潤花ちゃんの謙虚さについて思うこと
こんにちは、くららです。
星組の宝塚大劇場公演の初日が明日に迫って来ました。
宙組の『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』『Capricciosa!!』東京公演も11月20日(日)の千秋楽まであと1週間余りですね。

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一層輝きを増している潤花ちゃん

宝塚大劇場の千秋楽の後に、潤花ちゃん退団発表をされました。
東京公演では、前にも増してさらに幸せそうに輝いていらっしゃるとか。
私は東京の公演は見れないので、千秋楽の配信を楽しみにしています。

退団を決めると、みなさん眩しいほど煌めいていかれますが、元々大輪の花のように輝いていた潤花ちゃんは、どこまで美しく発光されていくのでしょう。

潤花ちゃんとミュージックサロン

潤花ちゃんは今のところミュージック・サロンを開催される予定はありません。

新年の真風涼帆リサイタル『MAKAZE IZM』に出演して、『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』公演で退団されます。

真風さんは、6月の『FLY WITH ME』に続いて、来年1月の『MAKAZE IZM』と2作続いて「真風涼帆リサイタル」を開催されます。

どちらの公演にも潤花さんは出演されますが、「主演 真風涼帆」という記載だけで、潤花さんは2作とも「主演」に名前が記載されていません。

潤花ちゃんは、ミュージック・サロンも無いし、トップ娘役なのに真風さんのリサイタルに出演しても、主演として記載されていなくて可哀そう」と言う声を聞くことがあります。

私は、これこそ「真風さんが大好きで、真風さんが第一優先」潤花ちゃん意思表示ではないかと思っています

ここに真風さんへの思いが集約されているのでは?

過去のトップスターのコンサートの主演表記について

コンサートにトップ娘役が出演しないケース

同時退団の時は、トップ娘役さんが【ミュージック・サロン】を開催されるため、出演メンバーで無いことが多いです。

【望海風斗さん】
望海風斗 MEGA LIVE TOUR『NOW! ZOOM ME!!』を開催中に、真彩さんは「真彩希帆ミュージックサロン」を開催予定でした。

コロナの影響で無観客の「1Day Special LIVE『La Voile(ラ ヴォアル)』」ライブ配信のみでした。

そして真彩さんは、『NOW! ZOOM ME!!』に「真彩希帆出演のCバージョン」に特別出演されました。

【珠城りょうさん】
当初の宝塚と東京の間で開催予定のディナーショーが、「3Days Special LIVE『Eternità』」という形になったので、美園さくらさんは出演されませんでした。

珠城りょうさん主演のバウ公演『幽霊刑事(デカ)〜サヨナラする、その前に〜』の時に、美園さんは美園さくらミュージックサロン「FROM SAKURA」を開催されました。

同時退団される場合は、トップスターが別箱でコンサートやリサイタルを開催されている時に、トップ娘役さんミュージックサロンを開催される場合が多いです。

潤花ちゃんがミュージックサロンを開催せずに、真風さんのリサイタル『MAKAZE IZM』に出演されるのは、潤花ちゃんの「最後まで真風さんと一緒に」という希望を尊重したのではないかな?と勝手に思っています。

トップ娘役さんが出演した時の表記

【明日海りおさん】
RIO ASUMI SUPER TIME@045『恋スルARENA』
主演 明日海りお、華優希」と表記されていました。

「この公演は花組新トップコンビ明日海りお・華優希のお披露目公演となります。」という解説もありました。

スペシャルステージ『Delight Holiday』
主演 明日海りお、仙名彩世

【北翔海莉さん】
『One Voice』バウホール公演
主演 北翔海莉、妃海風

北翔さんの希望で、ディナーショーでは無くバウホールでの公演になったとか。
専科の夏美ようさん、美城れんさん、星組の礼真琴さん、瀬央ゆりあさん真彩希帆さんらの総勢30名が北翔さんを中心に各々の歌声を披露するVOCAL中心のステージでした。

【蘭寿とむさん】
蘭寿とむコンサートSong & Dance『Streak of Light -一筋の光…-』
主演 蘭寿とむ、蘭乃はな

トップ娘役さんが出演された場合は、「主演」としてトップスターと並んで表記されるのが通常のようです。

トップ娘役が出演していないコンサート

トップスターだけが、「主演」として表記されるのは当然です。

朝夏まなとアメイジングステージ『A Motion(エース モーション)』

龍真咲コンサート『Voice』
ドラマティック・ドリーム『DRAGON NIGHT!!』(龍さん主演)

柚希礼音さんのスペシャル・ライブについて

柚希礼音さんは在団中に3回柚希礼音スペシャル・ライブを開催されています。

1回目『REON!!』(ドラマシティ・日本青年館、2012年3、4月)

トップ娘役の夢咲ねねさんが出演されていましたが、「主演 柚希礼音」という表記でした。

2回目『REON!!II』(東京国際フォーラム、博多座、2013年9、10月)

