こんにちは、くららです。
真風さんと潤花ちゃんの退団会見の記事をネットで読みました。
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真風さんと潤花さんの退団会見
真風さんは銀ラメのスーツを上品に着こなして、爽やかで清々しいお顔をされていました。
退団は「つねに意識していた」そうで、「2022を目標に」されていたそうです。
コロナ禍でスケジュール変更があったため、劇団と相談を重ねて、来年6月の退団になったとのこと。
こうして客観的にお話してくださることに、知的で真面目で誠実な真風さんらしさを感じました。
「退団はいつ?」と、私をはじめ、ファンたちの思いが先走っていたので、丁寧に応えてくださったのでしょう。
真風さんは、トップスターに研12というはやい時期に就任されたので、任期ははじめから長く想定されていたようです。
男役をするために生まれてきたような方で、「男役度」が誰よりも高くて、舞台に立つと特別に華があるスターさんでした。
もって生まれた男役適性という点では、歴代の男役さんの中では一番かもしれません。
またトップスターとして、皆をまとめ導くリーダーとしても、とても優れた人柄をお持ちでした。
その実、内面の女性らしさとのギャップが、また素敵で、惹かれました。
潤花さんの退団会見
会見するにあたって、真風さんから“心のままに、今まで感じてきた大切な思いを心に抱いてお話しましょう”と助言されたそうです。素敵なアドバイスだと思いました。
昨年の誕生日に真風さんからプレゼントしてもらった「銀のピアス」を付けて、真っ白なロングドレス姿の潤花ちゃんは、最高に美しかったです。
「真風涼帆さんとの出会いは奇跡のような宝物」と仰り、終始真風さんへの感謝の気持ちを語られ、「最後まで同じ方向を向いて歩いていける幸せも感じています」とのこと。
雪組時代は、潤花ちゃんの天真爛漫な個性が活かされていませんでしたが、宙組に組替して真風涼帆さんという大きな器のスターに包まれて、潤花ちゃんのもつ天性の明るさ、華やかさ、大人っぽさが、そのまま舞台で大輪の花のように開き、輝き、惹きつけてくれました。
「カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~」では、潤花ちゃんは最高の輝きで娘役の集大成を魅せてくれることでしょう。
就任時期と任期
早期トップ就任スターは任期が長い
今回の真風さんの会見で、トップスター就任学年がはやいと、はじめから任期が長いことがわかりました。
平成以降のトップスターの中で、≪トップスター就任中の作品数の多いスター≫を順番にあげてみました。
11作 | 柚希礼音(星組) | 研11就任 | 研18退団 |
10作 | 和央ようか(宙組) | 研13就任 | 研18退団 |
10作 | 明日海りお(花組) | 研12就任 | 研17退団 |
9作 | 春野寿美礼(花組) | 研12就任 | 研17退団 |
9作 | 真風涼帆(宙組) | 研12就任 | 研18退団 |
トップスター就任期間としては、和央ようかさん(6年1か月)、柚希礼音さん(6年)に次ぐ、真風さん(5年7か月)です。
春野寿美礼さんと明日海りおさんは、 VISAのイメージキャラクターでした。
早期トップ就任スターと作品数【2000年以降】
珠城りょう(月組)…研9就任、8作
龍真咲(月組)…研12就任、8作
朝海ひかる(雪組)…研12就任、7作
大和悠河(宙組)…研12就任、4作
研12までにトップに就任したスターは、大和悠河さんを除いて7作以上です。
現在のトップスターのトップ就任学年
花組 柚香光 研11就任
月組 月城かなと 研13就任
雪組 彩風咲奈 研15就任
星組 礼真琴 研11就任
宙組 真風涼帆 研12就任
花組の柚香さん、星組の礼さんは、研11で特別早期にトップ就任されました。
通常任期が5作とすれば、早期就任トップスターは通常より任期が長いです。
星組の礼真琴さんは、11月12月大劇場の『ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』が5作目になります。
花組の柚香さんは、1月大劇場の『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』が5作目になります。
2023年はふたりの6作目まで上演予定です。
トップスターデザイン監修グッズの第二弾も販売される二人が、6作目の2023年で退団されることは考えられません。(余程のイレギュラーなことが起らない限り)
宝塚スターカレンダー2023年が語ること
カレンダーの掲載月に意味があることは、真風涼帆さんと潤花さんの退団発表でわかりました。
「宝塚スターカレンダー2023年」は、例年とは違う仕様になっていました。
それは、3番手の4人が、トップ娘役さんとペアで掲載されていたことです。
しかも現在の3番手全員が掲載されたわけでは無く、花組、星組、宙組だけです。
「宝塚スターカレンダー」は、長い歴史のある「宝塚歌劇団の顔」ともいうべきカレンダーです。
過去を遡っても、トップスター、トップ娘役、2番手スター中心に掲載されていました。
3番手スターが掲載された場合は、カレンダーの年には2番手に昇格されていました。
2023年もそうである可能性は高いです。
月組の3番手の風間柚乃さんと雪組の3番手の和希そらさんが掲載されていないので、来年2番手である意味が強いと思われます。
[花組]永久輝せあ(表紙)
[星組]瀬央ゆりあ(2月)
[星組]暁千星(3月)
[宙組]桜木みなと(10月)
星組の瀬央ゆりあさんと暁千星さんは、現在「2番手と3番手」を二人が担っている形です。
星組内での事情で、今後星組内で変化は起きるでしょうが、他の組に波及する可能性は低いです。
宙組も、真風さんが退団されることで組内で1つずつ昇格すると、桜木みなとさんは、宙組の2番手に昇格されるでしょう。
永久輝せあさんの昇格について
問題は花組です。
VISAのイメージキャラクター事情
現在、永久輝さんは、VISAのイメージキャラクターをつとめています。
春野寿美礼さんと明日海りおさんも、 VISAのイメージキャラクターでした。
この二人は、先ほどもあげたように、早期トップ就任(研12就任)かつ、長期就任(約5年間)でした。
このお二人に続いて、永久輝さんも早期就任トップスターになるのかと思っていましたが、2019年11月にイメージキャラクターに就任されて、もうすぐ3年になりますが、現在は花組の3番手です。既に研12です。
花組2番手の水美舞斗さんが活躍中なので、何かの変化が起きなければ、永久輝さんの番手は上がりません。
来年のスターカレンダーに掲載されて、表紙を飾られるので、来年には2番手に昇格されるということは、間違いないのでしょう。
どのような形で昇格されるのでしょうか?
