月城・鳳月の関係と「Death Takes a Holiday」「月の燈影」配役予想
こんにちは、くららです。
本日はWOWOWの宝塚プルミエールで月組特集が放送されました。

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プルミエールで正直な月城さん

トークは月城かなとさんと鳳月杏さん。
ひょうひょうとした月城さん中心に楽しいトークが繰り広げられました。

夜も寝れないほどの怖い演出

道真登場のシーンについて
月城「私は冒頭から屋根から飛び降りるから。あっどうしようと思って…。寝れなくなるぐらい、高い所から飛び降りるんですけど、漫画でも印象的な場面だったから大事にやりたいと思っていますけど」

客席に対して後ろ向きで、暗い舞台奥に向いて屋根から飛び降りていらっしゃいます。一瞬にして見えなくなるので、背丈より深い高さ飛び降りていらっしゃるのだと思います。このシーンは1階席より2階席から見ると、勢いよく飛び降りていらっしゃることがわかります。

月城さんは「寝れなくなるぐらい」という言葉しか使われませんでしたが、ナレーターの朝夏さんが「夜も寝れないほどの怖い演出」と表現されていました。

月城さんは漫画のシーンの再現だからと何とか納得して、やっていこうとしていらっしゃるように感じました。

この「プルミエール」の撮影は初日が開く前に撮られていると聞きます。
舞台稽古で実際に飛び降りてみて、怖かったのでしょう。
それを直接表現できないから、「夜も寝れなくなるぐらい」と表現されたのかと。

飛び降りた先には、衝撃を吸収するものが置いてあって、体の負担にならないよう努めていらっしゃると思いますが、暗い中で飛び降りるのは本当に怖いと思います。

ゲームは途中で鳳月さんに丸投げ

図形を台紙に合わせてパズルをはめこむウボンゴゲームで2人は罰ゲームをかけて対決しました。
とても難しそうで、鳳月さんはやっとなんとか完成。
月城さんは頑張るものの、なかなかはめこんでいけませんでした。

あきらめて、甘えた声で鳳月さんに「ちょっとやってぇ~」。
鳳月さんもその声に対して、クスッと笑って、何も言わずにすぐに手を出していました。

鳳月さんは一心不乱に、なんとかパズルをはめていきました。
月城さんは「わぁすごい」とか「すごすぎ」とか言いながら見守っていました。
その間、鳳月さんは一言も話さずゲームに没頭。
そして二個目も完成!

月城さんと鳳月さんの関係

ふたりの対決勝負なのに、鳳月さんに甘えてやってもらう月城さん。
そして全く嫌がりもせず、サラッと当然のように代わりにやる鳳月さん。

テレビカメラの前で、頭をフル回転させてやるゲームは、ふつうなら自分のものをするだけで精一杯のはず。
相手の分までするとなると、「なんで私がぁ」という一言くらい出て当然です。
そんなことを一言も言わず、サッと代わりにゲームをする鳳月さん。

普段から鳳月さんは、こうして月城さんのことをフォローされているのだなと思いました。

月城さんも、そんな鳳月さんが側にいてくれるから、舞台をバリバリ頑張ることが出来ているのでしょう。

月城さんと海乃さんのDVデュエトダンスを見て、信頼し合っているからこそ、このダンスは出来ていると思いました。
そして今の月城さんには、相手役は海乃さんしかいないと感じました。

それと同じくらい、月城さんには、甘えられる鳳月さんの存在も必要。
月組が絶好調なのも、深い信頼関係で結ばれた「月城・鳳月・海乃」の三角関係があってこそだなと。
この関係性の良さが現体制の月組の基盤だと思いました。
この体制は、もうしばらく続いていきそうに思います。

風船割の罰ゲーム

月城「もう私は怖いものは無い!」と言って、全く怖がらずに笑顔で風船に針を刺して、割れても終始笑顔でした。前回、前々回とは大違い。冒頭の屋根からの飛び降りが、余程怖いのでしょう。

割れた風船にビックリした鳳月さんの顔が面白かったです。ここでも鳳月さんは無言。

月城さんが「わあーい」と喜んだら、鳳月さんは拍手をしながら「おめでとう!」

月城さんはまるで子どものような幼さの笑顔で、このシーンは終わりました。鳳月さんのフォロー力は本当に素晴らしく、そして月城さんが癒されているように思います。

『Death Takes a Holiday』について

昨日は月組の別箱公演の振り分けが公表されました。
3分割されます。

東急シアターオーブで上演される、月城・海乃トップコンビが主演のオフ・ブロードウェイミュージカルです。
劇場の座席数が500以下はオフ・ブロードウェイと言われるそうです。

『Death TAKE A HOLIDAY』の経緯

1929年にブロードウェイでイタリアの劇作家アルバート・カゼーラの戯曲『Death TAKE A HOLIDAY』が初演されました。
1934年、それを映画化「明日なき抱擁」。
1998年、その映画のリメイク版が、ブラッド・ピットが主演の『ジョー・ブラックをよろしく』(原題:Meet Joe Black)。

2011年8月、アルバート・カゼーラの戯曲にモーリー・イエストンが作詞・作曲を手掛けてミュージカル化され、オフ・ブロードウェイで上演されたものが、今回宝塚が上演する『Death TAKE A HOLIDAY』です。

