水美舞斗さんの第二章と『ME AND MY GIRL』
こんにちは、くららです。
今日から水美舞斗さんは専科生です。
昨日「花組生最後の日」に、花組生たちと幸せいっぱいなディナーショー『One and Only』が開催されて、区切りが出来て本当に良かったと思いました。

今日から水美さんの第二章の始まりです。
昨日私は、大劇場の雪組3時半公演観劇後、大急ぎで帰ったら、ディナーショーの配信に間に合いました!
はじめは19時30分からと思っていたのですが、19時45分からでした。この15分の差が有難かったです。

スポンサーリンク



唯一無二の水美さんだった

『One and Only』というタイトルの通り、「唯一無二」の魅力にあふれている水美さんを堪能できるショーでした。
やはり水美さんはショースターです。
ラストのソロダンスは圧巻でした。
観客も出演者をも魅了し続ける、水美さんの個性あふれるショースターぶりに感動しました。

そして4名のキャラ濃い花組生たちも最高でした。
糸月雪羽(100期)
一之瀬航季(100期)
翼杏寿(101期)
星空美咲(105期)

水美大ファンの翼杏寿さん

翼杏寿さんは、水美さんが大大好き。
ファン目線で熱~く水美さんのことを語り見守る杏寿さんに、親近感を持たれた方は多いのでは?ファン代表という位置付けでしたね。

杏寿さんは、水美さんのことをふだんから「王子」と呼んでいるそうです。
過去の「歌劇」誌にもそういう記述かありましたね。

「宝塚おとめ」に愛称「王子」追加の真相

今年の「宝塚おとめ」の水美さんの愛称のところに「王子」が追加されていました。(水美さんはまだ花組生のページです)

これには理由があったようです。
「専科生として、各組訪れた先で愛称に「王子」と書いてあれば『王子って何ですか?』と、話のネタになって、そこから仲良くなってお友だちがつくれるように」と、杏寿さんが愛をこめて水美さんに提案されたそうです。

水美さんは「自分から王子なんて書く人はいない。杏寿に書けと言われたから書きました。恥ずかしいったらありゃしないよぉ」と苦笑されていましたが、後輩の提案を渋々ながらも採用され、「王子」が愛称欄に追加されたそうです。水美さんは本当にお優しい。

星空美咲さんの涙

星空さんは水美さんの前ではとっても緊張してしまうそうです。(大好きだから故に)

舞台の上では全くそんなことは感じません。今回も引き潮のデュエットダンス(『Red Hot Sea』より)をとても素敵に踊っていました。歌、芝居だけでなくダンスもとてもお上手になっていらっしゃいます。

先日の『うたかたの恋』での背景での芝居では、美咲さんが水美さんにグイグイ積極的にいっているように見えていました。裏は違ったのかな。

水美さんのお誕生日は美咲さんにとっても一大イベント。思いをこめて一生懸命プレゼントを用意されたそうですが、当日は「お誕生日おめでとうございます」と口で言うのが精いっぱいで、小心者なのでプレゼントを渡すことができず、その後もできず、ずっとお家に飾っていたそうです。この花組最後の日は、そのプレゼントを持ってこられたそうです。きっと渡せたことでしょう。

ディナーショーの終わりが近付いてきて、号泣状態になっていった美咲ちゃん。そんな中、水美さんへ送る言葉の最後に「星空美咲をつくってくださってありがとうございました

研3で水美さん主演の銀ちゃんの恋』で、小夏という難しい役で相手役をつとめられました。そして次の本公演『元禄バロックロック』 でもショー『The Fascination!』でも水美さんの相手役をつとめていらっしゃいました。
作品ごとに美咲さんは素晴らしいステップアップをしてきて、今やトップ娘役に抜擢されても、誰もが納得できる実力とビジュアルを兼ね備えた娘役さんに。

美咲さんの娘役生活は、「憧れの上級生水美さん」と共にあったと言っても過言ではありません。そんな水美さんへの感謝と尊敬と愛でいっぱいの美咲さん。
涙にそれらの表現しつくせない思いがあふれていました。

そして、それを本人にまっすぐ伝えられる美咲ちゃんもすごいと思いました。
星空美咲さんも、恩師?水美さんから巣立って、さらに大きな花を咲かせていかれることでしょう。

糸月雪羽さんの夢

「新月の日に願い事を10個書くと願いが叶う」と言われているので、水美さんが大好きな糸月さんは下級生の頃から「水美さんとデュエットしたい」と書いていたそうです。
「私にはまわってこないな」と思っていたら、水美さんが異動される直前のこのディナーショーで水美さんとのデュエットが実現。

「最後の最後に叶ったんです」と幸せそうに話されていました。
水美さんとのデュエットを、強く願い続けていたそうです。
それが叶ったので「皆さんも、強く願っていたら夢が叶いますよ」と観客に希望を与えてくれていました。

昼と夜のディナーショーの間にスカイステージで水美さんが特別出演された「Dream On」が放送されていたそうです。
そのお稽古で、夜遅くに稽古場の電気が消えるまで、水美さんがタップダンスを練習されていたことを思い出されたそうです。「努力」を自分が頑張ることで見せてくれる方なので、その姿を見て、みんながついて行かなきゃあと思ったそうです。そして「努力する姿に言い訳しない方」とも仰っていました。