考えられる2023年の変化
2023年の花組本公演
◆『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT』
宝塚 1月1日(日・祝)~1月30日(月)
東京 2月18日(土)~3月19日(日)
◆2作目
宝塚 7月~8月(推測)
東京 9月~10月(推測)
水美舞斗さんについて(花組)
宝塚スターカレンダー⇒7月
宝塚ステージカレンダー⇒5月
水美舞斗さんが2023年の花組2作目公演で退団される可能性はあります。(あくまでも可能性)
瀬戸さんに続いて、柚香さんトップ時代に2番手退団が起きてしまうことは、避けられるような気もします。
水美舞斗さんが、退団ではなく、組替をする可能性もあるでしょう。
朝美絢さんについて(雪組)
宝塚スターカレンダー⇒5月
宝塚ステージカレンダー⇒2月
7月が大千秋楽の雪組『ライラックの夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』で退団される可能性はあります。
しかし3番手の和希そらさんが来年のカレンダーに掲載されていないことから、雪組内で2番手に昇格は無いと思われます。
人気ものの朝美さんが退団される可能性は低いと思われますが、2番手の誰かが組替してくるということも??
もし水美舞斗さんが雪組に組替してきて、朝美さんの後を継ぐということがあったり?
宙組の桜木みなとさんは、カレンダーから、2023年の退団の可能性は無いです。
桜木さんが雪組に組替してくるという可能性があったり?
その場合は、誰かが宙組に組替する?
永久輝さんが雪組に組替してくるという可能性があったり?
VISAのイメージキャラクターの永久輝さんが、花組から異動する可能性は低いかもしれません。
現在3番手の永久輝さんが、2023年に2番手に昇格するためには、どこかで動きがある必要があります。
永久輝さんとVISAのイメージキャラクター
柚香さんが研11で早期にトップスターに就任されるタイミングで、永久輝さんは雪組から花組に組替されました。研9の時でした。
その時点で早期トップ就任の柚香さんは、6作以上トップを続けられる予定だったと思われます。
その後順調に永久輝さんに引き継いで、2023年には永久輝さんがトップスターに就任する青写真でもあったかもしれません。イメージガールの先代の春野さん明日海さんが研12でトップに就任されているので、当初は大きな差をつける予定は無かったと思うからです。
永久輝さんは、2023年の4月~研13です。
当初はそのあたりで予定されていたかもしれません。
でも、コロナ禍で大幅なスケジュールの変更があったりして、作品数が停滞してしまいました。
そして、コロナ禍前とは状況が違うので、永久輝さんのトップ就任も予定より遅れて、急がれなくなったかもと思っていました。
しかし、2023年の宝塚スターカレンダーの表紙を飾られているので、永久輝さんが2番手になることは間違いないでしょう。
何かの変化が、どこかで起きることは必須です。
※VISAのイメージキャラクターは、正式にはVJA グループのイメージキャラクターのことです。
夢白あやさんが掲載されていなかった理由
夢白あやさんは、2022年12月26日から雪組トップ娘役に就任されますが、実際にトップ娘役として作品が披露されるのは、2023年の2月の名古屋御園座の『BONNIE & CLYDE』からです。
潤花さんが6月に退団されることになったので、新しい宙組のトップ娘役さんが来年の6月に誕生します。
月組については、まだ勝手な憶測に過ぎませんが、万が一海乃美月さんが来年の1作目で退団されるなら、新しい月組のトップ娘役さんが4月に誕生する可能性があります。(あくまでも可能性です)
新しいトップ娘役が誕生するので、3番手の男役さんの掲載を優先して、トップ娘役予定の夢白さんの掲載は見送られたのかもしれません。
今回の退団会見で、真風さんは2022年にご卒業される予定だったのに、コロナ禍の影響で2023年の6月になってしまったということでした。
真風さんと同じように、予定が変わってしまったスターさんは多いことでしょう。
理事長交代の影響は?
そして、宝塚では小川友次氏が理事長を退任されて、2021年4月から木場健之氏が理事長に就任されています。
小川理事長時代(2015年4月1日~2021年3月31日)に、珠城さん(2016年9月5日~2021年8月)、真風さん、柚香さん、礼さんが、トップスターに早期に就任されました。
しかも珠城さん、柚香さん、礼さんは、生え抜きトップスターでした。
早期トップ就任、生え抜きトップスター主義というのは、小川理事長時代の特徴だったと思います。
また、海外ミュージカル等を積極的に上演されていましたが、それはコロナ禍で難しくなっています。
上級生重用、95期優先というのも、小川理事長時代からの流れでした。
人事は継続されている中で進んでいるので、そろそろ木場理事長の采配がはっきりあらわれてくる頃でしょうか?
今までになかった「宝塚スターカレンダー」とか、「宝塚GRAPH」の表紙の複数人写りとか、木場理事長の采配の兆しでしょうか?
次回もう少し深く書いていきたいと思います。
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