元号変わりの「宝塚大変動」
平成という元号は4月30日をもって幕を閉じ、5月1日から新元号になります。
その元号が明日4月1日の11時半に発表されるそうです。
よりによって“エイプリルフール”。間違ったものがSNSで拡散されていくような予感がします。
イニシャルが「A」になると巷で噂されていますが、実際はどうなのでしょう。

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元号の変わる年に平成生まれのトップスター誕生?

タカラジェンヌの年齢は「すみれコード」によってシークレットです。
しかしくららは、95期当たりに該当する息子がいるため、調べなくても年齢が推察できてしまいます。
特に「中卒」だと、間違いなく何年生まれかわかります。
(愛希れいかさんと息子が同い年でした)

順調に学年を重ねていたら(病気などで学年がダブってしまう場合もあります。その時の親御さんの苦労はいかばかりかと…)
93期の中卒の方は、平成生まれ

95期の中卒から高校2年修了で入学されている方までは平成生まれ。
(95期の高卒でも1月8日以降の早生まれの方は平成生まれです)

93期 彩風咲奈さん芹香斗亜さん愛月ひかるさん3名は、中卒で入学なので平成生まれ

柚香光君水美舞斗君は、中卒で入学されているので平成生まれ
礼真琴君は、高校1年修了で入学されているので平成生まれ
月城かなと君、朝美絢君、桜木みなと君、瀬央ゆりあ君も平成生まれの可能性が強いです。

次にトップスターとなる人は「平成生まれ」と言えそうですね。

『95期でトップスターを揃えるのでは?』という噂もあるようですが、揃えることに何も意味はないので、それは無いのではないかな、と思っています。
宝塚が5組あるのは、それぞれ組カラーがあり、それぞれのトップスターの魅力があり、あり方があり、違いを味わうことが5組編成されていることの魅力だと思います。若いトップスターもいれば、経験を重ねて光っているトップスターもいる、そんな多様性がある方が良いかなと思います。

現在就任中の昭和生まれのトップスターさんには、このまま長く就任して欲しい願望は変わりません。

平成元年は宝塚ではどんな年だった?

平成元年は、1989年(1月8日 – 12月31日)です。

昭和64年1月7日午前6時33分に昭和天皇が崩御されたため、宝塚大劇場で上演されていた花組大浦みずきさん主演の『会議は踊る/ザ・ゲーム』は7日と8日の公演が中止になりました。
世の中ではしばらくテレビでCMが放送されなかったり、歌番組、ドラマ、クイズ番組はすべて姿を消したりという「自粛モード」が続いていましたが、宝塚は2日間だけの公演中止だったようです。

8月10日より「ベルサイユのばら」が15年ぶりに再演され、この雪組から「平成のベルサイユのばら」スタートして星組、花組、月組と上演されていきました。

10月25日 宝塚歌劇30年ぶり3回目の米国公演が大浦みずきさんをメインにニューヨークで行われました。

タカラジェンヌの退団ラッシュは元号変りも原因?

2019年の退団者が現時点でも驚くほど多く、さらに増えそうな予感もあり、ファンにとっては涙、涙の年です。

2019年退団ラッシュの原因・根拠は?
1 元号が変わることをタカラジェンヌ が「区切り」としたいと思っているから
多分これが大きいでしょうね。
そして同期のつながりが強いから、同期でその意識が波及しやすいと思います。
ファンは、小出しに退団していって欲しいと思いますが、これはタカラジェンヌがご自分で決めていかれることなので、何も口出しする権利はありません。

2 劇団の若返り対策
宝塚100周年の頃から当時の理事長も仰っていましたが、各組の上級生は大切な役割を担っておられるので、目に見えた若返り化はされてきませんでした。
元号変わりを契機に推し進めようという動きがあるのかもしれません。

若返り化によって、宝塚の舞台が常に新人公演のような焼け野原になってしまうことは、避けていただきたいと思っています。
「宝塚の伝統」を愛しているので、長くファンを続けています。
その舵取りが急に変な方向に行ってしまうなら、ファンは遠ざかるのみだと思います。
昨日も花組の「誰の得にもならないようなポスター」の公表について苦言を呈しましたが、宝塚は「生徒」と「ファン」の心まで考えて舵を取っていかないとダメだと思っています。
3 2025年の大阪万博に向けての体制づくり
大方の企業は2020年のオリンピックに向けての方針を練って実践していると思います。
しかし宝塚は関西に基盤がある文化に関わっている企業なので、「オリンピック」ではなく「大阪万博」に焦点を定めていると思います。

1970年に開催された日本万国博覧会(EXPO’70)への宝塚の関りは大きく、万博の開会式の構成・演出を、宝塚歌劇団演出家の内海重典が担当し、「お祭り広場」の催事総合プロデュースも宝塚の関係者が務め、タカラジェンヌらの出演もありました。
万博の開催に合わせて、宝塚ではグランドレビュー『タカラヅカEXPO’70』が上演され、この時から2時間30分の上演時間に休憩30分を合わせて合計3時間という枠が作られ、現在にまでそれが続いているそうです。(先日歌舞伎座の歌舞伎は4時間で長かったです。やはり3時間がちょうど良い)
同じ阪急沿線ということもあり、万博の開催が宝塚歌劇の動員数にも大きく影響し成功したそうです。

2025年の大阪万博においても宝塚が大きな役割を担うと思います。
開催前後に海外公演も積極的に行われていくのではないかと思われます。
常に新しいことにチャレンジしていく姿勢の宝塚は、今から2025年に意識を向けているのではないでしょうか。

元号代わりの2019年に、取り分け変化の大きい宝塚です。
長くファンを続けていますが、こんな大きな変化は始めてです。
そんな中にあっても、何とか宝塚を楽しんでいきたいと思っています。
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