水美舞斗がど真ん中で大写しで正面を向いて微笑んでいます。通常ならトップスターの位置です。
主演者だと思われていた綺城ひか理と飛龍つかさは、目線を外したポーズで小さな写りで上下に配置されています。通常なら2番手、3番手の位置です。
そしてさらに、出演者全員がポーズをとって背景の一部と化しています。
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このポスターを見たほとんどの人は、水美舞斗の公演だと思って当たり前です。
しかし水美舞斗は、<特別出演者>であって、全19公演のうち11公演に出演します。
8公演は水美舞斗がいない公演が行われるのです。
主演表記にこだわる歌劇団
2月15日に若手のバウ公演『Dream On!』と発表があった時、綺城ひか理、飛龍つかさ主演の公演に、特別出演の水美舞斗は花を添える程度だと解釈していました。
2月18日に詳しい日程が発表されて、前半の半分以上に水美舞斗が出演することがわかりました。
3月18日に公表された「先行画像」が3人写りの真ん中が水美舞斗だったことで、「なんか変」と思ってたいたところに、
3月29日に水美舞斗主演としか思えない「ポスター」が公表されました。
綺城ひか理、飛龍つかさは、主な出演者であり主演ではない
公式ホームページをよく見てみましたが、ひか理君もつかさ君も「主な出演者」と表示されていますが、「主演」という言葉はどこにも見当たりません。
バウホールは、「W主演」とか「単独主演」には意味がありますが、「主な出演者」はカウントされません。
バウ・ショーケース『New Wave!』 が各組で行われてきましたが、その5組の中で公式ホームページで「主演」という表記が使われていたのは『New Wave!-宙-』「主演 澄輝 さやと」だけでした。これは単なる表記した人の感覚の違いかもしれませんが。
【バウ・ショーケース 『New Wave!』】と【ショーケース『Dream On!』】は、作・演出／三木 章雄が同じということで、これからも【ショーケース『Dream On!』】は各組で行われていくのでしょうね。
そして「主演」という表記をしないことを徹していくのかなと予想しています。主演カウントに入れないため。
劇団はファンの心理を考えているのか？
あかちゃん、つかさ君ファンは、2月15日に若手のバウ公演『Dream On!』に二人主演することで本当に喜び、期待したと思います。
くららも、つかさ君ファンですので、抜擢されて本当によかったなと喜びました。
それが各発表ごとに二人が中心だと思っていた意味が段々とうすれてきて、良い気持ちでは無いです。
水美舞斗君のファンもはじめから、ポスターの真ん中になるほど活躍すると思ったなら、大喜びだったでしょうが、発表ごとにセンター度が高くなってきても、微妙な気持ちで、喜んでいるファンの方が少ないのでは。
水美舞斗君ご自身も後輩の活躍の邪魔をしているようで、良い気持ちはしていないかもしれません。
ファンは『花より男子』に出演して柚香光君と一緒に盛り上げてくれるのだろうと期待していた方が大半だと思います。
くららもそうでした。
水美舞斗君が出演しないことと、先行画像やポスターからのトキメキ度がうすいので、『花より男子』は遠征しないつもりです。
水美舞斗君の出演日からの考察
【公演期間】5月20日（月）〜6月4日（火）の中
＜特別出演＞水美 舞斗、帆純 まひろ、一之瀬 航季は、5月20日～5月27日の前半部分に出演します。
後半は、『恋スルARENA』横浜アリーナ6月25日（火）〜6月26日（水）のお稽古参加なのだと思います。
3人とも全公演出演になっています。
28日〜30日が休演になっています。
この間に水美舞斗君が抜けた後のお稽古がされるのだと思います。
綺城ひか理、飛龍つかさのお二人が実質中心となって公演するのは、
5月31日(金)～6月4日（火）です。
土日公演をはさんでの8回です。
あかちゃんもつかさ君も人気があるので、当然この間の集客はバッチリだと思います。
全日程を二人だけでも十分集客できたでしょう。
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友の会で『Dream On!』のチケットが当たった！
友の会のバウホール公演の抽選はもれなく入力しています。
当選通知が来て、当然後半だろうなと思っていたら、水美舞斗君らが出演の日でした。
前半、後半の当選率に差はなかったのでしょうか。
今回のこの偏向スケジュールが意味するものは？
バウホールでショーだったら、新進スターなら他のスターの力を借りなくても当然埋められると思います。
集客が不安だから水美舞斗君を特別出演させたのではなく、水美舞斗君のスターとしての箔をつけるためではないかと思います。
2018年から昇り気流で水美舞斗君は活躍し、実力も魅せつけてくれています。
『恋スルARENA』出演だけではもったいないので、時期的に出演が可能な『Dream On!』に特別出演という形をとり、ポスターの真ん中で大写りにして存在感を強めたかったのでしょうか？
ポスターで見る限りは大きな存在感を示していますが、実際にショーの中では少ない出番なのかもしれません。
今までに例になかったことなので実際は予想での話にしかなりません。
変動期の宝塚は、これからもこういう前例になかったことを行っていくのかもしれません。
あかちゃん、つかさくんは、ファンの目から見たら、急にはしごを外されたように見え、嫌な思いがしたと思います。
しかし、はじめからそう決まっていて、あかちゃん、つかさくんたちは何も傷ついていないのかもしれません。
でもファンの心理は微妙なので、こういうファン心理を揺さぶるような進め方は、やって欲しくないと思います。
ほとんどのタカラジェンヌは、ファンに喜んでもらうためにと、日々精進を重ねておられると思います。
ファンがあっての宝塚です。
ファンの繊細な思いを大切に考えて欲しいです。
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