こんにちは、くららです。
今日は月組の別箱公演について一気に発表がありました。
ただ、美園さくらちゃんのミュージックサロンについてはまだです。調整中なのでしょうか?
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『ダル・レークの恋』のヒロインは誰だ?と気になっていましたね。
カマラは、海乃美月ちゃんでした。
カマラは、娘役というより女役の強さ、大人っぽさが必要で、月城かなと君演じるラッチマンとの、恋愛心理劇を巧みに見せなければならないので、経験値の高いうみちゃんが適任でしょう。
海乃美月ちゃんが、次期娘役トップ?
いやいや、すんなり事が進まないような気がします。
そのことについては、後半で書いていきます。
1月と3月の珠城りょうくんのバウホール
珠城りょう3Days Special Live『Eternità』
『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-/ピガール狂騒曲』の、宝塚大劇場公演と東京宝塚劇場の間に、下記のように下記ディナーショーが予定されていました。
宝塚ホテル(宝塚ホテルの開業記念イベント) 6月3日(水)、4日(木) パレスホテル東京 6月8日(月)、9日(火) |
それがなんと「1月15日(金)~1月17日(日)」に、珠城りょう3Days Special Live『Eternità』として、バウホールで上演されることになりました。
出演者は、鳳月杏、輝月ゆうま、佳城葵、朝霧真の4名。
当初の予定どおりです。
鳳月杏さん、輝月ゆうまさんは、2013年バウの『月雲の皇子』でも、2014年『New Wave! -月-』でも、珠城りょうくんと共演している「盟友」。
1月3日まで東京宝塚劇場で公演しているので、休みなしの公演となりますね。
当初も大劇場公演と東京公演の合間のハードスケジュールでの予定でした。
タイトルの『Eternità』とは、イタリア語で「永遠」です。
解説に、『珠城りょうの軌跡をたどる夢のひとときをお楽しみください。』とあります。
当初の予定のディナーショーのステージより、バウホールは舞台が広いので、見ごたえあるダンスシーンになるのでしょうね。
5人の出演者たちだけで、空間をうめるのが過酷かな。追加の出演者もあるかもしれませんね。
たった3日間では、全然チケットの需要にこたえられないので、ライブ配信も必ずあるでしょうね。
円盤にもなるでしょう。
珠城りょうくんのスターとしての変化、進化について
コロナによる休止後から、生き生きと輝いているりょうくん。
舞台の上でも、自然に息づき心から楽しんでいることが伝わってきます。
見るたびに役のボルテージもあがっていて、本当にお芝居が好きそうで、上手。
存在感においても、トップスター珠城りょうの魅力があふれています。
「Live」でのりょう君のおしゃべりも楽しいのではないでしょうか?
そこに相棒ともいうべき鳳月杏さんが出演。
フリーダムなりょう君も沢山見ることができそうな気がします。
『幽霊刑事(デカ)~サヨナラする、その前に~』
珠城りょうくん演じる「幽霊になった神崎達也刑事」と、「最強コンビ」として、タッグを組んで捜査に乗り出す、「青森出身でイタコの血を引く霊媒体質の同僚早川篤刑事」は、
鳳月杏さんだろうと、100%思っていましたが、そうでした。
珠城りょうくんの相棒は、やはり鳳月杏くん。
1月も3月も「たま・ちな」コンビが活躍しそうです。
宝塚バウホールでの公演期間期、3月7日(日)~3月23日(火)。
収容人数が少ないので、やはりこちらもチケット難になりそう。
配信も2回ぐらいあったら良いなと思います。
『ダル・レークの恋』について
月城かなと君主演『ダル・レークの恋』は、2月16日(火)~2月28日(日) TBS赤坂ACTシアターで上演されます。
今まで別箱は、西の大阪の梅田芸術劇場中心に行われてきたので、東で行なわれること、良かったですね。
別箱観劇に東京に行くのも楽しみなので、1年ぶりに東京遠征ができそうで、嬉しいです。
この公演、酒井澄夫監修のもと、若手演出家・谷貴矢の新たな演出で上演されるというのも、興味深いところです。
2月の 鳳月杏さん主演『出島小宇宙戦争』をはじめ、谷貴矢先生の作品は、頭がかたい私には少々苦手な部分もありますが、ショー部分の演出は好きです。
『ダル・レークの恋』は、月城かなとくんの美しいターバンや軍服姿を見るだけでも価値があります。
男の色気があふれるラッチマンを想像するだけで、今からドキドキします。セリフはそのままなのでしょうか?
