105期隆盛と『二人だけの戦場』配役
こんにちは、くららです。
二つの発表がありました。

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花組『二人だけの戦場』配役

24日が集合日だったのですね。『うたかたの恋&ENCHANTEMENT』の大千秋楽から、4日あいただけで、ハードですね。初日は4月29日(土)です。

既に発表済

シンクレア(青年士官)…柚香光(一路真輝)

ライラ(ロマの踊り子)…星風まどか(花總まり)

新たに発表の配役

2番手
クリフォード(シンクレアの親友の青年士官)…永久輝せあ(轟悠)

永久輝さんが初演で轟悠さんの演じたクリフォードを演じられるのは、誰もが予想していました。難しい役だと思いますが頑張って欲しいと思います。

3番手
アルヴァ(ライラの兄、過激派の闘志)…希波らいと(和央ようか)

やはりこの役は希波らいとさんでした。
うたかたに引き続き、希波さんと星風さんは兄妹ですね。
初演では、はじめに二人のダンスシーンがありました。

星組から花組に戻ってくる綺城さんは、「路線スター」なのか「別格スター」なのか、この役を演じるかどうかでわかると思っていました。

初演では研5の和央ようかさんが演じていらっしゃったので、研7希波さんが演じるにふさわしいです。

希波さんは『うたかたの恋&ENCHANTEMENT』から、聖乃さんに続く位置で、若手ホープとして推されているので、妥当だと思います。

綺城ひか理さんの役
ジョクレア(古参兵グループのボス)で、新任士官のシンクレア(柚香光)をいじめたりする古参兵のボスの悪役です。当時の芸名は矢吹翔、現在はヘアメイクアーティスト「CHIHARU」として活躍されていて、宝塚のポスターではお馴染みです。
当時は、誰よりも男役らしい男役さんで、この役を抑えた演技でゾクゾクするような悪い雰囲気をまとって演じられていました。矢吹さんのかすれた声もこの役に合っていました。

綺城ひか理さんもゾクゾクするような悪い役を魅せてくださることでしょう。同期の永久輝さん演じるクリフォードとの絡みは、殴り合いだったような。
同期と「ラブシーン」なんて恥ずかしすぎて出来ないと話されていた永久輝さんには、殴り合う役はやりやすいのかな?

今回綺城さんは悪役ですが、これからいろんな役を演じていかれるでしょう。ザ・ジェントル・ライアー』でのイケおじ ロバートがとても素敵でした。

その他の配役

シュトロゼック(ライラの父、ルコスタ州の議長)…高翔みず希(汝鳥伶)

ハウザー大佐(ハト派)…凛城きら(古代みず希)

クェイト少佐(タカ派、副司令官)…航琉ひびき(泉つかさ)

エルサ(カフェの女主人)…朝葉ことの(小乙女幸)

ラシュモア軍曹(エルサの恋人)…羽立光来(葛城七穂)

検事峰果とわ(風早優)

当時ホープ男役の安蘭けいさんが作家や様々な役をされていましたが、今回「作家/シーク」は高峰潤さんでした。

花組のホープ男役の106期の鏡星珠さんはザッカ役。また104期の天城れいんさんはダルトン役。どんな役かわかりませんが、活躍されるのかな?と思っています。

雪組『Lilacの夢路』新人公演主演とヒロイン発表

主演もヒロインも105期

ハインドリヒ(彩風咲奈)…紀城ゆりや()
エリーゼ(夢白あや)…音彩唯(3回目)

紀城ゆりやさんに本公演の役がついていなかったので、「もしかして新人公演主演?」と思っていましたが、やはりそうでした。雪組には1期下の106期に華世京さんという早期抜擢のホープさんがいらっしゃいますが、紀城ゆりやさんにもチャンスが巡ってきました。紀城さんは顔立ちが整っていて舞台映えします。

103期が長の期で、雪組はあともう1回新人公演のチャンスがあります。聖海由侑さんに新公主演のチャンスは巡ってくるでしょうか?

