公演プログラム分析と序列 月組『グレート・ギャツビー』
こんにちは、くららです。
月組『グレート・ギャツビー』の初日の幕が無事に上がって本当に良かったです。
水曜日、木曜日の雪組、そして金曜日の月組と、3日間連続で宝塚の初日の幕が上がりました。
どうか、どうかどの組も完走できますように。

私は、はじめの初日からのチケットが流れてしまって、明日観劇予定です。

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『グレート・ギャツビー』について

『グレート・ギャツビー』公演の各新聞社発行のWEB記事が沢山アップされているので、ワクワクしながら読みました。
宝塚で初日の幕が開くと、在阪の新聞社がこぞって記事をアップしてくださることは本当に有難いですね。

美しい月城さんは、どんな角度から写真を撮られても美しいです。今回の記事の写真も、どれもこれも本当に麗しかったです。
「写真うつりが悪い」ということは絶対にありません。それは美しさのレベルが極致だからでしょうね。麗しい月城ギャツビーをうっとりしながら堪能できました。

今回の公演の月組生たちのスチール写真も、みなさん全般にお綺麗でした。
スチール写真

下記のような記事もありました。

月城のギャツビーがとにかくエレガント。白、ピンク、ストライプ柄などのクラシカルなスーツや、ビシッと決まった軍服に、遊び心をくすぐるゴルフウエアと自在に着こなしながら、端正な雰囲気を崩さない。1974年の映画で主演したロバート・レッドフォードに通じる気品が感じられる。引用神戸新聞NEXT

様々な衣装の端正なギャツビーを拝めるようです。

そして私は「ロバート・レッドフォードに通じる気品が感じられる」というところに、とっても共感すると共に期待が高まりました!

宝塚での初演は、1991年に杜けあきさん率いる雪組で上演されました。

・ジェイ:杜 けあき
・デイジー:鮎 ゆうき
・ニック:一路 真輝
・トム:海峡 ひろき

雪組公演が上演される頃は、ロバート・レッドフォード主演の『華麗なるギャツビー』 (1974年の映画)が日本では知れ渡っていました。

杜さんもロバート・レッドフォードをイメージされたことを話していらっしゃったかと思います。
私のイメージするギャツビー像も、ずばりロバート・レッドフォードです。
ロバート・レッドフォードは、甘いマスクで〝理想の美男子〞と呼ばれていました。
そのあたり、月城さんと通じるところがありますね。
そして記事に書いてある通りに気品が、品の良さが魅力です。

レオナルド・ディカプリオ主演の『華麗なるギャツビー』 (2013年の映画)が、先日放送されていたので見ましたが、断然ロバート・レッドフォードの方に惹かれます。
そしてディカプリオ版の『華麗なるギャツビー』は奇抜すぎて、私には少し向いていませんでした。

小池先生は、新しさも取り入れて今回の作品を作られるようですが、宝塚での初演の香りも沢山残っていたら良いなと思っています。

ただ一つの愛にかけた男の人生を月城さんがどのように演じ魅せてくださるか、本当に楽しみです。

フィナーレ階段降り

エトワール 一乃凜(106期)

一乃凜ちゃんについて 昨年10月の風間柚乃主演『LOVE AND ALL THAT JAZZ』バウホール公演で、素晴らしい歌声を聞かせてくれましたが、『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』全日程休演。『Rain on Neptune』から舞台に復帰されました。月組の106期娘役には花妃舞音ちゃんもいて、娘役のホープさん揃いです。


彩海せら(102期)・夢奈瑠音(96期)・蓮つかさ(97期)

彩みちる(99期)・礼華はる(101期)・天紫珠(101期)

風間柚乃(100期)

鳳月杏(92期、白い大羽根)

海乃(97期、白い大羽根)

月城(95期、トップ羽根)

風間柚乃くんが、初めて一人降りになりました。

礼華はるくんが、上級生の夢奈瑠音さん蓮つかささんを抜きました。年度賞の「新人賞」を受賞されましたが、勢いがついているようです。

一本ものですが、トップ・トップ娘役・2番手の大きな羽根が3つ並んだようです。

暁千星さんが星組に組替したので、ポスター入りしていた風間柚乃くん躍進するのかな?と思っていましたが、「躍進」と言えるほどでは無かったようです。
ショーの階段の一人降りは、同期の聖乃あすかくんは、昨年11月の『元禄バロックロック』『ザ ファシネイション』からです。
今回から風間柚乃くんが一人降りになったのは、当然と言えば当然です。

