コロナ罹患者が思う星組『1789』とコロナ体験記1
おひさしぶりです。くららです。
約2週間ぶりのブログになります。

友人から「毎日沢山のINポイントとがついて、待っている人が多いよ」とLINEをもらいました。
全然更新していないのにブログ村の宝塚の順位が10位!に驚きました。もうとっくに忘れ去られた位置にあると思っていました。
更新しないブログに対してINポイントを入れてくださっていたのですね。ありがとうございます。

また、毎日のように応援の個別メッセージも頂いています。ありがとうございます。お返事ができていないこと申し訳ありません。

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星組について

本日、星組 『1789 -バスティーユの恋人たち-』公演が、6月18日(日)15時30分公演(貸切)より再開される発表がありました。残念ながら新人公演は中止とのこと。
チケットが飛んでしまってなみだを呑んだ方もいらっしゃると思います。お辛いですね。

予定されている残り19公演、どうか無事に完走できますように。

残り19公演のスケジュールは、体調不良だった方々にとってスタートしやすい形かな、と思いました。1回上演後1日お休みで、最初の4日間は1回公演で、その後も比較的2回公演が少ない。

それは私がコロナの罹患者だから感じることでもあります
実は6月9日にコロナを発症しました。今日水曜日が6日目す。コロナの酷い症状をいろいろと味わいました。

体を鍛えている若いピチピチのタカラジェンヌと60歳オーバーのダラダラ生活のオバサンの私は全く違う世界に生きていて、比べる対象にもならないとも思いますが、コロナ体験者として思うことを書こうかなと、久々にブログのページに向かっています。

予見できない未知のウィルス

「私はコロナが5類に引き下げられたら、舞台の中止は無くなるだろう」と勝手に思って、ブログにも書いていました。なんて愚かだったのだろうと反省しています。

5類になっても感染力は変わらない

5類に引き下げられようとも、新型コロナの強い感染力は何ら変わっていません。
人間のつくった様々な規制を取り払ったことで、新型コロナの感染の機会が増えてしまっている場合もあるでしょう。
私の場合、初めて感染して、とんでもない酷い症状を味わいましたが、私ほど症状が出た人は稀かもしれません。感染する、しないも、また症状の出方も人それぞれです。

新型コロナウィルスは今後も感染を繰り返す中で変異していって、いつかは風邪の症状になっていくのでしょうが、現在はまだ油断できないものであることは間違いありません。
今はそういう過渡期のような気がします。

ミュージカルの舞台上はコロナに感染しやすい環境

大声での発声、歌唱や、呼気が激しくなるような運動などは、飛沫拡散が想定され、以前から感染しやすいと言われていました。
80人が同じ舞台に立って歌って踊って芝居する宝塚の舞台の上は、まさに一番感染しやすい環境だと思います。特に「1789」は、コーラスや集団でのシーンが多いので感染しやすいと思います。

「1789」の初日は大雨で異常に湿度が高く、舞台上では冷房が効きすぎていて、観劇した友人は寒かったと言っていました。そういう冷房が効きすぎた環境は風邪をひきやすく、潜伏していたコロナウィルスが発症しやすかったかもしれません。

「1789」の初日の舞台を上演したばかりに、コロナが蔓延して…と言われていますが、こればかりは誰にもわからなかった結果論であり、星組生たちと公演関係者の方々が、素晴らしい初日の舞台を届けるために、全身全霊で励んでいらっしゃったことは事実です。スカイステージのタカラヅカニュースで放送された初日映像を何度も見ていますが、毎回感動しています。
そして再び、18日の舞台の幕をあけるために、星組生たちが一丸となって励んでいかれると思います。更なる熱い素晴らしい舞台になることでしょう。

コロナの回復は時が薬

コロナの回復は時が薬だなと、とても感じています。
酷い症状のピークは3日目でした。熱は最高40.7度。
血の混じったピンク色の痰、パルスオキシメータの酸素飽和度(SpO2)92。
喉の痛みが尋常では無く、口に含んだ水をごっくんとすることさえ地獄のような痛さでした。そして声を出そうとしても、聞こえる声が出ないという初めての経験をしました。

6日めの今は、喉の痛みも軽くなり、普通に食べたり、飲んだりできています。
声も出るようになりましたが、まだ枯れ気味です。
この喉で歌えるか?というと難しいでしょう。

「声」が商売のタカラジェンヌが、元通りに歌えるようになるまでは相当日数がかかる場合もあるでしょう。

完全に回復されるために、安全に時間を設けていらっしゃるのだろうと勝手に思っています。

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私の新型コロナ体験記

6月9日(金曜日)

高熱は突然やってきた

私は前日から奈良のホテルに宿泊していました。その日はあいにくの雨だったため、天気予報で快晴という朝を楽しみに床につきました。

喉がイガイガして龍角散ダイレクトを何度も口にしていました。しかし全然寝付けませんでした。午前4時過ぎまでは覚えています。そしてやっと眠れて目が覚めたので8時くらいかな?と思ったら、まだ6時過ぎ。ガッカリ感と共に、体が妙に熱っぽいのを感じました。体温を計ってみると39.3度!計り間違いかと何度計っても39度以下にはなりません。

朝起きて早々から39度以上の高熱なんて、未だかつて経験したことがありません。

3回目のコロナのワクチン(交互接種1、2回目がファイザーで3回目がモデルナ)の副反応で39.5度を経験しました。その時のことがあったので、この熱はまだまだ上がっていくだろうと思いました。

