こんにちは、くららです。
花組の宝塚大劇場公演が19日から再開できることになって本当に良かったです。
8名の休演者がいらっしゃるという痛みのある再スタートになってしまいましたが、休演者のご回復と1日もはやい復帰を待っています。
タイトルの「仁義なき戦い」この言葉は「宝塚プルミエール」の星組「ジェンヌに聞いて!プルミエール」コーナーで瀬央さんが話された言葉です。
このコーナーの始まりのファンファーレも、「仁義なき戦い」ぽいものでした。
広島における仁義なき戦い
Q 広島出身の二人で礼さんに広島のアピールを!もちろん広島弁で!!
瀬央さんと暁さんの間に礼さんが座っていらして、「聞かせて、聞かせて」と両手を叩いて大喜びされていました。
瀬央:「そうじゃねえ」
暁:「そう。そうじゃけぇ?(自信がなさそうに)」
礼:「教えて」
暁:「結構、共感できる広島がありますよね」
瀬央:「あります」
暁:「ちょっと遠いんですけど」
瀬央:「うん、ちょっと遠いの(すました表情で嬉しそうに)」
礼:「(瀬央さんの言葉に大笑いしながら、瀬央さんを指差して)いつもマウントとるよね」
瀬央:「広島の話になるとね、鬼のようにマウントをとる!」
暁:「遠いのでおススメできる場所が、違うかもしれません」
瀬央:「それぞれ言ってみますか」
瀬央:「そうじゃね~。お好み焼き、あれは鉄板じゃねぇ」
礼:「かわいい」
暁:「じゃねって言いますっけ? 」
瀬央「言うよ~!忘れたのか」
3人大爆笑。特に礼さんは大口を開けて上を向いて大笑い。
暁:「福山はあまり無いんですけど。鞆の浦って所があるんです(ここで広島弁ということを思い出して)あるんじゃね~。そこが結構宮崎駿さんとかがスゴイ好きで、よく行かれていた所なんですけど、映画のあれになったりとかしている古い港町みたいな所なんで、是非来てくっっ、来てくっっ(語尾に悩む)」
瀬央:「きんさい」
暁:「きんさい?きんさい?」
礼:「広島出身なのに、何?」
瀬央:「(小声で)広島だけどやっぱり離れているから…」
暁:「はぁ?」(笑いながら睨みをきかせる)
礼:「こわい、こわい」
瀬央:「広島に挟まれたら、仁義なき戦いが始まるから」
礼:「こわい、やっぱり」
ここで舞台映像に切り替わりました。
「広島のアピールを」というコーナーだったのに、たいして広島のアピールをしないまま、三人で終始笑い転げているうちに終わってしまいました。
三人の表情と手振りが楽しかったので、文字を書き上げるだけではその面白さが100分の一も伝わらないかもしれません。
瀬央さんがいつもマウントとってくる
タカラヅカニュースの「Welcome Talk」に暁さんが出演された時も、「広島市は都会だから」と瀬央さんは常にマウントとってくると話されていました。
同じ広島県でも広島市と福山市は84キロ離れています。
広島市は日本七大都市に入っていますが、福山市は岡山県の隣の海と山のある素朴な地方。
瀬央さんは、広島市の街中出身のシティガール。
一方暁さんは、岡山県に近い福山市出身のカントリーガール。
瀬央さんは、この違いでマウントを取ってくるのですね。
まるで小学生のレベルの話ですが、楽しいコミュニケーションの材料にされているのでしょう。
そういうトークが楽しめる、和気あいあいとした星組だからこそのことですね。
広島の仁義なき戦いに挟まれて、「こわい、こわい」とそれを楽しんでいる礼さんもとっても面白かったです。
そして3期下の暁さんが瀬央さんのマウントに負けていないのも、楽しい所です。しっかりツッコミを入れていました。
広島弁と備後弁は違う
暁さんは、広島弁が喋れませんでした。
暁さんの福山市は備後弁と言って広島弁とは違う方言なので、話せなくて当然なのです。どちらかというと岡山弁に近い所があります。
私は岡山県出身で、福山の友だちもいたので、そのあたりのこと何となくわかります。
備後弁では「~さい」「じゃね」と言う言葉は使わないので、暁さんが瀬央さんのアドバイスに戸惑っていたり、突っ込んでいたのも当然なのです。
広島出身=広島弁 と捉えられていたこの企画に、ちょっと無理があったと思います。
また、上級生相手でさらにテレビの収録もされていたので、暁さんは緊張して方言で喋るのが難しかったり、恥ずかしかったりもあったのかなと思いました。
中学卒で宝塚に入学されているので、人生の半分を宝塚で過ごされています。そして備後弁はきれいな方言ではないので、宝塚に入って方言を話さないように努力されてきたとも思います。
方言が喋れない暁さんを見ながら、まだ100%の心の開放はできていないのかな?とも勝手に感じました。
WOWOWの収録は、本公演の荒どおしの時だと以前に紅ゆずるさんが話されていました。だと収録は11月のはじめ頃だったと思うので、それから2か月経ったので、暁さんは先輩の前で方言も普通に話せるようになっているかもしれません。
瀬央さんと暁さんの序列
礼さんと瀬央さんのとても仲良しの所に、暁さんが組替して温かく迎えられて、3人でとても和気あいあいとした良い関係性を築いていらっしゃいます。
瀬央さんは「仁義なき戦い」という言葉を使っていらっしゃいましたが、歌劇団は違う意味で、瀬央さんと暁さんをライバル関係に位置づけています。
宝塚GRAPHの「TALK DX」も、前回は「礼・瀬央」だったのに、暁さんが組替してきたら今回は「礼・瀬央・暁」になっていました。
暁さんが初出演した全国ツアー「Gran Cantante」でも、現在上演中の本公演「ジャガービート」でも、二人はパレードの羽根が同等のものでした。二人とも2.5番手という位置づけといって良いでしょうか。
同期間のトップの引継ぎが無いということで、星組と同じように、95期のトップスターと2番手のいる花組では、今度水美舞斗さんが専科に異動されます。
暁さんが星組に組替してきたことで、次期星組トップスター候補は、瀬央さんでは無く暁さんだろうと多くの人が予想しています。
でも瀬央さんが昨年「歌劇12月号」の表紙を飾られたり、スカイステージの「CAST」に出演されたり、組外的には2番手の位置です。
しかし組内では2.5番手。
そのため2番手の大羽根を背負った後、専科に異動される水美さんと、瀬央さんの位置は微妙に違います。
現在は95期の男役スターが7人いるという、全く前例が無い状態なので、先がよめません。
ムードメーカーの明るい瀬央さんには、まだまだ活躍して欲しいと願っています。
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