水美さんは秀でたダンサーさんで、実力もお持ちですが、それ以上に努力の賜物もあったのですね。

一之瀬さんの言葉

小劇場公演(『スターダム』、『Senhor CRUZEIRO!』、『メランコリック・ジゴロ』など )で水美さんとの絡みが沢山あって、いつも「できる!」というポジティブな精神を与えてもらったそうです。

魂と魂のぶつかり合いのような稽古をして、楽しい時ばかりでは無かったけれど、その出会いがあったからこそ、今の自分があるなと思っているそうです。
「厳しいお言葉も優しいお言葉も、本当にありがとうございます」と表現されていました。
厳しい言葉をかけることが出来るのも、それだけ愛情があるから。
水美さんは花組生たちの本当に良き先輩だったのだなと思います。

「人生のターニングポイントは水美舞斗」

「人生のターニングポイントは水美舞斗」出演者みんなが、この言葉に 「本当ににそう!」 「それなんです!」 「間違いない!」と、食い気味に声を揃えて、完全同意されていました。

舞台で見えない裏でも、下級生と温かい関係を築きながら導き、みんなのハートを鷲掴みにしてきた素敵な先輩なのですね。

最後のメッセージ

杏寿さんと一之瀬さんの最後の言葉

杏寿「王子の花組生としての最後の1日を皆さまとご一緒させていただいて嬉しく思っております。王子が花組生でなくなって、『杏寿は大丈夫なのか?』と皆様にご心配をおかけしていると思います。寂しくないと言うと嘘になりますが、これからは遠くからでも王子を愛し守るという新たなチャレンジにステップアップしたいといと思います」
この言葉を聞いて、水美さんは大受けで爆笑されていました。

杏寿「王子は本当に前向きなお方ですが、王子もタカラジェンヌ、一人の人間でいらっしゃいますので、これから活躍の場がますます広がりますが、1ミリの不安が無いわけではないと思うんです。ますます皆様の力強い応援が王子の心の支えになりますので、皆様と一緒に王子を愛し守り抜きましょう」
水美舞斗の応援団長になったかのような杏寿さんでした。

一之瀬「お客様の温かい空気を感じて、本当に深くお客様から愛されている方だなと感じました。この思いを細胞レベルで刻んで、これからに生かせていきたいと思います」

水美さんが熱い素敵な方なので、応援しているファンの方々も本当に熱いです。拙ブログに対しての水美ファンの方々のメッセージ等を通しても私はそれを感じています。

水美さんのお人柄と舞台に対する姿勢がファンの方を引き寄せ熱い応援に繋がっているのだと思います。

水美さんの言葉

「第二の新たなステージで、いろんな組の方から刺激や学びをいただきながら、精一杯私らしくつとめていきたいと思います。不安よりも皆様から頂戴した愛がこんなにも温かくて全身に沁みわたっております。不安要素はかき消され、当分幸せでまいっていけます。
次『ME AND MY GIRL』星組さんです。(出演者たちの盛り上げがすごかったです)
専科に異動しますと、先が見えないので応援をしてくださる皆様には不安な気持ちも与えてしまったと思うんですけど、先が見えなくとも自分で切り拓いていけるように努力を重ねて、みんなに恥じない自分でいられるように、これからも精一杯頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします」

4年前の「Dream On」でビルを演じていた

博多座で水美さんが『ME AND MY GIRL』でビルを演じると発表された時に、「以前に見たことあるぞ」と思いました。調べてみると2019年の「Dream On!」でした。

1部の「ワンマンミュージカル」は、水美さんのミュージカルのワンマンショー的な内容でした。客席から登場して「エリザベート」のルキーニで「キッチュ」を、続いて「WEST SIDE STORY」から「マリア」そして「ハウ・トゥー・サクシード」、「ロミオとジュリエット」から「エメ」を咲乃深音ちゃんとデュエット。

最後に『ME AND MY GIRL』のビルに扮してサリー役の春妃うららさんと共に「ランべス・ウォーク」を歌いながら客席おりして、客席の階段を上がっていってそのまま休憩になりました。

ビルは愛されキャラです。不作法だけど愛らしくて、そことなく血筋の良い上品さもある。恋人に対しては愛を貫く純粋さ、周囲の人に対しては誠実で、とても明るく魅力的なビルです。

そんなビルは、水美さんにピッタリで、当たり役になると思います。
そして髭のイケおじジョン卿も。『元禄バロックロック』のコウズケノスケ、『TOP HAT』のホレスと、イケおじは経験済み。

そして博多座でヒロインのサリーを演じる舞空瞳さんとは、水美さんのバウ主演『Senhor CRUZEIRO(セニョール クルゼイロ)!』。全国ツアー『メランコリック・ジゴロ』『EXCITER!!2018』でも、一緒に大きな役を頑張って来た仲。

水美さんと役替わりする暁千星さんとは初めましてかな?
組替経験があり、95期生と縁深い暁さんは、水美さんともすぐに打ち解けて仲良くなっていけそう。

3人の新鮮な組み合わせで、新しい化学反応も起きることでしょう。
そして努力家でパワーあふれる3人によって、博多座の『ME AND MY GIRL』は、とっても楽しませてくれる傑作になると思います。まだ半年先ですが、遠征計画を練らなきゃあと思っています。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
ランキングに参加しています。ポチッとバナーをクリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村
いつも応援してくださってありがとうございます。

twitter


スポンサーリンク