105期の新人公演の主演は、月組の七城雅さん、宙組の大路りせさん(来週火曜日新人公演)に続いて紀城ゆりやさんが3人目です。

その次は星組『1789』。ここで稀惺かずとさんが主演すると、105期4連続主演になります。こんなに同期の新公主演が続くことは、いまだかつてありません。

100期と102期は、研4で3人初主演

今から4年前、雪組『壬生義士伝』で彩海せらさんが初主演、その次の星組『GOD OF STARS-食聖-』で天飛華音さんが初主演と2連続はありました。その後花組、月組とあって、宙組『El Japón(エル ハポン)』で風色日向さんが初主演。研4で3人が初主演されました。

その前は、極美慎さんが『ベルリン、わが愛』で初主演、聖乃あすかさんが『ポーの一族』で初主演、風間柚乃さんが『カンパニー』で初主演。三人は連続していませんでしたが研4で3人が初主演されました。

劇団推しの男役さんは、比較的若い学年で新人公演の初主演をされます。

105期のスター候補7人

花組……美空真瑠
月組……七城雅
雪組……紀城ゆりや
星組……稀惺かずと大希颯
宙組……泉堂成大路りせ

この春から105期は研5です。コロナの影響もあって、研4での初主演はふたりだけでしたが、これから105期から何人新公主演者が出るのか、興味深いですね。

105期の娘役も強い!

音彩唯さんは、3回目の新人公演ヒロインです。
先日朝美絢さん東上公演「海辺のストルーエンセ」では、初ヒロインでした。

105期の娘役もスター候補が揃っていますが、その先頭に躍り出てきました。
首席初詣ポスターモデル文化祭ヒロイン歌唱力抜群 トップ娘役候補の条件はそろっています。

105期4人娘(「プチ・フルール」掲載順、多分成績順)

詩ちづる(105期、星組)
新公ヒロイン1回、東上Wヒロイン
現在上演中の『Le Rouge et le Noir~赤と黒~』でのマチルド役は繊細な演技力も伸びやかな歌声も安定感があって素晴らしかったです。
可憐でか細いイメージがありましたが、力強さのある頼もしい娘役さんだなと思いなおしました。
『1789』では、2回目の新公ヒロインの可能性が高いかもしれません。

音彩唯(105期、雪組)
新公ヒロイン3回、東上ヒロイン1回。
『ODYSSEY(オデッセイ)』の美穂圭子さんの代役での様々なジャンルの歌は本当に素晴らしかったです。
お人形のような可憐な容姿とスタイルで実力が安定していて、夢がみれる娘役さん。

星空美咲(105期、花組)
新公ヒロイン1回、バウヒロイン1回、東上ヒロイン2回。
4人の娘役さんの中では、既に本公演でも活躍の場を多く与えられています。
美しい声と抜群の歌唱力とスタイルと舞台でのセンスの良さは一番だと思います。

山吹ひばり(105期、宙組)
新公ヒロイン2回、バウヒロイン1回。
はじめは特徴ある声が気になっていましたが、公演ごとに良くなっていて、努力されているのだなと思います。
「ひばり」と芸名をつけたのは歌がお得意だからでしょう。お上手です。
容姿とスタイル抜群。もう少し押し出しが強くなれば良いかも。

この4人の娘役さん。誰がトップ娘役になっても、ふさわしいと思います。

宝塚は「男役ありき」の世界なので、どんなに素敵な娘役さんでも、必ずしもトップ娘役になれるわけではなく、その時の運も大きいです。

105期の美星帆那さんが宙組『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』で新人公演のヒロインを演じられますが、「105期の4人娘」とはホープ度の度合いがちょっと違うような気がします。
来週の新人公演、頑張って欲しいと思います。

今までは「新人公演」と言うと、主演者ヒロインに学年の差があって当然でしたが、コロナ禍以降、同期同士、あるいは主演の方が後輩のケースもありました。

雪組『蒼穹の昴』では、主演の華世さんの方がヒロインの音彩さんより1期下でした。
月組『応天の門』では、主演の七城雅さんがヒロインの羽音みかさんより2期下でした。

いろんな面で、前例やぶりが起きています。

研1の初めての新人公演からヒロイン級の役を演じていた夢白あやさんでさえ、トップ娘役に就任したのは研6でした。
今でも研2で新人公演初ヒロインという抜擢もありますが、トップ娘役に就任するのは、以前より遅めになっています。星風まどかさん、舞空瞳さんのように、研4でトップ娘役就任という早期トップ娘役抜擢はなくなっているような印象をもっています。

4月から研5になる105期の娘役さん5人も、2023年度が頑張り所のように思います。

宝塚100周年の頃からメディアでの露出も多くなり、とても盛り上がっていきました。105期にスター候補が多いのも、そういう盛り上がりと関係しているかもしれませんね。

今の時期は111期生の「宝塚受験」の真っ只中です。
3月25日(土)、3月26日(日)に第二次試験があり、3月28日(火)が最終試験で、合格発表が3月29日(水)です。
宝塚受験の方たちにはドキドキの数日間になります。

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