スカイステージビジュアルにはガッカリ、『グレート・ギャツビー』配役など

スカイステージビジュアルにはガッカリ、『グレート・ギャツビー』配役など
こんにちは、くららです。
本日は沢山のニュースがありましたが、「タカラヅカ・スカイ・ステージ開局20周年記念ビジュアル」については、とても嫌な感じがしました。

「タカラヅカ・スカイ・ステージ開局20周年記念ビジュアル」について

なんでまたこんな荒れそうなことをするのでしょうか。
トップスター、トップ娘役、２番手が掲載されているのに、掲載者は14名。
星組だけ２番手の掲載がありませんでした。
現在星組には２番手は存在していませんよ、という明確な意思表示？

星組問題

昨日大劇場で千秋楽を迎えた『めぐり会いは再び next generation』『Gran Cantante（グランカンタンテ）!!』で瀬央ゆりあくんは、しっかりと２番手の位置をつとめていました。
５月27日に暁千星くんが星組に組替しましたが、星組デビューするのは、９月１日の全国ツアーからです。それにありちゃんがイキナリ２番手になるなんて考えられません。

スカイ・ステージ開局記念は７月です。
７月の催しに瀬央さんが２番手として出演されても良いような気がします。

2021年末特別番組「THE SONG～感謝を込めて～」にも、瀬央さんは出演していませんでした。その時は退団されたばかりの愛月さんへの気遣いと思っていましたが、そうでは無かったのか…。
95期の桜木みなとくんが３番手のため、こういう企画に入れないことへの気遣いもあるのでしょうか？
記念のイベントなら、別に人数制限があるわけでは無いので、入れても良いと思います。
一人だけ省くやり方はいただけません。

スカイステージの番組は、今までそんなに序列にこだわっていなかったように思いますが、これからはガシガシに序列に縛られていくのでしょうか？

なんか世知辛い思いがします。

花組問題

そして花組の『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』『Fashionable Empire』が、今週の４日の土曜日に初日の幕をあけます。

水美舞斗くんが、今日発表の記念ビジュアルに２番手で掲載されています。

公演情報を聞いていても、活躍されているようですし、タカラヅカニュースの稽古場映像では、お芝居はトップコンビとマイティの３人だけ映っていました。
今度こそ２番手の扱いで、最後の大階段を降りてこられるでしょうか？

１作前の『The Fascination!』では、水美くん、永久輝せあくんが共に３番手羽根で、初日の客席には何とも言えない空気が漂いました。
その後も羽根問題はしばらく尾をひいていました。

その前の雪組『Fire Fever!』では、朝美絢くんが２番手の大羽根を背負っていて、大階段の上のライトを浴びる前から、客席は喜びで盛り上がっていました。

最近はトップスター候補の２番手とそうでない２番手が混在しています。
そのショーで２番手をつとめているなら、パレードに華やかさを添える２番手の大羽根を一律に振舞っても良いのではないかと私は思います。

２番手の大羽根を背負ったなら、後はトップ就任か、退団か、二つの道しか用意されていないから、２番手の大羽根を渋るのでしょうか？

２番手羽根を背負わなかったら、まだまだジェンヌ人生が長いと思っても良いのか？

宝塚にはスター制度が存在していることは認識しています。
でも最近のやり方は、ファンの心理を煽るだけ煽っているような感じで、スターさんたちも嫌な思いをしていらっしゃるのではないかと勝手に感じます。

敢えて波風立つようなやり方をしなくても、穏便なやり方はいくらでもあるはずです。
注目を集めること、ファンの心を揺さぶることが、宝塚の人気に繋がっていくことでは無いと思います。

星組全国ツアー先行画像について

『モンテ・クリスト伯』と『Gran Cantante（グランカンタンテ）!!』が上演されますが、先行画像はショー『Gran Cantante!!』のものでした。

ショーのテーマは“ワイルド＆セクシー”ということで、まさにそれを体現しているアダルティな礼・舞空コンビの写真！お顔が近い！
もうすぐトップを組んで３周年を迎える二人の絆の深さを感じます。

本日から108期生は各組に配属されました。
碧音斗和さん(104期)が、東京宝塚劇場公演の全日程を休演されるため、6月30日の新人公演の天飛華音くんが演じているルベルの役は、108期の馳琉輝さんになっていました。
いつも３人組で出てくる役なので、少しは気が楽かもしれませんが、配属早々の大抜擢、期待されていますね。
108期の中で注目していたエイミーなので、新人公演の配信で見るのが楽しみです。

月組退団者について

集合日には、寂しいですが退団者が発表されます。３名いらっしゃいます。
★夏月都(88期生、副組長)
味わい深いお芝居をされる芝居巧者。
真咲さんのコンサートでの、小雨吹雪が忘れられません。とってもお茶目な面も。
「ブエノスアイレスの風」では、ありちゃんに温かい言葉をかけていらっしゃいましたが、夏月さんもお別れを決意されていたのですね。

★晴音アキ(95期生)
「ブエノスアイレスの風」のフローラ役、素晴らしい歌声に感動しました。
95期の娘役さんも少なくなりますね。

★佳乃百合香(101期生)
スカイステージの鳳月さんの番組「CAST＃１～鳳月杏 side-A～」で、４人の娘役の一人として出演されていて、京都市出身の「どすえ」がかわいい娘役さんだなと知ったところでした。
この番組への出演は餞別だったのですね。

残念ですが、10月9日付で退団されます。
新しい副組長の発表が待たれます。

『グレート・ギャツビー』配役について

とても無難な配役だと思いました。
初演の雪組では、路線男役さんが別格的な役を演じていました。３番手の高嶺ふぶきさんが演じていた裏の世界で商売しているマイヤーを専科の輝月ゆうまさん。

娘役２的な役は、彩みちるちゃん演じるジョーダンと天紫珠李ちゃん演じるマートル。

	月組	2008年月組	1991年雪組
ギャツビー	月城かなと	瀬奈じゅん	杜けあき
デージー	海乃美月	城咲あい	鮎ゆうき
ニック(ギャツビー邸の隣に越してきた青年)	風間柚乃	遼河はるひ	一路真輝
トム(デイジーの夫。金持ちを鼻にかけている)	鳳月杏	青樹泉	海峡ひろき
ジョーダン(プロゴルファー、デイジーの友人)	彩みちる	涼城まりな	小乙女幸
マートル(ジョージの妻、トムの愛人)	天紫珠李	憧花ゆりの	美月亜優
マイヤー(ギャツビーの商売仲間、賭博師)	輝月ゆうま	越乃リュウ	高嶺ふぶき
ジョージ(自動車整備店主、マートルの夫)	光月るう	磯野千尋	古代みず希
ビロクシー(ギャツビーの執事)	礼華はる	光月るう	轟悠
ラウル(ギャツビーの運転手)	夢奈瑠音	彩央寿音	香寿たつき
エディ(デイジーの従弟、ジュディと仲良し)	彩海せら	紫門ゆりや	和央ようか
ヘンリー(ギャツビーの父親)	英真なおき	汝鳥伶	岸香織
デイジーの母親	白雪さち花	梨花ますみ	真咲佳子
デイジーの父親	春海ゆう	一色瑠加	飛鳥裕
ヒルダ(デイジーの乳母)	夏月都	妃鳳こころ	野添さゆ紀
キャサリン(マートルの妹)	白河りり	夏月都	朝霧舞
ジュディ(デイジーの妹)	きよら羽龍	羽咲まな	純名里沙