「客席降り、あります!」星組『1789』情報
こんにちは、くららです。
昨日『タカラヅカニュース』では、星組の礼真琴さんと美稀組長の「1789―バスティーユの恋人たち―」の稽古場情報が放送されました。

初日は6月2日金曜日です。2週間切りました。
そして本日の【朝日新聞デジタル】には、知りたかった情報が掲載されていました。

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コロナ禍から一歩踏み出して 「客席降り、あります」

5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置づけが「5類感染症」になったことから、様々なことがコロナ禍前に戻っています。

宝塚ファンの関心事のひとつは、客席降りでした。

『1789』の月組の初演では、2幕の冒頭に革命家たちが客席から登場していました。6月2日初日の星組公演で、客席登場は再現されるのかな?と注目していました。

【朝日新聞デジタル】の記事によると、【有料記事ですが、5月21日 16:32まで全文無料で読めます】

礼さんは、コロナ禍から扉が開いたタイミングでの上演で、3年ぶりに劇場に見にいきたいというファンの声も聞こえてきて、嬉しいと語られたそうです。

そして、最後に「客席降り、あります!」と仰ったそう。

勝手に察するに、2幕冒頭の客席からの登場のことかな?と思います。(間違っていたら、申し訳ありません)

礼さんは「コロナ禍を経験したから感じる勇気をお伝えできたら。ロックに染まって、革命の物語を宝塚でやる意味を考えながら届けたい」と決意を語られたそうてす。

宝塚大劇場の客席降りは、2020年2月礼さんで終わっていた

私がおぼろげに記憶していることなので、間違っていたらごめんなさい。

2020年2月7日、宝塚大劇場では、礼真琴・舞空瞳トップお披露目公演『眩耀の谷〜舞い降りた新星〜』『Ray-星の光線-』の初日の幕があがりました。

ショーの中で、礼さんは客席に降りて歌っていらっしゃったと思います。しかし途中から無くなったと記憶しています。

マイクを持って静かに歌っていらしたので、ハイタッチ等はありませんでした。

それ以降コロナ禍となり、客席降りは無くなりました。

『眩耀の谷〜舞い降りた新星〜』『Ray-星の光線-』宝塚大劇場星組公演 2020年2月7日(金)〜3月9日(月)
※2月29日~3月8日の公演は中止になり、千秋楽だけ上演されました。
東京の初日は7月31日でした。

紅さんのコンサートでも

礼さんのトップお披露目公演の前日(2月6日)が、星組の前のトップスターだった紅ゆずるさんのコンサート「紅-ing!!」梅田芸術劇場での初日でした。

客席参加型公演ということで、紅さんが客席降りしてのトークがとっても多かったです。しかし手にタオルを持っていらして、ハイタッチなど観客との接触は避けられていました。

日本では、2020年1月15日に最初の新型コロナウィルス感染者が確認された後、だんだんと感染が拡大していき、その対策が施さられるようになっていきました。

コロナ禍前の客席降りは、通路に降りて来たスターさんたちと、気軽にハイタッチしたり、握手してもらったりしていました。

『1789』で客席登場はあるのでしょうが、ハイタッチしたり握手したりの親近感のある客席降りになるまでは、もうしばらく後のような気がしています。

タカラヅカニュース「稽古場情報」で語られたこと

懐かしい木の長椅子が並ぶ稽古場で礼さんと美稀組長さんが語られました。まさしく「稽古場情報」。パーテーションもありませんでした。

「全員の稽古場風景」を見れる日も近づいているような気がします。「1789」の初日前の稽古場風景映像は、以前のような背後の椅子の方たちまで見えるものに戻っているでしょうか?

礼さんのお話では、当初は再演できることが嬉しかったそうですが、難しいなと思いながらお稽古の日々を過ごされているそうです。

「フレンチロックと言えば礼真琴!どうですか楽曲は?」と美稀組長。

礼:「1曲1曲が壮大ですね。奏でるメロディーが繰り返されていて、その中でどう盛り上げていくか苦戦しながら、曲が長くて曲数ももの凄くあるので、かなりエネルギーが必要だな」と。

出会う役の人たちについて

専科で同期のペイロール[貴族将校] 輝月ゆうまさんについて

礼:「音楽学校の時からうちの期の『頼れるお兄さん』だったんですよ。そのお兄さん気質は変わっていなくて頼りがいがあって、培ってきたものの大きさが身体の大きさと相まって迫力があります」

シャルル・アルトワ[ルイ16世の弟] 瀬央ゆりあさんについて
専科異動について 礼:「なおちゃんとは、やはり過ごしてきた時間が長すぎて、全然実感がないというか、考えたくないという所にまだいるのだと思います」とちょっと寂しそう。

礼:「宝塚版では唯一『私は神だ』の場面で絡むことができるんですよ。フランス版も東宝版もロナンはそこに出ていないので、宝塚ならではの演出になっているんですけど、そこでアルトワさんと対峙することが、やはり肝なのかなと。ルイ16世とマレーアントワネットにはほとんどお会いできない、その中でアルトワ伯という本物の貴族を目の当たりにしてからの、ロナンの覚悟の決め方は、瀬央さんと会うことでキッカケにはなるかなと思います。絡みが少ない分貴族側の譲れない思いと、こっちの強い思いのぶつかり合う濃厚なシーンにできたらと思います」役の話になると熱く語っていらっしゃって、安心しました。

マリー・アントワネット有沙瞳さんについて
礼:「ご卒業公演になると皆さんキラキラされるというのがありますけど、今回のアントワネットをお稽古場で見ていると、本当に集大成というか、ここに全てをかけているなという。『全てをかけて』という歌もあるんですけど、うまいこと言いましたよね(嬉しそうに得意げに)」真面目なお話をされながらも、軽妙にお話を進めていく礼さんでした。

礼さんの見所、好きなシーンについて
礼:ロナン・マズリエという人物が主役で描かれる作品なので、民衆のパワーというものが、一番光っていい作品だと思うんですよ。実はそれだけ命注いで、歴史を動かしていたんだという所を

美稀組長「ロナンのボディパーカッションから始まって民衆のあの気迫のダンスが鳥肌たつくらい素晴らしくて、そこも本当に見所なんで」月組でもロナン役の龍真咲さんが真ん中のボディパーカッションシーンがありました。

宝塚ならではのフィナーレについて
礼:「娘役に囲まれて大階段でスタートするというのは、ほとんど無かった気がするんです。有難いでございます。フィナーレで使われている曲のメドレーが、本編では使えなかった今までの「1789」にある音楽が使われているんですよ。これが見どころかなぁと思いますし、娘役の魅力、男役の魅力、私がはけてからのなおちゃんありちゃん率いる男役、格好良いですね。フィナーレのデュエットダンスは、ロナンとオランプがそのまま繋がって延長で出てきたみたいな演出になっています」

最後に一言
「期待してくださっている以上に、自分たちでできる『星組の1789』を。新しいものをお届けできたら良いと思いますし、皆の一人ひとりの魂の叫びがお客様にも届けばいいなと思います」

「期待してくださっている以上に」と語られている所が、生真面目な礼さんらしいです。歌う楽曲が長くて、曲数も凄く多いと仰っていましたが、どうか健康に気をつけて、無理をしないでお稽古に励んでいただきたいと思います。

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