柚香光くん礼真琴くんとの絆『ビバ!タカラジェンヌ』
先日ラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』に柚香光くんが出演されました。
その時のお話された一部をご紹介したいと思います。パーソナリティは小山乃里子さん 。

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ラジオで聞くれいくんの声は、キレイなお姉さんの声として響いてきました。、
現在大劇場で上演中のハーヴィー役が穏やかな性格の役なのでその影響もあるかもしれません。次期トップスターとしての責任感も。

ハーヴィーが何故、薔薇の精に見初められたのか?

CASANAVAとは全然違った役ね?

宝塚1

全然違いますね。あの方とは全然違って。
植物研究家のハーヴィーという男性を演じているのですけど、すごくまじめで、お仕事に対して誠実に真面目に日々を生きている人で、欲と言うよりは自分の責務だったり、しなければならないこと、やるべきことに、日々向かっている人です。

なにが面白いのだろう?と思うよね?

宝塚1

彼は孤児院育ちで、まともな食糧が無いような、愛情が受けられないような幼少期を送っています。
彼の中での幸せとは、普通の人では見過ごしてしまうような所にやすらぎを覚えたり、そういうところに存在意義を見出しながら日々を送っている人なのだと思います。
孤独を感じていたり、惨めだと思っているわけでは無く、彼は彼の人生を必死に生きていますね。

青い薔薇の精は、なぜハービーを見初めたの?

宝塚1

お客様に、何となくでも伝わるようにハーヴィーの人物像をつくっていきたいと思います。
そのためにも水美舞斗演じるニック叔父さんとの関係性が、芝居で色濃く描かれているわけではないので、セリフの中で表現していくしかありません。
そこの関係性が説得力があるか、想像を膨らませられるかによって、ハーヴィー選ばれる理由をイメージしていただきやすくなると思います。
そこを濃く濃く、どんどんつくっていきたいなと思っています。

ニックの絵を見つけた時に、ストーンと落ちるものがあるよね?

宝塚1

やはりハービーにとっては、ニックおじさんが絵を見ながら庭の話をしてくれた時間が沢山あったと思うので、そういう時間をどういう風にハービーが心に大事にしまっていたか、というのがキーになると思うので、大切に演じていきたいなと思います。

いろいろなメッセージ性がある作品

宝塚1

本来は好きで始めた仕事なだったのに、今は本当の気持ちを忘れて、しなければならない、こなさなければならない方に気持がいってしまって、なにかを忘れてしまっているという…
私たち日常において共感しやす部分、あらゆること、あらゆる生き物、自然というのは、共に共生していて、助けあいながら、支えあいながら生きているというのも、現代社会において私たちに耳の痛いような心にしみるようなメッセージ
物語のサイドでは、子どもたちを大切に、子供たちが笑っていられるような世界をというメッセージがあり、暮らしていく中で忘れてはならないことです。
他にもいろんなメッセージがちりばめられています。

本来の柚香光くんは?

今回は本当におとなしい役、今までに無い役だね?

宝塚1

凄く嬉しいです。アクの強い役であったり、欲が強買ったり、押し出しが強かったり、思い込みが激しかったり、変わっていたりと言うキャラクターが多かったので、今回の自分の生活の前に転がっているような繊細な感情と似ているような、背伸びをしていないというか、すご共感できるような心の流れ、セリフがあるので、出会えたことが嬉しい。穏やかな人格の人なので嬉しいです。

「嬉しい」を3回も言っていました。個性の強い役を中心に演じてこらりましたが、れいくん自身は繊細なハーヴィーのような純粋な人なのだと思います。

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ショー「シャルム!」について

どの場面が印象的?

宝塚1

・スーツにハットに肩にストールで、タンゴを踊る場面。
・軍服肩掛けマントで、宮殿の中の様なクラッシックな場面。
・銃を持って踊るレジスタンスの場面
・そのあとの白の衣装
・燕尾服は、好きの次元を超えての思いがあります
・幕開きのプロローグも好きです。

白の衣装で、みりおちゃん最初から泣かせるね?

宝塚1

のびのびと明日海さん中心に踊っていて、センターから花道までガーッとまっすぐ斜めに、さゆみさんに向かって列をなすところに、組子の思いを感じます。

そして、レジスタンスの場面で、変わりました!となるね?