トップ娘役の夢咲ねねさんは出演されていなかったので、当然「主演 柚希礼音」という表記でした。

3回目柚希礼音スーパー・リサイタル『REON in BUDOKAN〜LEGEND〜』(日本武道館、2014年11月)

「主な出演者 柚希礼音、夢咲ねね」という表記でした。
なぜか「主演」ではなく、「主な出演者」でした。

1回目の『REON!!』では、夢咲さんのお名前がありませんでしたが、柚希さんと同時退団する退団公演直前日本武道館での柚希さんのリサイタルでは、夢咲さんのお名前はしっかり柚希さんと並んで記載されていました。

過去のケースを振り返って思うこと

ここ10年ほどのものを辿ってみた限り、トップ娘役さんが出演するなら「主演」としてトップスターに並んで記載されるのが通常です。

ここだけを取り上げたら、トップ娘役なのに潤花さん可哀そうとなってしまいそうですが、これには意味があるように感じています。

真風さんのリサイタルに潤花さんのお名前が記載されていないのは、潤花さんがご自分のお名前の記載を固辞されているのでは?

「真風さんのためのリサイタルですから、私の名前を並べて載せるなんてめっそうもない」と。

勝手な憶測ですが、潤花さんの名前をわざと記載しない訳がないから、そう思うのです。宙組のトップ娘役として大活躍している潤花さんが、他のトップ娘役と比べてハブられる意味が、どこにもありません。

他に理由があるとしたら、理事長が変わったので方針が変わったということ。

トップスターのリサイタルは、トップスターのためのリサイタルなので、トップ娘役を主演として記載する必要は無い。この可能性はあるでしょうか?

潤花さんの退団会見

9月29日(木)に、潤花さんは退団会見を行われました。

本来はトップ娘役さんの退団は、退団1作前の公演の東京千秋楽後に発表されますが、真風さんと同時退団なので、宝塚大劇場の千秋楽後に、真風さんと一緒に発表されました。

真風涼帆さんとの出会いは奇跡のような宝物」と表現されて、会見では終始真風さんへの感謝の気持ちを語られていました。

~相手役の真風涼帆について~
「どんな時もこのような私を大きく受け止め、居場所を作ってくださり、手を差し伸べてくださったことに、感謝の気持ちでいっぱいです。お返しさせていただけることは少ないのですが、最後までご一緒に同じ方向を向き、責任感を持って、しっかりと相手役を務めさせていただきたいと思います。」

~幸せに感じる瞬間は~
「毎日です。どの瞬間と決められないほど、毎日、一瞬一瞬が今までで最高だと感じています。真風さんと毎公演ご一緒に舞台に立たせていただいている瞬間、お客様が観てくださるその瞬間、宙組の皆さまと過ごす瞬間が、とても幸せだなと感じます。」引用宝塚公式ホームページ

会見の一部分を引用掲載させていただきましたが、この部分を読んだだけで、潤花ちゃんの真風さんへのあふれるほどの感謝の思いと、真風さんの相手役として最後まで全うしたいという責任感をとても感じます。

「自分のことよりまず真風さん」という思いに満ちているように思います。

だから私は、別箱期間中にミュージックサロンを開催せずに、真風さんのリサイタル『MAKAZE IZM』に出演されるのだと思います。真風さんの相手役は潤花さんなので、その役目を全うしたい。

そしてサヨナラ公演中の宝塚と東京の間に、ミュージックサロンを開催される娘役さんも多いですが、潤花さんは退団公演に集中したいと思われているのかも。

真風さんと同時退団のため、通常の娘役さんの退団発表の時期より2か月程はやいので、後からミュージックサロンの発表があるかもしれません。
男役優位の宝塚で、娘役が主役をはれるのはミュージックサロンぐらいです。

潤花さんが主役として活躍するミュージックサロンも見てみたいと思いますが、潤花ちゃんが決めることなので…。

ここまで私の勝手な憶測を書いてきましたが、潤花ちゃんの退団会見で語られたことは心からの真実の思いで、その一途さ謙虚さが潤花ちゃんなのだと思っています。

 

来年のスケジュールが公表されました。
しかしまだ、真風さんと潤さんの退団公演『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』の東京公演の日程は発表されていません。

二人の退団日が6月の何日なのかわかりません。

退団発表をしたのに、退団日(千秋楽の日)が決まっていないというのは、今まで例がなかったことだと思います。

コロナの影響も心配ですが、まずは東京公演が無事に千秋楽を迎えられますように。

そして今日から「宝塚友の会」の入力が始まる『MAKAZE IZM』も真冬の公演ですが、完走できますように。
今年の1月の雪組の国際フォーラム公演は、初日に中止の発表がありました。
2023年はコロナに影響されない年になることを切に願っています。

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