ただいま東急シアターオーブでは、雪組公演の「20世紀号に乗って」が絶賛上演中です。
この公演のチケット代金の大衆価格に驚きませんでしたか？
S席 8,800円 A席 6,000円 B席 3,000円（全席指定・税込）
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宝塚大劇場や東京宝塚劇場の価格に合わせて、この価格が設定されているのだと思います。
とても洒落たヒカリエという空間、Tokyoという都会に慣れていないオバサンくららは、おしゃれすぎて気後れしてしまいました。
でもチケットの代金は、B席は宝塚大劇場よりお安い設定で、ビックリ！ちょっと舞台から遠いですが。
音響も悪いとか聞いていましたが、そんなことも全くなく、座席も広々していて、お気に入りになりました。
で、息子の観ると言っていた「王様と私」、観劇してみたいなと調べてみたら、あっと驚く高いチケット代金！
B席でさえ、3倍の9000円です。
雪組公演後も東急シアターオーブでは「ブロードウェイ・ミュージカル」が上演され続けていきます。
それらの公演のチケット代金を調べてみました。
東急シアターオーブのブロードウェイミュージカルのチケット代金
ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」[4/16(火)〜5/12(日)]
出演者:小池徹平 三浦春馬 ソニン 玉置成実 勝矢 ひのあらた
S席 13,500円 A席 12,000円 B席 10,000円（全席指定・税込）
The Broadway Musical Concert
～ザ・ブロードウェイ・ミュージカル・コンサート～[5/18(土)～5/19(日)]
出演者:ノーム・ルイス、ギャヴィン・クリール、ジェシー・ミューラー、アレックス・ニューウェル
S席 12,500円 A席 9,000円 B席 6,000円（全席指定・税込）
ブロードウェイミュージカル「ピピン」（日本語版公演）[2019/6/10(月)〜6/30(日)]
出演者:城田優、Crystal Kay、今井清隆、霧矢大夢、宮澤エマ、岡田亮輔、中尾ミエ／前田美波里（Ｗキャスト）
P席 15,000円 S席 13,000円 A席 11,000円 B席 9,000円（全席指定・税込）
※Ｐ席は1階1列目～10列目以内の座席保証。オフィシャルグッズ（非売品）付。
リンカーン・センターシアタープロダクション
ミュージカル「王様と私」[2019/7/11(木)〜8/4(日)]
出演者:アンナ … ケリー・オハラ 王様 … 渡辺 謙 イギリスカンパニー
SS席 19,000円 S席 15,000円 A席 12,000円 B席 9,000円（全席指定・税込）
<>U25チケット（25歳以下当日引換券） 6,500円（税込）>
帝国劇場『エリザベート』6月7日～8月26日
宝塚とほぼ同じ内容の『エリザベート』も、大人気でチケット難です。
料金：S席14,000円／A席9,500円／B席5,000円（税込み）
これらに比べると、宝塚がいかに安い料金で楽しませてくれるかが、つくづくわかります。
生オーケストラで、舞台の装置や衣装などどこよりも費用をかけ、1回の出演者の数が80名以上と大所帯。
なのに大衆料金というのは、「生徒さん」と呼ばれるタカラジェンヌのお給料・人件費が安く抑えられているということも大きいと思います。
星組の全国ツアーについて調べている時も、他の公演に比べて、宝塚の公演の料金の特別な格安さを感じました。
舞台装置や衣装など大きなトラックを沢山駆動し、生徒さんや裏方の方たちの交通費や宿泊費など莫大な費用が発生するでしょうが、チケット代金は良心価格なので、全国ツアーでの利益はあまり追求していないのかもと思います。
創業者の小林一三氏が宝塚は生徒が演じているので大衆価格で、と仰って未だに大衆価格が維持されているのは有難いと思います。
時代はどんどん変容していています。生徒さんと呼ばれながらも、外部で通用する技術を磨かれています。
それでも大衆料金を維持してくださっていることは有難いことです。
何にもわからず、勝手な思いをブログに綴ってばかりいますが、「大衆料金」で上質な満足を与えてくれる宝塚の顧客満足度は2018年の調査で1位だったそうです。
くららが誘って宝塚を観てから、「また観たい」という方ばかりで、くららの周りでも顧客満足度は100％です。
今後チケット代金が高くなることも、仕方ないのかなと思います。
現在のところ、料金面での満足度は100％です。
チケット難で簡単に手に入らないのは、残念ですが。
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