こんにちは、くららです。
本日、御園座での星組「王家に捧ぐ歌」が、無事初日を迎えました。おめでとうございます。
KAAT神奈川芸術劇場の瀬央ゆりあさん主演『ザ・ジェントル・ライアー』も、予定通り19日土曜日に実施されるようです。
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気になる「新ビジュアル」は?
スチール写真が公開されました。
→スチール
最後のトップコンビのイメージ写真を見ると、「この新ビジュアルはなかなか良いじゃないの」と思いました。
初日を観劇した方々の「新ビジュアル」についての評判も悪くは無いようです。
そして礼真琴くんの圧倒的な歌唱力と星組生たちの熱演で、「素晴らしかった!」という公演になっているようです。予想通りですね。
衣裳でエジプトとエチオピアの対立を表現
エジプトの人たちは、真っ白が基調の衣装。
エチオピアの人たちは、真っ黒が基調の衣裳。
過去の金色のキンキラの衣裳をやめたのは、白と黒で対立をしっかり打ち出すためだったのですね。
お化粧もエジプトは白で、エチオピアは肌の色を塗っているようです。
エジプトの礼さんは最初は白の衣装で登場され、戦う時はポスターの白いジャケット。それが戦闘服だとか。
そして白ジャケットの背中には、大きな蛇のような不思議な模様が入っているそうです。
関西の公演なら、新聞社の写真付き記事が次々とアップされますが、名古屋での公演なので、取材記事は無いようでした。
衣装の全容を見るのは、「タカラヅカニュース」待ちですね。
明日の番組には間に合わないので、来週の放送でしょう。
NOW ON STAGE『王家に捧ぐ歌』
午後7時から「ナウオン」が放送されました。御園座のロビーで収録されていました。
出演者たちは、新しくて綺麗な御園座の劇場のことを絶賛されていました。
出演者たちは、役に合わせて白と黒の衣裳に別れていました。
エジプトのフォラオの娘のアムネリス役の有沙瞳ちゃんが白いワンピーで、ラダメスの戦友でケペル役の天華えまくんが白いシャツに白いジャケット。
エチオピアのアイーダ役の舞空瞳ちゃんが黒いワンピース、その兄のウバルド役の極美慎くんが黒いシャツに黒の皮ジャンでした。
今回の新解釈で、アイーダとウバルドは、双子の兄弟設定に変わったそうです。
そしてラダメス役の真琴くんは、黒いシャツに白いジャケットでした。この衣装の色の選択からも、真琴くんの思いが伝わってきます。
こうして「ナウオン」に衣装の色を選んで出演することに、星組生の役にかける熱い意気込みを感じました。
収録は真琴くんが両方に出演して、「舞空瞳、有沙瞳」の娘役グループと、「天華えま、極美慎」の男役グループに分かれていました。
今回の斬新でシンプルなポスターを見てファンは衝撃を受けました。
真琴くんたちも初めにデザイン画を見て木村先生からコンセプトを聞いた時は、「こんなにも変えるか!」と衝撃だったそうです。
シンプルな中に新しいものを入れていくという感じが、様々なメッセージが込められているこの作品にふさわしいと話されていました。
ビジュアルがガラッと変わっても、根本に流れている物語、音楽、構成はそれまでのままで変わりないとのことでした。
「王家に捧ぐ歌」は、荘厳なナンバーの数々が作品の魅力の一つです。
真琴くんによると、全てが楽曲で繋がっているそうで、お稽古をはじめて「このセリフも歌っていたんだ」とビックリされ続けたそうです。
歌で気持ちを綴っていて、歌の力は強いので、歌っていくのが気持ち良いそうです。
曲が壮大で、聞くだけでゾクゾクして、真琴くんの歌を聞けることが「何と幸せか」と、出演者たちが話されていました。
「ナウオン」の中で、礼真琴くんの歌声が流れると、短い間でも聞き惚れてしまいました。
お稽古中の出演者たちも、礼くんの歌に聞き惚れてしまって、「出遅れ」現象が多発しているとか。
本当に荘厳な楽曲を真琴くんが歌うと「魂の歌」となって、全てを忘れてただ歌に陶酔してしまいそうになると思います。
特に今回のような魂に訴えかけてくるメッセージ性のある作品では、働きかけてくる歌の力が大きいです。
「ナウオン」で語られた面白話
ケペル役の天華くんの話
木村先生は、「エジプト軍のモットーは筋肉!」と仰っているそう。
そして天華ケペルには、「脳みそまで筋肉だ」と言うアドバイス。
天飛華音くん演じるメレルカと天華ケペルは、礼君演じるラダメスと「戦友」です。
