと、柚香さんのトップが決まられて、花組が変わる時なので、花組の戦力になれるように、明日海さんから沢山学びたいなと思いますし、柚香さんからも沢山今まで教えていただいたので、今の花組で学べることを沢山学んで自分の男役像というものを築いていけたらと思います。

東京に向けて

宝塚1

男役として基礎的な部分を大切にして欲しいということを先ほど言って頂いたので、歩き方、体の使い方を研究していきたいな、というのと。
明日海さんから言って頂いた課題というのが沢山あって、それを全てクリアできていないので、その言って頂いたことを大切に取り組んでいきたい。
今日見つけた、相手を感じること、空気感、精霊としてのいかたももっと研究できると思ったので、プライドが高くてエリートな雰囲気が出せるように、日々精進していけたらなと思います。

ほのかちゃんの言葉から、振り付けの大石裕香先生は、ハンブルクバレエ団の元ソリストということを知りました。
すごい先生が振り付けてくださっているのですね。

宝塚1

セリフが無く踊りだけで表現するので、大石裕香先生が一つの振りにすごく思いを込めて振り付けしてくださって、シャーロットの距離感やデュエットダンスをする時の事とか教えていただいて、先生のニュアンスを大切に、幻のシャーロットちゃんの2人が凄く可愛いんですけど、心を大切に踊れたらなと思います。
ダンスは好きなんですけど、ロングブーツで踊る、バレーぽい振りなので難しいなと思いながら、先生からただ踊るのでは無くて、お芝居を感じで、セリフを言っているように踊って欲しいと本公演の時に言って頂いたので、自分もエリュと同じ気持ちになって、初めて会った時の仕草、目線の使い方など全部細かく言って頂いたので、それを日々新鮮に、お芝居として踊れるように頑張りたいなと思います。



ショー「シャルム!」の踊りを見て欲しいというのは、どこ?

宝塚1

黒燕尾がヤンさんの振り付けで、一人ひとり30人分の振り付けを個々に付けてくださって、それぞれが明日海りおさんに対する思いを踊っているので。
その踊りが今までの明日海さんがトップさんになってからの作品踊りが入っているので、振り付けの時からみんな凄い集中していて、「花組と言えば黒燕尾」というイメージも強いと思うんですけど、それだけで無くてそれぞれの思いが凄く詰まった黒燕尾になっていると思うので、そこを注目して頂ければ嬉しいと思います。

宝塚1

お芝居は、心が温かく作品なので楽しんでいただければ。
シャルムは、ザ花組というショーになっていると思うので、ぜひ見に来てください、

大劇場公演は、9月30日まで。東京宝塚劇場は、10月18日(金) – 11月24日(日)。
新人公演は、10月31日です。

「明日海さん」という言葉が本当にたくさん出てきたインタビューでした。
明日海さんがトップになってから、花組に配属されて、明日海さんの新人公演の主役の役を3回演じ、最後は本役でも「明日海さんの昔の役」。同じ舞台に一緒に佇んでいたり…。ほのかちゃんの頭の中は、絶えず明日海さんでいっぱいのよう。

新公の新聞報道では、“明日海の“美麗DNA”を受け継ぐ逸材”という表現を使われていました。
明日海さんの魅力は、美しさだけではなく、魂のこもった芝居力と魂のこもった歌唱力。
その「芝居」と「歌唱」の“DNA”も、今回の新人公演を通して、しっかり受け継いでいらっしゃると思います。
美しい顔立ちで正統派男役としての素晴らしい素材の上に、明日海さんの“DNA”が受け継がれたら、素晴らしすぎる男役さんになることに、間違いはありません。

今日はこれから、「ステージトーク」でほのかちゃんとここちゃんのお話を聞いてきます。
「今後の花組不安説」というものがあるようですが、明日海さんが去られることは寂しいことですが、それ以上にれいまいひとこ+あきら+ほのか・ほってぃ+つかさなどなど大いに盛り上がると期待しています。

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