昨日『夢現無双/クルンテープ 天使の都』を観劇して、元々「ありちゃんガンバレ」応援員だったくららは、どっぷり「ありちゃん沼」にはまってしまいました。
ありちゃんは、可愛いイメージが先に立ってしまって、「男役」と一言で言い切るにはまだ未熟で、そこからの成長を長くもがいていたような印象をもっていました。
しかし、新人公演を卒業した今回の公演から、「男役 暁 千星」と堂々と言える変化を感じています。
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『夢現無双』の吉岡清十郎
長身に着流しで長髪で、京言葉。妙に色っぽい清十郎！
「ありちゃん」とちゃんづけするのが悪いほどの大人のイケメンの雰囲気を醸し出していました。
こんなありちゃんを見れる日がくるとは。何度みても感慨深いものがあります。
清十郎の初登場シーンは効果音があって、大きな拍手がおこります。(何故？ありちゃんが人気だから？)
武蔵と並んでも、剣豪ぶりが一目でわかり、ありちゃんは武蔵以上の男役としての色を出していました。
出番はとても少ないですが、「吉岡清十郎」という人物をしっかり打ち出していたので、観客の印象に残ったと思います。
これからどんな男役をふられても、役として成立していけるのでは。
(それまでが、ともするとありちゃんの演じる○○役というイメージだったので)
クルンテープ 天使の都のありちゃん
【ムエタイ】
ありちゃんの身体能力の凄さが何をしても際立って見えます。短い間でも結愛かれんちゃんとのラブラブ度も魅せてくれて、フレッシュなスターなので爽快感があります。
【中詰】
掛け声、おたけび？だけで、難しそうなステップを踏みながら、脚をあげながら銀橋を通り過ぎていきます。体幹の良さにただ圧倒されるだけです。
こんなことができるスターは、他組でもなかなかいないのでは？
【ライキンドクーン】
ホットパンツの脚の長さ、うつくしさに注目してしまいますが、女としての表情もとても豊かに表現されていました。特に嫉妬の表情が。
月城かなと君をけり倒すほどの女の強さを見せることができるのは、やはりありちゃんだからこそ。この場面四角関係が展開されていますが、ありちゃんだけを追ってしまいます。
【その他】
スラっとしたスタイルと確かなダンス力で、どこにいてもありちゃんをすぐに見つけ出すことができます。
歌もさらに上達を感じます。
大階段に座って板付いていても、脚が一際長い！ターバンと腕まくり燕尾もよく似合っていて、やはり目立ちます。
フィナーレのパレードでも、一際堂々と歌っているので、「ありちゃん、頑張って！」と嬉しくなります。
ありちゃんの客席おりでの驚くべきサービス精神
ショーでの客席おりで、ありちゃんはくららの居た所より一つ中の通路に降りてきて、A席の奥の方の方とまでハイタッチをしていました。
その姿をみながら「1つ向こうのブロックだったら良かったな」と残念に思っていました。
そして舞台に戻っていくと思いきや、1ブロック分横通路を通りながら、ハイタッチしながら近づいてきて、何と端に近い所にいたくららもハイタッチしたいただきました！
一瞬夢ではないかと思いました。
「わぁお」と興奮している瞬間に、ありちゃんは突っ走って舞台に戻っていきました。
銀橋に戻ったのは、一番最後だったと思います。
以前『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』で退団するたそ(天真みちる)が客席おりのファンサービスが長くて、流石退団するからと思ったのものですが、ありちゃんがここまでのサービスをしてくれるとは、意外でした。
しかも照れたような笑顔で、初々しさが残っています。しかしすることは大胆！
以前もありちゃんがずっと下級生の時に、最前列で観ていた時に、いっぱい視線をもらってつってもらったことがあります。
その時は下級生なのにスゴイなと思ったのですが。
これからの月組の要になっていくと思われるありちゃん
これからこうした舞台でのファンサービスを積極的に行っていけば、ありちゃんファンはうなぎ上りだと思います。
現在の月組は美弥ちゃんの退団がショック過ぎて少し沈み傾向にあります。
美弥ちゃんが飛び立った後の月組まことをファンは勝手に心配していますが、ありちゃんは月組の再生の要の一人となってくれるでしょう。
しかし無理な爆上げは反感を呼ぶので、人気にともなう上げ方をして、多くのファンに愛されるスターになっていって欲しいです。
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