【あらすじ】

舞台は 1920年代前半、イタリア。
ロンバート家の娘グラツィアとその婚約者コラードの親族は二人の婚約パーティの帰り、交通事故に遭ってしまいます。同乗者のほとんどが無事でしたが、グラツィアだけ車から外に放り出されていました。その状況で、誰もがグラツィアの死を疑いませんでしたが、その場に居合わせた死神が、彼女のあまりの美しさに魅了され、彼女の命を救い、彼女はかすり傷一つ負いませんでした。

人に興味を持った死神は、グラツィアの父であるロンバート公爵の前に現れ、「自分は人間となり再びこの家を訪問するが、もし自分が死神であると人に告げたら、ランバート家を全滅させる」と脅します。

死神はロシアの公爵ニコライ・サーキの姿を借りて二日間の休日を過ごそうと、ロンバート公爵邸を訪れます。

グラツィアが現れ、グラツィアは彼に一目惚れし、サーキ公爵の姿をかりた死神も彼女を好きになります。二人は互いに強く惹かれ合いますが、死神の休暇はまもなく終わりを告げようとし…。

配役について

公爵ニコライ・サーキ(死神)…月城かなと

グラツィア…海乃美月

婚約者コラード…風間柚乃?

ランバート公爵…英真なおき

伯爵夫人のアルダ…彩みちる?

米国人ローダ…きよら羽龍?

「死神」というと宝塚ファンにとって『エリザベート』ですが、この間もなく時間切れする「シンデレラ」のような愛も、とってもロマンチックです。月城さんはロシアの公爵の装いなので、それもまた王子様的で格好良いことでしょう。

22曲のすばらしい甘いメロディーの楽曲中心に用意されているそうです。そういう点も宝塚的です。

生田先生がどのように宝塚らしく魅せてくださるのかも楽しみです。

話題の5人のエトワールのうち桃歌雪さん、白河りりさん、きよら羽龍さんの3人がこちらです。瑠皇りあさん、七城雅さんたちも。ミュージカルなので美しい歌声を聞かせてくださることでしょう。

海外ミュージカルとは言え、主要な役が少ないので、鳳月さんがディナーショー組になるのも頷けます。

鳳月杏ディナーショー『Gemini』について

タイトル「Gemini」の意味…双子座

鳳月さんのお誕生日が 6月20日で、ふたご座。
このディナーショーの開催時期もふたご座の期間です。

出演者
英かおと(99期)
彩音星凪(101期)
羽音みか(103期)
一乃凜(106期)

英かおとさんは、現在『応天の門』で、鳳月さん演じる業平の、若い頃の業平役を演じていらっしゃいます。鳳月さん主演の別箱に出演されていましたが、よく調べてみると鳳月さんが月組に戻ってこられて以来全部別箱が同じでした。奇遇です、ご縁があるのですね。

彩音星凪さんは、最後の新人公演『今夜、ロマンス劇場で』鳳月さんの俊藤龍之介役を演じられました。

先日新人公演の主演したばかりの羽音みかさんと三拍子の実力が揃っている一乃凜さん。歌にダンスにトークに花を添えてくださることでしょう。

ディナーショーは私には高嶺の花なので、配信でリアルタイムに観れることはとても有難いです。

『月の燈影』について

江戸時代後期、欲望渦巻く新興地「川向う」(町奉行所の手が及ばない、「江戸」にいられなくなった人が逃げ込むような場所)を舞台に、再会した幼馴染の幸蔵次郎吉友情を軸に、そこで生きる人々の哀感が描れた大野拓史先生「作・演出」作品です。2002年花組で、彩吹真央、蘭寿とむW主演でバウホールで上演されたものの再演です。

専科から特別出演の夏美ようさん悠真倫さんは、23年前に出演されていました。

主な配役予想

<初演との違い>
W主演では無く幸蔵が主人公。次郎吉と別れ、再び巡り会うまでの時に奥行を持たせ描き上げるとのこと。
ということは、父親の借金で姉が身売りされたと聞いて、火消の組を飛び出して行方知らずになっていたきっかけが舞台で描かれるのでしょうか?
姉が登場する?

【初演時の配役から】
幸蔵(「川向う」の博徒。通り者を仕切る男)
礼華はる(彩吹真央)

次郎吉(「江戸」二番火消「ろ組」の平人)
彩海せら(蘭寿とむ)

喜の字(「川向う」門前中町の芸者。次郎吉と惹かれ合うようになる)
…天紫珠李?(沢樹くるみ)

喜の字がヒロインだと思いますが、2番手の次郎吉と恋仲になるというのは、?ですけど。

お壱(「川向う」の巾着切り(スリ)、幸蔵に片想い
…花妃舞音?(桜一花)

淀辰(「川向う」一帯を仕切る地回り)
…夏美よう(23年前と同じ役?)

おゑん(淀辰の女房で船宿のお内儀)
…梨花ますみ?(城火呂絵)

丑右衛門(火消「ろ組」の頭取)
…悠真倫?(一樹千尋)

新助(喜の字の弟。髪結い。芸者の元吉に惚れている)
…一輝翔琉?(桐生園加)

大八木七兵衛(「江戸」北町奉行所の同心)
…春海ゆう?(悠真倫)

文字春(「川向う」の端唄の町師匠)
…麗泉里?(幸美杏奈)

伊七(元は幸蔵の仲間だったが、裏切って川向うの通り者に)
…一輝翔琉?(望月理世)

元吉(喜の字の芸者仲間)
…?(華城季帆)

推されている一輝翔琉さんは、また抜擢されるでしょうか?新助か?伊七か?

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