柚香さんサプライズと極美慎くんと熊倉飛鳥先生
こんにちは、くららです。
「ベアタ・ベアトリクス」の稽古場情報が、バウホールデビュー作となる演出家・熊倉飛鳥先生と主演の極美慎くん予告されていたので、楽しみに「タカラヅカニュース」を見ました。

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話題の映像が流れた!

すると、突然素化粧がとても美しい、笑顔の柚香光さんが登場してビックリ!東宝宝塚劇場のロビーの赤い階段前で、丁寧な心のこもったご挨拶をされました。

【柚香光さんのご挨拶】

タカラヅカ・スカイステージをご覧の皆様、こんにちは。花組の柚香光でございます。

世の中が一変してしまい、終わりのない不安や憂鬱に心のやり場がない時が続いています。

そんな中で劇場でのご観劇を楽しみにして下さっていても、公演が中止になってしまったり、劇場に足をお運びいただけない様々な事情で、自粛をせざるおえなかったりと、ここ数年想像もしなかった出来事に、どうすればお客様への愛を伝えられるのか、ずっとずっと思案をしておりました。

私たち生徒は皆様に宝塚歌劇の舞台で、日常を忘れていただいて、夢のひと時をお楽しみいただけるように、お客様の喜んで下さるお顔を心に浮かべながら、お稽古に取り組んでおります。

劇場はもちろん、映画館やライブ配信、ブルーレイ、スカイステージなど、より多くの方に楽しんでいただける宝塚の世界が今後も永遠に続くことを願い、心をこめて演奏をさせていただきます。どうか皆様にこの愛が届きますように。

そしてロビーのビアノで「フォーエバー・タカラヅカ」を演奏されました。
まずなめらかな指の動きが映され、澄んだピアノの音色が、心にとっても響いてきました。

ファンの思いを理解し代弁してくれ、更にタカラジェンヌの思いも伝えてくれるご挨拶は、心を解放してくれました。

舞台では格好良い男役を魅せてくれる柚香さんですが、普段は柔らかくて温かい雰囲気をまとった綺麗なお姉さんなのですね。

この映像は、12日から開催されている、KITTE丸の内でのスカイステージ開局20周年記念イベント会場の大きいモニターで、流れているという話題の映像と同じなのでしょうね。

東京の会場には行けないので、会場に足を運ばれた方が、Twitterなどで感激、感動して書きこまれていた、柚香さんの心のこもったご挨拶とピアノを見ることが出来て、本当に有難かったです。

朝から、とっても嬉しいサプライズでした。

星組バウ「ベアタ・ベアトリクス」稽古場情報

演出家デビューの熊倉飛鳥先生は、以前に検索して、イケメン画像を拝見していました。
慶応大学ご出身で、学生時代から演劇に関わっていらして、役者もされていたようです。
2019年 花組『A Fairy Tale』、2021年 月組『桜嵐記』、2022年 宙組『NEVER SAY GOODBYE』の新人公演を担当されていました。

画面に登場された熊倉先生は、爽やかなイケメン青年で、お話をまわすのがとってもお上手でした。
演出家デビューですが、MCには、とても慣れていらっしゃる感じがしました。

極美:「お話を頂いた時から、緊張感不安嬉しさといろんな感情がこみ上げてきて、お稽古が始まってみると、やることが多くて」

熊倉:「これからのワクワクがすごい。みんなの姿を初めて見て、台本の世界をどういうふうに作り出してくるのかなという楽しみがあって、みんなが生き生きしている感じが、すごく伝わって来て、今後もドンドン良くなっていくんだろうなって感じがスゴイあって、メチャメチャ楽しみ

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熊倉:「極美 さんの魅力について何ですけど、(名前の後に一瞬、間があいたのは、普段呼び捨てにされているからでしょうね)取り組み方がスゴイ真面目。台本を渡してから、どういうふうに読み込んできてくれるのかと思った時に、この章ではこの気持ちと、すごく細かくまとめてきてくれてたりして、嬉しいなと」

極美:「いやぁ、大変不器用なので自分の体に入れるまで、理解が出来ないと納得いかないと、体に入ってこない感じがするので、細かくかみ砕いて入れていきたいなと」

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ロセッティについて
極美:「ロセッティは自分の中の本能的な勘を大切にしていて、嘘がつけない人という印象があって、若干自分にそういった面が無くもないなと思うので、気持ちがあっちいったり、こっちいったりという、そこはリンクしてやっていけたらなと」

熊倉:「僕も、もがいている姿を見たいという思いがあったし、何かしらダラシナイ所があったとしても、人を惹きつける魅力があった人だと思うから、ここが結構マッチしているように感じていたから。稽古場で実際にやってみてメチャメチャ楽しい。ドンドン伸びていくのだろうなと」

極美:ロセッティが落ちこぼれていく様は、引き出しが無いので、掘っていかなければならないなと。一筋縄ではいかない様子は、また体当たりして進めていきたいなと思っています」

