こんにちは、くららです。
月組『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』の「NOW ON STAGE」を見ました。
とっても面白くて爆笑して、爽やかな心地よさが残りました。
大劇場公演の好調さが伝わってきました。
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『FULL SWING!』の手拍子についてやさしいお言葉
ショー『FULL SWING!』の手拍子、回数を重ねたら合っていくかな?と思っていましたが、7日に観劇した時も、リズム感の無い私には裏拍子は「難しいな」と感じていました。
すると「NOW ON STAGE」で、月城さんと鳳月さんから
『テンポがとってもはやくて、私たちでさえ裏拍子は難しかったので、自由に楽しんで頂ければ』という感じのお話をされました。
音楽を自由に楽しむことこそ、JAZZですね。
スカイステージの番組を通して、こんなやさしい呼びかけをしてくださるとは、思ってもいませんでした。
客席を大切に思ってくださっていることが嬉しかったです。
れいこさん色が素敵
今回のナウオンは、月城さんは両方に出演されて「鳳月、月城、海乃」「月城、暁、風間」の2チームに分かれていました。
れいこさん(月城)のトークがほんわかしていて進行がとっても自然体でお上手。
上級生チームはしっとりとお上品に、下級生チームはキャピキヤピと明るく弾けていました。
スカイステージの「はじまりの時月城かなと」でも、トップスター就任を知った時のことや、相手役の海ちゃんとのやりとりなどの裏話を話してくださいました。こういう話はそれまで聞いたことが無かったので新鮮でした。
今回も裏話を聞くことができました。
裏話1
『今夜、ロマンス劇場で』でのポスターのラフを決める時に、「映画のポスターの世界感のまま、この感じで撮りたいです」と月城さんが話し、「叶えてもらえた」そう。
ポスターの制作にトップスターが関わっているとは思ってもいなかったので驚きました。
この作品は小柳奈穂子先生の作品なので、小柳先生がトップスターと話し合いながら進めていかれる方針なのかもしれません。
何かと話題になっている星組御園座「王家に捧ぐ歌」の白の背景に白の衣裳でのポスター。これは礼真琴くんと木村信司先生が相談して決めたとは思えません。
いろいろでしょうね。
裏話2
健司の一生を演じることを希望された
月城「一生を演じるって無いことなんですよ。晩年まで最後まで自分で演じたいと思ったから、自分で自分の人生によかったと思えるのが、自分の好きな所です」
トップスターは誰よりも格好良い存在なので、晩年を演じるということは、宝塚ではなかなかありません。しかもトップお披露目公演なので、通常は他の方が演じます。
タイムリーに、このお話をされる前に、月城さんと風間さんが下記の会話をされていました。
月城「何の役をすると思っていた?」
風間「健司の老年かな?顔の濃さをいかして」
『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』で、風間さんは月城さんの鏡の中の人物を演じていました。月組の中では姿が似ているからでしょう。
だから風間さんが、「健司の老年」と言ったのは、言い得ていたと思います。
しかし月城さんが晩年も演じられました。
グレイヘアの素敵な健司でした。
裏話3
ショーの開演前に4人(鳳月、月城、暁、風間)で喋ってテンション上げているそうです。
ナウオンでも、この持ち味の違う4人のコンビネーションが本当に最高でした。
れいこさんは、月組で『今夜、ロマンス劇場で』を上演することになって、月組は個性が強くて自由に舞台をエンジョイするので、昭和の時代のエネルギーにそのまま繋がって、良い舞台ができると思われたそうです。
「みんな変だものね。健司以外みんな変!」と仰っていましたが、その変という形容が、個性あふれる月組では最大の賛辞のように感じました。
それぞれの個性を尊重してみんなで良い舞台をつくり上げている月組は、れいこさんがトップスターになっても、ますますその個性を磨き合って、素晴らしい舞台に繋がっているようです。
誉め上手なれいこさん
月城 「今までは踊りに目がいっていたと思うけど、今回のありちゃんは歌が、歌詞とか歌い方とかすごい良い!いっぱい工夫しているのだろうなと思って」
暁 「やったあ、ありがとうございます」といって拍手して大喜び。
月城 「おだちんはエトワール!あれで幕降ろしたらいいんじゃないかと言うくらい、凄いよね」
風間 「エトワールが夢が叶ったくらい嬉しくて、男役がやるとなると、娘役さんとどういう違いを出したら良いのだろうと思って、ショーのクライマックスのはじめと思って、(手をまわすのではなくて、身体全体を揺さぶるポーズで)歌ってなんぼと言う気持ちで、楽しいです!」
月城 「聞きながら今日も風間は絶好調!今日もすごいと思っているよ」
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月城 「大蛇丸はさぁ、セリフもメチャメチャ喋るし歌も歌うしさぁ、その中でもヘビ感を出してくるところがさぁ、役づくり苦労したところは?」
暁 「ビジュアル系のイメージを持ちつつ、ヌルヌルネチネチって言っているので、気持ち悪い感じをもっともっと出していけたら良いなと、気持ち悪いって思われたいなと思いながらやっています」
月城 「日々変わってきているよね、追い詰め方が日々ヌルヌルネチネチしている感じがします」
暁 「新鮮に真剣にやることを部下と喋っています」
気持ち悪いと思われたいと頑張っているありちゃん。
ありちゃんが演じているので私は決して気持ち悪いとは思いませんが、観るごとに「ヌルヌルネチネチ度」が増していっているように思います。
大蛇丸のありちゃんは、舞台上では、指をずっと動かし続けています。
大蛇丸の話をする時に、れいこさんもおだちんも、指をうねうねしていたのが面白かったです。
イキイキとれいこさんと話しているありちゃんとおだちんを見て、月組の将来は安泰だなと思いました。
新生月組は幸先の良いスタートをきっています。
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