こんにちは、くららです。
本日は月組・東急シアターオーブ『DEATH TAKES A HOLIDAY』の初日の幕が上がりました。
お稽古中の花組、宙組をのぞいて、月組別箱2公演、雪組東京本公演、星組宝塚本公演が予定通り上演されています。
従来の宝塚に戻って良かったです。
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羽山紀代美先生のこと
彩風さんの言葉
でも一つだけとても残念なことがありました。
彩風さんも雪組の東京公演の初日のご挨拶で触れられました。
「私たちにとって、宝塚を愛する人たちにとって哀しい出来事がありました。羽山紀代美先生、先生の教えを胸に、この美しい宝塚の伝統を守っていかなければならないと、強く思う今、私たちに出来ることは、まずは1回1回の公演を大切につとめて明日へ明日へと繋げていくことだと思います。千秋楽まで元気に駆け抜けて参りたいと思います。」
羽山紀代美先生(宝塚歌劇団元理事、振付家)は6月10日に永眠されました。
羽山先生の今まで
61年に宝塚歌劇団に入団のの47期生。同期には初風諄さんがいらっしゃいます。ダンスに優れた星組の娘役として活躍。
73年に退団後、歌劇団出身の振付家の先駆者として、数多くの作品のモダンで優雅な振り付けを手がけてこられました。
2005年、「振付家30周年」を記念して、「ゴールデン・ステップス -1975〜2005-」が上演されました。轟悠、湖月わたる、朝海ひかる、瀬奈じゅんを中心に、現役選抜メンバーによって数々の名場面が再現されました。
2025年が「振付家50周年」でした。この年に追悼の催しが行われるかもしれませんね。
2014年に宝塚歌劇100周年記念で創設された「宝塚歌劇の殿堂」に振付スタッフとして殿堂入りを果たされています。
柚香さんと美風組長の言葉
7月7日初日の花組『GRAND MIRAGE!』の振付も担当されていて、タカラヅカニュースの「稽古場情報」で、柚香さんと美風組長が話されました。
美風「『ボレロ』の場面は、以前他の組でされていたのをさせていただくんですけど、羽山先生の振り付けの大切な場面となっております」
柚香「もう私たちも羽山先生のお姿からいろんなことを学ばせていただけましたし」
美風「ここは本当に心をこめて、感謝の気持ちを込めて、これからの宝塚に繋いでいかなければならない。大切にやりたいですね」
今度の花組公演の『GRAND MIRAGE!』は、大きな夢と愛に満ちた、宝塚歌劇ならではの美しさと華やかさ、そして品格と馥郁たる香りを湛えたレビュー作品とのこと。歌劇団出身の振付家の先駆者として、宝塚の伝統を築いてこられた羽山先生への追悼の思いも込めたショーにもなりますね。
先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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月組『DEATH TAKES A HOLIDAY』はやはり『エリザベート』風のラスト!?
とっても興味を持っていた『DEATH TAKES A HOLIDAY』が、1週間遅れで初日の幕をあげました。まのあ澪さんの休演はとても残念だですが、上演できておめでとうございます。
公開された月城さんのスチールは、死神っぽく少し青みかかっている?より一層月城さんの美しさが際立っているようにも思います。→スチール
舞台の上ではスチールや公演プログラムの写真以上に、更に麗しくて今までで一番の端正さとか。
「NOW ON STAGE」情報
出演者 月城かなと、海乃美月、風間柚乃、夢奈瑠音、蓮つかさ、彩みちる
コロナ前に戻って、6人一緒の収録のようです。
日時 19日(22:45)、21日(23:00)、22日(18:00)、23日(13:00)、25日(14:45)、26日(12:45)、27日(8:00)。
初回放送は本日の午後10時45分からです。
舞台セットが美しくて豪華だそう。
そしてどのナンバーも壮大で、聴きごたえたっぷりで、みんな歌が上手。
「死神」ということで、『エリザベート』とどのくらい重なるイメージがあるのかな?と興味深く思っていました。
「エリザ風で終わる 」というツイートを拝見しました。二人で昇天ということのようです!
勝手にそうイメージしていたので、より楽しみ度がましています。
『エリザベート』の昇天シーンに負けない、心に焼き付く素晴らしいシーンなのだろうなと思います。
ブラッド・ピット主演の映画『ジョー・ブラックをよろしく』で予習しましたが、この映画の終わり方と宝塚のデスホリでは、終わり方がかなり違うのですね。
すごく宝塚的な作品に仕上がっているようです。
もう観劇は叶わないので、配信日を楽しみに待ちたいと思います。
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真風さん情報
11日に宝塚をご卒業された真風さんの最初のお仕事が発表されました。
やはり「ちえ・べに・まか」でした。
柚希礼音さんのディナーショーに、出演されるようでです。
「REON MUST GO ON!-24 karats-」
出演:柚希礼音
ゲスト:紅ゆずる 真風涼帆
コーラス:音波みのり 夢妃杏瑠
構成・演出:野口幸作 (宝塚歌劇団)
柚希さんの芸歴25周年を記念してのディナーショー、構成・演出を野口先生が担当されるようです。ゲストには、元星組トップスターの紅ゆずるさん、そして、コーラスは、同じく星組時代の音波みのりさん、夢妃杏瑠さん。
約10年前頃のあの熱い星組に出会えそう。
日時・場所
・大阪のホテル阪急インターナショナルで、8月11日(金・祝)、8月12日(土)
・東京會館 丸の内本館3階で、8月24日(木)、8月25日(金)
約2か月後ですね。
野口先生の大劇場デビューは、2016年柚希さん退団後の北翔海莉さんトップの星組ショー「THE ENTERTAINER!」でした。野口先生は柚希さんトップ時代の星組の新人公演を多く担当されていました。
宝塚で真風さんは、最上級生の貫禄のあるトップスターとして君臨されていましたが、星組の下級生時代の先輩たちとの外部の初仕事となると、初々しいゆりかさんに戻ってしまわれるのかな?
柚希さんも紅さんも綺麗なお姉様になられて、素敵なドレス姿も披露されています。
真風さんはどんなスタイルでゲスト出演されるか、楽しみですね。まだ男役の延長かな?
そしてこのディナーショーは活動の手始めで、主演の大きな活躍の場が用意されているような気がします。
その発表はいつでしょうか?
楽しみですね。
「公演中止」が続いて意気消沈していましたが、宝塚の全ての舞台が予定通り上演できるようになって元気になってきました。
どの公演も完走できますように。
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