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熊倉:「今回ナンバーを沢山作っていただいて、良い曲だぁと感動するし」

極美:「ちょっとディズニーっぽい雰囲気があって」

熊倉:「場面がどんどん移り変わっていって、雰囲気をより引き立たせてくれるような音楽が鳴っていくから、乗るよね」

極美:「絵本みたいに見ていただけるような」

熊倉:「どんどんめくらないとという感じがあるから、そこが本当に見どころになると思う」

「愛憎渦巻く人間模様を描きあげた挑戦的なミュージカル作品」と公演解説にありましたが、先行画像やポスターからは、ドロドロとした愛憎渦巻く感はなく、なんとなくかわいい雰囲気も漂っている感じがしていました。想像がつかないだけに、どんな作品になるのかとっても楽しみです!

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その他の配役について

リジー(小桜ほのか)について
極美:「『めぐり逢いは再び next generation』に続いて恋をする人。私が一目惚れして、口説き落として、彼女の人生を狂わせてしまうけど、熱く燃え上がるからこその、対比がちゃんと見せれたら良いなと。お芝居で私の感情を引き出してくれる、有難い存在なので、そこは甘えて、心強い」

ふたりのデュエットシーンもあるそうで、熊倉先生も楽しみと仰っていました。

もうひとりの女性・ジェイン(水乃ゆり)について
極美:「ロセッティが魅了される理由がわかる、惹きつけられる女性を演じていて、キラッとしていて、二人の女性の対比を既に感じるます。ロセッティは色んな女性に恋していたのだなと」

熊倉先生によると、ロセッティは常に女性に目を向けていた人だけど、この作品では、リジーとジェインの二人に絞ってやっているので、2人にどのような目を向けていたのかが見どころになるそう。

ライバルのエヴァレット(天飛華音)について
極美:「いつも近くにいる存在だったけど、お芝居で真っ向から来てくれる、大変頼りになる華音という存在が近くにいてくれるのは有難い」

熊倉:「下級生だけど、あれだけぶつかってきてくれる人って、逆に頼もしいというか、やってくれているなぁというのがいいよね」

極美:「見どころというのが、人と人とのやりとりの中に出てくるかなと思っています」

作品への意気込み
極美:「初めての経験で、周りの方々に大変助けていただいて、魅力ある人間味あふれるロセッティを築きあげるように、これからお稽古頑張っていきたいと思っています」

目が無くなってしまうほどの愛嬌あるニコニコ笑顔でトークされていましたが、初主演に懸命に挑んでいる頼もしさも感じられました。
熊倉先生からは、宝塚での初演出を楽しんでいる様子が伝わってきました。

とってもフレッシュな作品になりそうな気がしました。

公演解説には、「挑戦的なミュージカル作品」という言葉がありましたが、「初演出」、「初主演」で挑んでいくから「挑戦的なミュージカル作品」なのかな?

指田先生、栗田先生と、新しくデビューされた女性演出家の先生たちが、ファンの評価を得ています。
男性演出家の熊倉先生にも、期待したいです。

「ベアタ・ベアトリクス」について思うこと

世代交代
演出の先生がフレッシュなら、出演者たちもフレッシュです。
95期のひろ香祐さんが長で、30名の中、100期以降の3桁期が25人を占めています。
占拠率83%です。

宝塚の世代交代は、着実に進んでいることを、あらためて感じました。

そして、100期以降のバウホール主演は極美くん4人目です。
100期生も現在研9です。新人ではなく、もはや中堅。

2024年に宝塚110周年を迎え、2025年は大阪万博が開かれます。
100期以降のホープ5人は、万博アンバサダーをつとめています。
(聖乃あすか、風間柚乃、縣千、極美慎、風色日向)

2025年以降は、万博アンバサダーや同世代から、トップスターが誕生していくのでしょう。

今回極美慎くんが主演ですが、そのライバル役の天飛華音くんも頑張っている印象をもちました。

そして、最近は、研1、研2、研3などの超若手を盛んに抜擢して活躍させています。超若手に勢いがあるので、スター戦線は以前より活性化している印象があります。

万博アンバサダーだから、100期だから安泰ということは無く、それぞれ競いながら頂点を極めていくのでしょう。

100期以降のスターの中で極美くんは、長身でビジュアルが良くて、舞台ではキラキラと華が際立っています。
このバウ主演の機会に実力面もさらに磨いて、さらにスター街道を驀進していって欲しいと思います。

バウホールで、9月8日(木)〜9月19日(月)に上演されます。
ライブ配信も予定されると思います。

現在のコロナの厳しい感染爆発状況がどうなるのか心配な面はあります。

現在頑張られている稽古の成果を、必ず舞台で披露することができますように。
どうか初主演の舞台の幕が無事にあがり、完走することができますように。

また、コロナ分類の見直しがはやくされ、舞台に良い方向に作用していくことも心より願っています。

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