その3人だけのナンバーがあって、距離の近い「男の友情」を表現しているそうです。
真琴君は愛情をこめて、天飛くんのことを「あつくるしい、顔面のアツから始まって、流れているものがあつい」と話されていました。とっても存在感がある頼もしい後輩のようです。
エジプトは衣装が真っ白で、エジプトとしての尊厳プライドが高いそう。
ウラルド役の極美くんの話
エチオピア側は、真っ黒で、エチオピアも誇り、血の濃さ、家族の愛を大切にして演じたいそう。
アイーダと双子設定なので、アイーダとリンクさせて、良いところも悪いところも表現出来たらと思っているそう。
中に込めるものが多いけど発散させて、幕開きはウラルドから始まるので、物語に誘い込めるようにしたいそう。重要な役どころを任されています。(2番手の役です)
ふたりの王
悠真倫さんファラオは、包みこむ「エンペラー」
アムネリスの父親。
あったかくて、場を引き締め、王という説得がある。
威厳がありつつも垣間見える父親感、それがラダメスを苦しめる
輝咲玲央さん演じるアモナスロは、エチオピアの「キング」
アイーダの父親。
ハットをかむっていて、衣装が貝殻がちりばめられて野生的でお洒落だとか。
強大なオーラを発しているそう。
逆らえない強さ、キングの強さに圧倒される。
この二人の王の対比も見ものです。
女官たちの「エジプトが強い」はお洒落なシーンになっているそう。
Francfrancっぽい?
一人ずつのキャラクターが個性豊かで可愛いそう。
女性だけの思いのぶつけあい?
前作までは重い衣装に締め付けられて動きにくかったところ、スタイリッシュで動きやすくなっているので、運動量がすごいことになっているそう。
動きまわる「ワイルド・ラダメス」を見てとのことでした。
そして「剣の形が面白い」そう。
観劇した方々の間でも話題になっていました。
エチオピアの衣裳は現代風で、布がいっぱい巻かれているとか。
真琴くん好きなシーン1幕ラスト
ラダメスの「世界に求む」ナンバー。
歌いながら、こんなにも孤独なんだと感じているそう。誰も味方してくれない状況で、自分が1人で立ち向かっていく孤独が故の強さも感じるそう。
このナンバーを歌い上げるには、かなりのエネルギーが必要だけど、全員のコーラスのパワーもあるそう。
ここで緞帳が降りるので、その余韻に浸っていただきたいとのことでした。
圧巻のシーンだろうなと想像がつきます。
フィナーレについて
構成は今まで通り、新たな衣装。
リゾートをイメージした衣装とか?
・5人の男役のシーン
・娘役群舞
トップ娘役の舞空瞳ちゃんがアムリネスの有沙瞳ちゃんも従えてて格好良く「アフリカがすごい」と歌い踊るそう。
・男役黒燕尾
メチャメチャな早替わりとか。
前半部分羽山先生の新振付。
・デュエットダンス
今まで通りの振り。
物語の延長の役のまま繋がった感じ。
最後に真琴くんが、下記のようなメッセージを話されました。
「見に来てくださったお客様、見に来ようと思って来られなかった方もたくさんいらっしゃると思います。この作品が皆様の心に届くようなメッセージを我々全員で大きなパワーをお届けしていきたいと思いますし、役の一人ひとりが自分の意志をもって必死に生きているように、星組メンバーも必死に命をかけてこの作品に取り組んでいきたいと思っています。」
私も見に行こうと予定していましたが、前半は中止になったので見に行くことが出来なくなりました。細かい配慮のあるメッセージに感激しました。2月26日に配信で見たいと思っています。
パレード情報
フィナーレ階段降り
Twitterで流れている情報をいただきました。
都優奈(エトワール)
↓
天飛・有沙・碧海
↓
極美慎
↓
天華えま
↓
舞空瞳
↓
礼真琴
2番手のウバルド役を極美くんが演じましたが、フィナーレと階段降りの2番手は天華えまくんでした。
半年前に『マノン』で天飛くんが2番手のレスコーを演じても、フィナーレと階段おりで綺城ひか理さんが2番手だったのと同じですね。
桜木みなとさんは研8で、宙組の博多座「王家に捧ぐ歌」でウバルド役を演じた時は、フィナーレでも階段おりでも2番手をつとめて、上級生を抜いていました。
しかし星組は年功序列優先のようです。
組によって、またその時の状況によって、このあたりは差があるようです。
「王家に捧ぐ歌」の公演が、2月27日の千秋楽まで無事に完走できることを心から祈っています。
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