宝塚1

唯一、お芝居仕立てのナンバーになっていて、他の場面と色合いが違い、照明も暗めです。
銃を持って舞台で踊るのが、とても久しぶりで、銃で狙いを定める緊迫感、臨場感にアドナリンが出ます。
恋人が出てきて、絶対来たらイカンでしょうという時に来ちゃうので、今日はじめてその表情をみて、覚悟を決めたような強い目を感じました。
お芝居仕立てのナンバーなので、これからもに芝居の要素を深めていきたいです。

泣かさんといて欲しいんだけどな最後。(黒燕尾の場面)

宝塚1

あそこは本当に振り付けの時から、色んな感情が渦巻きすぎて、自分でも整理がつかないくらい、日々感じることも違ってきますし、安寿先生の振り付けに愛があって理解してくださって、日々の心の変化をのせながらおどるので、毎日一回一回大切に時を大切にしていきたいなと思っています。

礼真琴くんよりのメッセージ 同期の絆

「同じ思いを抱いている人からのメッセージを預かっていますよ」と誰とは言わずに、そのメッセージを小山さんが読み上げました。

れいちゃんとは下級生の頃から、組が違って会えなくても、同じような運命を辿ってきたので、れいちゃんだったら、今の気持ちわかるだろうなと思える唯一の存在です。
トップさんのご卒業公演でいる今の状況と、これから待っている未知なる世界へ、れいちゃんの存在を感じながら、過ごしたいと思っていますので、どうかご飯に行ってください。
こっちゃ~~ん。ことちゃ~ん。ことちゃん絶対ことちゃんじゃないですが、絶対、一文目からわかりました。
イャァ〜。礼真琴さん、ことちゃんは本当に組が違いますし、会う機会とか話す機会とはそんなに頻度は多くなくて、頻繁にふたりとも連絡を取り合うとようなタイプでは無いので、離れている時間の方が全然ながいんですけど、ふとあった時に共有する思いであったりとか、舞台で観ていた時に感じるものってのは、本当に大きなものがありますね。
同時に私個人として、個人的に凄く尊敬しているので真琴のこと。音楽学校の時から同期を引っ張っていってくれているような存在でしたので、同期なんですけど、すごく憧れる部分もありますし、尊敬していますし。
なので、その彼女からこういうあったかい言葉というか、強い絆の言葉というか、そういうものをもらえることは凄く素直に嬉しいです。

このシーンは、番組の終盤でした。その前に『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』と『シャルム!』の公演について、とても冷静にお話をされていたのに、この真琴くんからのメッセージを聞いて、感極まるように3回名前を呼んで、れいくんの心が揺さぶられたようでした。
真琴くんは、れいくんのことを「運命共同体」のようと言っていましたが、れいくん自身も同じ気持ちを抱いているでしょう。
「次期トップスター」ということで、柚香光くんがとても心を引き締めて、卒業される明日海さんから花組を引き継ごう、そして明日海さんを送り出そうとしている真摯な姿勢を感じます。
真琴くんが前回『ビバ!タカラジェンヌ』に出演した時に感じられた同じ姿勢です。

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翌々週出演の新人公演主演の聖乃あすかさんへのメッセージ

宝塚1

明日海りおさんのご卒業公演で新人公演の役をさせていただくことの大きさというものは、本当に強く感じていると思います。
私も蘭寿とむさんのご卒業公演で新人公演の役をさせていただいたんですけど、そこにはいろんな思いがあって、きっと彼女も同じようなことを感じているのでらないかと思いますが、学べるものは学んで、目に焼き付けて、まっすぐ誠実に日々を過ごして欲しいなと思います。

プレお披露目『DANCE OLYMPIA』について1月7日~

宝塚1

1月に来東京国際フォーラムで公演させて頂きます。
ダンスナンバーというのは、その分やることが沢山増えますので、心して取り組みたいと思います。

お気に入りの曲では、ホージアの『Take Me To Church』をリクエストされていました。
ロイヤルバレエ団のダンサー、セルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリー映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』の中の曲で、この曲でいつか踊ってみたいそうです。
ダンサー柚香光』!
ダンスの得意なトップスターとしての活躍が楽しみです。プレお披露目公演がダンスコンサートということで、馬鹿にする方もいらっしゃいますが、れい君が言っているように、
ダンスナンバーというのは、その分やることが沢山増えますので、心して取り組みたいと思います」ということだと思います。
『DANCE OLYMPIA』は、一幕はギリシア神話の英雄が現代にタイムスリップして巻き起こす悲喜こもごもを描いたストーリー仕立てのショー。
二幕は、世界の多彩なパフォーマンスが繰り広げられるエンターテインメントショー、とのこと。
2幕ともショーと言うのは、運動量も、練習量も通常より多くて、演者にはかなり負担のかかる選択だと思います。
頑張って欲しいと思います。
まずは、サヨナラ公演の 11月24日の大千秋楽。無事に終えられますように。

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