海乃美月ちゃんについて
うみちゃんの抜擢は、研2から。「ベルサイユのばら」新人公演で、ロザリー(本役・愛希れいか)役。
そして現在に至るまで、トップ娘役に就くことなく、9年間ヒロインに抜擢され続けている娘役さんは、他にはいないと思います。
昨年の夏梅芸の『ON THE TOWN』では別格役
役替わりでしたが、ルーシー・シュミーラー(白雪さち花と役替わり)とクレア・デ・ルーン(夢奈瑠音と役替わり)を演じました。
ルーシーは、肉布団をまいた、見た目の良くない「モテない女子」の役。
それまでお姫様系の娘役さんだったうみちゃんが、堂々と醜い女の子の役を演じていたことに「役者魂」を感じました。
そして見た目は悪くても可愛さは健在でした。
次の『I AM FROM AUSTRIA-』では、主演珠城りょうくんの母親役。
老け役?と思いましたが、舞台の上ではお色気たっぷりの魅せ場もある大人の女性役を素敵に演じていました。
「トップ娘役候補」を外れたのかな?と思っていましたが、今年に入って、鳳月杏主演『出島小宇宙戦争』では、タキという東上ヒロイン役でした。
フィナーレの鳳月さんとのダンスは圧巻でしたが、劇中の可愛いミニの着物衣装では、少しヒロインとしては年を重ねてしまった?と感じたのは私だけかな。
そして現在上演中の『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』では、天紫珠李ちゃんが抜擢されているので、2番手娘役という立場が危うい印象を持ちました。
海乃美月ちゃんのヒロインの軌跡
研4になってすぐ「明日への指針/TAKARAZUKA 花詩集100!!」のお芝居では、目立つ幽霊のアンジェラ役。
大人っぽい顔立ちなのでぬいぐるみを抱えている少女役に違和感を感じたのが初めてのうみちゃんへの印象でした。
新人公演では、1期下の暁千星くんと組んで、新人公演初ヒロイン。ショーでもヒロインとして活躍。
その年 凪七瑠海・美弥るりかダブル主演『THE KINGDOM』で、早乙女わかばさんと東上ダブルヒロイン。(2014年)
組替してきた早乙女わかばさんがヒロインかと思いきや、3期下のうみちゃんとダブルヒロインで驚きました。
素顔は可愛いのに、舞台化粧をするとほうれい線のようなものが見えて大人っぽく見えてしまうのが残念だなと思っていました。
「PUCK」ハーミア(本役:愛希れいか)で2度目の新人公演ヒロイン。清楚な娘役が似合っていました。
早乙女わかばさんとダブルヒロイン
『1789-バスティーユの恋人たち-』では、オランプを早乙女わかばさんとダブルキャスト・準ヒロイン。(2015年)
『グランドホテル』でも、 フリーダ・フラムを早乙女わかばさんとダブルキャスト・準ヒロイン。(2017年)
新人公演のヒロイン・グルーシンスカヤ(本役:愛希れいか)は、大人っぽい役なのでとても素敵でした。
美弥るりか主演『瑠璃色の刻』アデマール役、東上ヒロイン。(2017年)
『BADDY』では、美園さくらちゃんと競う役。
月城かなと主演『THE LAST PARTY』MITSUKI/ゼルダ・フィッツジェラルド 東上ヒロイン。(2018年)
美弥るりか主演『Anna Karenina』アンナ・カレーニナ バウヒロイン。(2019年1月)
これに先ほど書いた今年の『出島小宇宙戦争』での東上ヒロイン、さらにバウホールでのワークショップ『A-EN』のバウヒロインも経験しています。
こんなに別箱ヒロイン経験のある娘役さんはいないでしょう。
全国ツアーの経験は無いのかな?と調べてみたら、2017年に『鳳凰伝』『CRYSTAL TAKARAZUKA-』で経験されたようです。
月組の娘役について
月組は愛希れいかさんがトップ娘役に長期就任していたため、早乙女わかばさんと競いながら、トップ娘役の座があくのを待っていた印象でした。
しかしその後は、歌唱力が秀でている美園さくらちゃんがトップ娘役に就任したため、また待ち状態が続いていました。
海乃美月ちゃんは、3拍子揃った娘役と言われ、エトワールも経験していますが、歌唱力が弱い時があるように感じています。
最近は、トップ娘役に「歌唱力」が求められる傾向にあるので、そのあたりが、うみちゃんが娘役トップに抜擢されるのか?疑問符が残ります。
しかし、今まで培ってきた「娘役力」は、誰よりも高く、娘役としての総合力、即戦力という面では一番適任でしょう。
でも、プラスアルファのトップ娘役としての華や輝きが今ひとつのような…
月組の次期トップスターが、いつ、誰になるかもまだ発表されていません。
「コンビとしての人気」が出る組み合わせが、最近は特に配慮されています。
雪組の次期トップコンビ、「彩風咲奈&朝月希和」は、意外性ということで、大注目をあびました。
海乃美月ちゃんでは無難すぎて、意外性や驚きがありません。
その分興味も向きにくいように思います。
しかしコロナ禍の今は、従来と違う、安定した進め方が一番なのでしょうか。
コロナ禍の前に発表されていた、来年の月組公演までしかスケジュールは公表されていないので、まだ「あっと驚くような」発表もあったら良いな、と思っています。
終わりに
今日は【彩凪 翔 1Day Special LIVE『Sho-W!』】の昼の方を見ました。
メチャメチャ格好良いのに面白い、味のある翔くんに、今回もとても楽しませてもらいました。
関西弁のタカラジェンヌが大好きです。
そやねん!やねん!
えーやん!
ええ女が前を通って〜
紅ゆずるさんが退団されて、宝塚から関西風味がうすれてきているので、翔くんの関西弁がとても心地良いです。
共演者の音彩唯ちゃんは、小顔で手足が長くて、お人形のような等身バランスで、歌えて踊れて、大人っぽく描いた眉も似合っていて、「娘役」としての可能性をとても感じました。
従来の宝塚であったら、音彩唯ちゃんのような娘役さんが研4ぐらいでトップ娘役に就任するように計画されていったように思いますが、今は新人公演も出来ないので、なかなか育成も難しそう。
昔からの宝塚に慣れているので、私はキラキラした若い娘役さんの活躍も楽しみです。
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