公演プログラムを見て、あまり躍進していないことを感じました。

月城さんのカーテンコールでのお茶目な初日ご挨拶

「月組生、大変、元気にやる気に満ち満ちております。全員力を合わせて精いっぱい頑張らせていただきます」

「歴史ある作品に挑戦するということで、きのうは緊張して、気がつけば朝日が昇っておりました」と主題歌に引っかけて茶目っ気たっぷりにスピーチ。劇中では自動車を運転するシーンがあるだけに「安全運転で頑張ってまいりたいと思います」と千秋楽までの“完走”を誓った。引用スポーツ報知

公演プログラム分析

月組の宝塚大劇場お正月公演『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』から、公演プログラムの番手ごとの掲載方法は変わりました。前回の花組公演で新仕様の公演プログラムは5組一巡しました。

2番手

・お芝居の全身写真1ページ
・ショーのスチール写真1ページ
・ショーの全身写真1ページ
・プロフィール1ページ
(芝居のスチール写真も販売される)

3番手

・お芝居の全身写真、もしくは写真がある
・ショーのスチール写真1ページ
・プロフィール1ページ

4番手

・スチール写真1/2ページサイズ
・プロフィール1/2ページ

前回の花組公演で、各組の陣容がはっきりしました。

月組 宙組 雪組 星組 花組
2番手 鳳月 芹香 朝美 水美
3番手 桜木 和希 瀬央・暁 永久輝
4番手 風間 瑠風 聖乃

雪組の縣千くんは、現在上演中の雪組『ODYSSEY』でも、番手が上がって大活躍していますが、前回の公演ブログラムには、4番手として掲載されていませんでした。今度の『蒼穹の昴』から掲載されるでしょう。

そして月組から2巡目に入りました。
3番手の暁千星さんが星組に組替したので、風間柚乃くんは「3番手」の掲載方法に変更になるかな?と思っていましたが、そうではありませんでした。
しかも「4番手ステイ」でもありませんでした。

3.5番手」という言葉がふさわしいでしょうか?

(それともまた月組から、プログラムの掲載方法が変わったのでしょうか??)

風間柚乃くん
お芝居の全身写真、もしくは写真がある
スチール写真1/2ページサイズ
プロフィール1/2ページ

青字は、3番手の掲載方法です。
緑字は、4番手の掲載方法です。

混在していますね。
プログラムの「MAINE CAST」でも、その中で大きな写真は、月城、海乃、鳳月の3名で、風間くんはその他のキャストの中の1人として掲載されていました。

ただメインキャスト4名(月城、海乃、鳳月、風間)の集合写真がありました。隅に小さく風間くんが入っていました。

それと月城さんに焦点を当てて撮影している背後に、海乃、鳳月、風間の3名がぼやけて写っていました。

今回の公演プログラムは、麗しくてダンディな月城さんの写真集的なところもあります。

この公演プログラムを見ながら、風間くんをわざと大きく見せない配慮を感じました。
暁千星くんが組替したけど、100期以降の風間くんは暁千星くんとは、現時点では同列はないですよという。

宝塚は年功序列が重んじられるので、配慮されたのでしょう。

風間くんは、必ずトップスターになる有望男役さんの筆頭ですが、「出る杭は打たれる」ので、穏やかにあげていく方針では無いかと感じました。(あくまでも私の主観です)

すると、月組の3番手あたりは手薄になります。

2番手の鳳月杏さんは、公演こどに「強い2番手」になっているように思えるところもありますが、やはり学年的にトップスター候補では無いように思います。

まだ『グレート・ギャツビー』の公演を観劇していないので、観劇したら思いが変わるかもしれませんが、公演プログラムを見る限りは、上級生2番手さんだと思います。

そうすると、誰か月組に異動してくる可能性があるのかもしれません。

お芝居上手な役者さんたちは充実していますが、他の組に比べて、やはりスター不足かと勝手に私は思います。

宝塚の人事は計画に向かってジワジワと準備されていることがよくあります。月組は、次なる計画に向かって、今は目に見えないけれども、何か準備がされているような気がしてなりません。(妄想にすぎないかもしれませんが)

明日の公演を観てから、そのあたりのことを改めて考えて書きたいと思います。

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