3番手が強い!最近の宝塚の人事傾向
こんにちは、くららです。
今日はニュースがいっぱいありました。

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雪組について

まず雪組、和希そらくん主演『心中・恋の大和路』の東京公演の幕があきました!
東京の大半の公演が中止になって残念でしたが、東京で無事に上演できて本当に良かったです。
明日の2公演も無事に上演され、ブルーレイを発売することができますように。

公演中止中の花組と月組について

花組の東京『巡礼の年』『Fashionable Empire』の中止が延びたことは残念ですが、8月14日(日)15時30分より、公演が上演できそうで良かったです。
新人公演も8月26日(金)18時30分開演となり、配信もあるようです。

14日から千秋楽まで無事に上演できて、4名の退団者(飛龍、若草、音、芹尚)が、9月4日(日)に宝塚を幸せに翔び立っていけますように。

月組の宝塚大劇場公演は、8月14日まで公演は中止期間が延長されました。
8月15日(月)の13:00公演から、上演できることを願っています。
8月22日(月)が千秋楽になります。
退団者は、夏月都さん、晴音アキさん、佳乃百合香さんの3名。
どうか残り1週間の公演が無事に上演できて、千秋楽に大階段を降りることができますように。

宙組について

宙組の東京ガーデンシアターでの演『FLY WITH ME』のブルーレイの発売のお知らせがありました。価格が14,850円(税込)と、いつもの宝塚のお値段よりは割高なのは、メイキングの様子と下記のミュージックビデオのフルバージョンが特典として入っているからのようです。
LDH価格も加味されているのかな?

ミュージックビデオ
空間全体を3Dデータ化するボリュメトリックビデオ技術を活用して、『FLY WITH ME』のメインテーマ曲「FLY WITH ME」のミュージックビデオを全編フルCGで制作したとのこと。
「デジタル空間」と「宝塚のパフォーマンス」が融合した新感覚の映像作品だそうです。

出演者
真風涼帆、芹香斗亜、紫藤りゅう、鷹翔千空、亜音有星
『FLY WITH ME』の公演では、鷹翔千空くんと亜音有星くんは、常に対の位置にいました。
今度鷹翔千空くんが、バウホールの主演を務めますが、2期下の亜音有星くんも、やはり強い印象。

星組『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』について

ポスター入りと主な配役について

ポスターに掲載されている人が、主な配役のメンバーです。
主な配役メンバーでも、ポスター時には、小さな「切手サイズ」で掲載されることもあります。

作品によって特徴がありますが、トップコンビ2番手3人がポスターに掲載されることが一番高い傾向にありました。しかし最近、ポスターに異変が起きています。

星組は、礼・舞空トップコンビが始まって、今回が5作目です。
(『眩耀の谷』、『ロミオとジュリエット』、『柳生忍法帖』、『めぐり会いは再び next』)
今までの4作中3作はトップコンビだけがポスターに掲載されていました。
愛月さんの退団公演の『柳生忍法帖』だけ、愛月さんがポスター、主な配役に入っていました。
他の組に比べて、礼・舞空の二人の印象がとても強かったです。

今回暁千星さんが組替してきて、いきなり瀬央さんと、暁さんがポスターに掲載されました。
瀬央さんの本公演のポスター入りは、初めてです。

トップコンビ濃度が高かった星組から、男役二人がポスターに掲載されて、他の組と歩調を合わせてきているイメージになりました。

最近の各組のポスター傾向

星組『ディミトリ』
礼真琴舞空瞳瀬央ゆりあ暁千星(3番手まで)

花組『巡礼の年』
柚香星風水美永久輝(3番手まで)

月組『グレート・ギャツビー』
月城海乃鳳月風間(3番手まで)

宙組『HiGH&LOW』
真風芹香桜木、瑠風、鷹翔(5番手まで)

雪組『蒼穹の昴』
彩風朝月朝美凪七和希、縣、夢白(4番手まで)

最近の宝塚は、各組3番手が強くて、みんなポスターに掲載されています。
特に、永久輝(97期)、和希(96期)、暁(98期)、桜木(95期)の4人が強い印象です。

風間さん(100期)も確実なトップ候補だと思いますが、先の4人とは学年差があるので、上がっていくタイミングが同じでは無いと思います。
やはり月組に誰か組替いるのかな?と思ってしまいます。

そして大人数の掲載ポスターが続いています。切手サイズがありません。
宙組は6名、雪組は7名です。

過去のポスターを見ましたが、「トップ、トップ娘役、2番手」の3名のポスターが定番なので、最近はいつもと違う風が吹いている雰囲気です。

ポスターに沢山のスターを掲載して、スターを量産していきたい気持ちのあらわれでしょうか?
その奥には、スターの世代交代の波も感じます。

『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』について

ジャラルッディーン… 瀬央ゆりあ(95期)
アヴァク・ザカリアン… 暁千星(98期)

公演解説に出ていた、2番手の役だと思っていた亡国の帝王ジャラルッディーンは、瀬央さんでした。
暁さんの役は、アヴァク・ザカリアン。
原作を読んだ時には、そんなに印象に残りませんでしたが、2017年にNHK-FM青春アドベンチャーでオーディオドラマ版(FMラジオ)として放送された時は、脚本と西原さんの個性的な演技で原作以上にアクの強いキャラになっていたと原作者がTwitterで語っていらっしゃいました。

アヴァク・ザカリアンについて

暁さんが演じる、アヴァク・ザカリアンは、ジョージア王国の副宰相です。
父親がジョージア王国の宰相で、元帥で、女王タマラの時代から重用されてきた老臣でした。

ラジオ劇の脚本では、アヴァクは後に女王に無断でモンゴルに降伏するような人物として描かれていたそうです。

ディミトリ(礼)を抹殺しようともしたとか。

父親がジョージア王国の隆盛にとても貢献してきた人なので、ルスダン(舞空)が女王になっても、アヴァクは懸命にジョージア王国のために尽くしていました。
ルスダンが最も頼りにしていた相談相手でもありました。

アヴァクは、ルスダンに心から仕えながら、ルスダンを愛している…
ラジオ劇と同じように、ディミトリを抹殺しようとするシーンもあるかもしれません。

ディミトリ(礼)、ルスダン(舞空)、アヴァク(暁)の三角関係。

そして見せ場のトビリシ奪還戦では、ルスダンが信頼する将軍として指揮を取って、瀬央さん演じるジャラルッディーンと戦ったりするのかも?

ポスターのサイズを見る限りは、瀬央さんと暁さんの役の大きさは同サイズなのでしょう。

「どうして?」と思う程に、劇団は瀬央さんを「2番手」の位置に上げてきませんでした。

それは、今回のポスターのように「3番手」の位置の暁さんと同等にしたかったからなのでしょうか?

花組で上演されている生田先生の『巡礼の年』を見ても、生田先生の独自な独特な解釈が幅をきかせていました。
アヴァクも役を膨らませて、描かれることでしょう。

髭祭り?

凄い躍動感のあるポスターで、リラの花が舞っています。

気になるのは、瀬央さんと暁さんの髭。
宙組で演じられた『壮麗帝』を思い出しました。
男役さんの髭祭りになるのでしょうか?

衣装もとっても素敵です。

ルスダンの兄のギオルギは、綺城ひか理さん
ジャラルッディーンの腹心の書記官ナサウィーは、天華えまさん
白人奴隷のミヘイル極美慎さん

個性的な登場人物が沢山いるので、誰が演じるのかな?と想像するのも楽しいです。

『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』は、どんな生田先生色に仕上がるのか、今からとっても楽しみです。

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