月組新人公演100期生爆発!
新人公演のプログラムの表紙の風間柚乃君の落ち着きぶりは、何でしょう。
研6になったばかり。新人公演主演は2回目。
なのにもう「スター」そのものの風格!貫禄!
ちょっと昭和の香りがするのも、「平成」「令和」と続く中、いいのではないでしょうか。

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くららは月組の新公に行けませんでしたが、「やっぱり、おだちんは凄すぎた」という知人から報告が。
「本役をこえた」と言っていました。(くららが言ったのではありません)
歌える、堂々と役になり切れる、個性をボンと押し出せる、というのはおだちんのすごさだと思います。

そして知人とは「100期だもの」という共通認識事項があるのです。
(このことについては、後で説明します)

月組新人公演100期生の配役

宮本武蔵(珠城 りょう)   …風間柚乃
佐々木小次郎(美弥 るりか) …蘭 尚樹
お杉(夏月 都)       …桃歌 雪
お甲(白雪 さち花)     …夏風 季々
新免無二斉(紫門 ゆりや)  …空城 ゆう
政(玲実 くれあ)      …妃純 凛
今回の新人公演は100期生がメインな役を担っています
そのため、とても良かったという評判です。
まるで95期が活躍していた頃がもどってきたかのよう、とも。

通(美園さくら)…天紫珠李(101期)
役としては、お通の存在の説得力があってとても良かったそうですが、お化粧が残念だったそう。
男役から娘役に転向して1年と少し。愛希れいかちゃん主演の『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』ではすごく役付きが良く、そのまま行くのかと思うと、そうでもなく。
101期同期の吉野太夫(海乃 美月)結愛かれんちゃんも良かったそうですが、ただ太夫のメイクが今一歩だったとか。

結愛かれんちゃんが本役の少年城太郎を演じたきよら羽龍ちゃんが、やはり声も良くて印象的だったとか。
輝月ゆうま君本役の祗園藤次を演じた蘭世惠翔君が良かったそう。

蘭世惠翔君はショーの冒頭からも目立つ役を与えられていて、これから娘役きよら羽龍ちゃんと共に挙げられていく予感。

100期生はスゴイ!説

「宝塚100周年」がお祝いモードではじまった頃、音楽学校の文化祭があり、「今年の初舞台生は逸材ぞろい」と評判になりました。
風間柚乃君は、現在の松岡恵さんほどでは無いですが、故夏目雅子さんの姪ということで何かとマスコミの注目をあびていました。そして文化祭ではとても歌が上手だったそうで、声楽総合部門の優秀賞に選ばれ、容姿端麗だけでなく、「歌える」ということがその頃から評判でした。

そして「宝塚をどり/明日への指針-センチュリー号の航海日誌-/TAKARAZUKA 花詩集100!!」で100期生は初舞台をふみました。
初舞台は、3月21日からでした。今年と比べると約1ヶ月早く、お稽古時間が短かったと思うのですが、その内容がすごかったのです。

恒例の「初舞台生のロケット」はみんな足がしっかり上がっていて、揃っていて、気迫がありました。

さらに100周年を記念して、「100名ロケット」がショーの中であり、初舞台生が上級生と一緒にロケットをしていました。
ただ足をあげるだけでなく、列ごとにグルグルまわったり、交差したり、難しそうなロケットでした。
一人として「初舞台生だから間違えてしまう」ということなど無く、「初舞台生」と「上級生」の違いが全くわかりませんでした。

この公演は、各組トップコンビの特出がありました。
柚希礼音さんの星組は人気すぎてチケットがとれなかったのですが、花組、雪組、宙組の特出と、特出無し公演と、足繁く通っていました。
そして、初舞台ロケットと100人ロケットを見る度に、「100期生はスゴイ!」と感動し続けていました。

そして星風まどかちゃんは、組配属前の研1生の秋の宙組公演「白夜の誓い」で、トップスター凰稀かなめ演じるグスタフⅢ世の少年時代役に抜擢されて、せり上がりで登場していました。研2で宙組に配属となり「王家に捧ぐ歌」で新人公演初ヒロイン。「相続人の肖像」でバウホール公演初ヒロインと、とんとん拍子に頭角をあらわしてきて、研4で宙組トップ娘役になりました。

華優希ちゃんも、花組トップ娘役に就任予定です。

新人公演主演経験者(トップ娘役除いて)
花組 聖乃あすか音くり寿
月組 風間柚乃
星組 極美慎
宙組 天彩峰里

東上公演主演ヒロイン 音くり寿、天彩峰里(トップ娘役除いて)
エトワール経験者 羽織夕夏、音くり寿、天彩峰里(トップ娘役除いて)

羽織夕夏ちゃんは、雪組全国ツアー『琥珀色の雨にぬれて/“D”ramatic S!』では、エトワールやダンスで実力を魅せてくれましたが、本公演ではあまり機会に恵まれていません。活躍を期待しています。

100期生の首席入団者である蘭尚樹君も今回月組新人公演で2番手美弥るりかさんの役を演じました。

他にも、宙組新人公演で2番手を演じている優希しおん君、
宙組「群盗」で光っていた愛海ひかる君、はる香心君、
雪組『義経妖狐夢幻桜』でシズカを演じていた希良々うみちやん、
雪組から星組に組替えして期待の歌が上手な娘役桜庭舞ちゃん、
花組 期待の男役一之瀬航季君、
雪組「20世紀号に乗って」でポーターでがんばっている眞ノ宮るい君星加梨杏君、
雪組 歌が得意なゆめ真音君。

とにかく有望新人揃いです。

100期生が優秀なのは音楽学校受験改革の影響?

これが知人との共通認識事項です。
一緒に100期生の初舞台公演を観てから、「100期生は優秀過ぎる」と認識しあって、つい「100期生だから」という言葉を発します。
宝塚100周年の年に初舞台生になる100期生に焦点をあてて、特別な選考方法をしたのかな?というのは、あくまでも知人とくららとの勝手な解釈です。

95期生も娘役のトップの時期は終わりましたが、「男役は誰をトップにするのだろう」と誰もが興味をもつほどスター揃いです。

100期生もすでにトップ娘役が二人誕生予定ですが、さらにそれに続くのは…。
多くの男役トップスターも輩出される予感でいっぱいです。

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