朝食はたいていホテルのものを予約しますが、そのホテルの朝食は以前泊まった時に私の好みでは無かったので、コンビニで朝食を買ってきていました。高熱で朝食会場に行くことは出来ないので、それは不幸中の幸いでした。食欲はあって、購入していたサラダ、パン、ヨーグルトなどふつうに食べることができました。

39度以上の熱があっても、比較的元気でした。解熱剤の「カロナール」を持っていたので、それを飲んでその薬が効いている間に電車に乗って帰ることにしました。

5類に下がる前なら、高熱の私は電車に乗れなかったと思いますが、現在は制限がないので、電車に乗れることを有難いと思いました。(本当は迷惑な行為だったかもしれません)

宿泊していたホテルは、ホログラムによる非対面式でチェックインやチェックアウトをする形式なので、誰ひとり出会うことなく、チェックアウトできました。

息子に連絡すると、コロナの検査キット、ついでにインフルエンザの検査もついているものも買っておく方が良いとアドバイスされました。近鉄奈良駅近くには2つの商店街があって、ドラッグストアが沢山あったので、電車に乗る前にドラッグストアで買うことにしました。

コロナ検査キット販売店は限られていた

大きい商店街のドラッグストアは、どの店も検査キットは売っていませんでした。海外の観光客が多くなって、免税店化していました。

小さい商店街に行くと、ダイコクドラッグがオープンしたようで、呼び込み販売をしていました。その方に聞くとキットを販売しているということで、やっと購入することができました。

検査キットは、薬剤師による販売となるので、 薬局(調剤を行う)や、薬剤師がいる店舗(ドラッグストア等、 販売時間は店舗に薬剤師が勤務している時間)となるそうです。

そういうことを知らないため、高熱があるのに商店街をさまよってしまいました。

厚生労働省のページです。PDFがわかりやすいです。やみくもに商店街を歩くのではなく、事前にこういう情報を把握しておくことは大切ですね。

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気になるのは宝塚のこと

無事に家に着いて、ホッとしました。熱が39.9度まで上がっていました。熱の割には元気です。そんな中で、気になるのはやはり宝塚のこと。翌々日の11日から東京遠征を予定していました。

11日は銀座の日比谷寄りのホテルをとっていたので、真風さんのラストデイを近くで過ごしたいなという思いがありました。そして12日は月組『DEATH TAKES A HOLIDAY』の初日。13日のチケットも持っていて14日に帰ってくる予定でした。

以前にもブログで月組『DEATH TAKES A HOLIDAY』についての記事を沢山書きました。この作品にとっても興味があって、楽しみで仕方無かったからです。コロナ前のような大人数での『DEATH TAKES A HOLIDAY』のお稽古場風景もタカラヅカニュースで放送されて、私の中のワクワク感はマシに増していました。

どう考えても40度近く熱がある私が、その2日後に東京に旅行できるとは思えません。ホテルのキャンセル料がかかる状態だったので、泣く泣くキャンセル処理をしました。心を切り替えて24日(土)の配信を楽しみにしようと思いました。

キット初体験と耳鼻科受診

そして、高熱なまま土日を迎えるのは不安すぎるので、熱が高くて耳まで痛くなっている気がしたので、かかりつけの耳鼻科にいくことにしました。

その前に購入した検査キットを使って検査してみました。インフルエンザと新型コロナウィルスの両方の判定ができるものです。商品名で検索すると動画が用意されていました。その動画通りにすると、簡単にキットを使用することが出来ました。

判定結果はコロナもインフルエンザも陰性。熱が高くて喉が痛いだけで、筋肉痛や関節痛、倦怠感など全くありません。ただの喉風邪なのだなと思いました。

耳鼻科では予約をとる時に高熱であることと、判定は陰性であることを告げました。一人だけ別の部屋で待ち時間を過ごし診察して頂きました。

私は先生に「判定は陰性だったし、筋肉痛や関節痛も無いので、コロナやインフルエンザではないと思っています」と自信をもって言いました。

先生は「高熱が出て半日以上たってから検査しないと、正しい判定は出ないんですよ。少しはやすぎましたね。今すごくコロナが流行っています。インフルエンザはまれです。39度以上の高熱は、コロナ外で出ることはないですよ。明日もう1度判定して、陽性が出たら内科に行ってください。市のwebページを見たらそのあたりの案内がありますから」

この話を聞いてから、「私がコロナ?!これからいろんな症状が待っているの?」と思うとどっとしんどさがあふれてきました。買い物をして帰る予定でしたが、とりやめ、歩いて約0.5キロ程ですが、急に重病人になったような感じで重い足取りで家にたどり着きました。

喉がとても痛いものの、その日は飲んだり食べたりすることに、何の支障もありませんでした。39度以上熱がありましたが、汗をいっぱいかいたのでお風呂にも入りました。

喉が痛くて、1、2時間眠ると目が覚めてしまうのが悩みでした。咳をすると痰にピンクのものが混じっていることに気が付くようになりました。

6月10日(土曜日)

39.7度とか相変わらず40度近い熱が続いていました。
喉の痛みもましてきて、愛用している龍角散ダイレクトを飲むと、喉がヒリヒリ刺すような痛みを感じるようになって、龍角散のど飴に変えました。のど飴なら痛みも無くのどが楽になる感じでした。

2回目のコロナ判定
そしてお昼を過ぎて、先生にいわれていたので、キットでコロナの検査をしてみました。
今度はコロナだけを判定するもので、唾液でするものでした。
これも商品名で検索すると映像があったので、その通りに行うと、しばらくして二本の線が浮き出てきて「陽性」だとわかりました。

その日の夜から、熱が40度を越えるようになりました。

だらだらと書いていたら、5000文字近くなっていました。

この続きは、また書ける時に書きたいと思います。

駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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