こんにちは、くららです。
クリスマスイヴの夕方に、宙組の別箱と大劇場の演目が一気に公開されました!
この情報公開の一番の関心事は、「真風涼帆さんは8作目で退団されるのだろうか?」ですよね。
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真風さん主演2作品はLDHとのコラボ
別箱も本公演も「LDHとのコラボ」なので、同時に公表されたのだと思います。
LDHとは?
正式名称は株式会社LDH JAPAN。
EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEなど数々のアーティストを生み出している芸能事務所。
元雪組トップスターの音月桂さんが宝塚退団後しばらくLDHに所属されていましたが、現在の所属事務所はキューブです。
真風涼帆リサイタル『FLY WITH ME(フライ ウィズ ミー)』
次の別箱は、やはり真風さんのコンサートでした!
しかし従来版ではありませんでした。
LDHの「TEAM GENESIS」によるプロデュース!
構成・演出/野口幸作
2022年6月10日(金)~6月12日(日)週末3日間
場所は、宝塚は初めての東京ガーデンシアター!
東京ガーデンシアターとは 最大収容約8,000人の巨大劇場型イベントホール。 2020年、東京ベイエリア「有明ガーデン」敷地内に誕生の新しいホール。 最大8000人収容で、人数はイベントによって可変されるよう。 主にコンサートや各種ショーイベント等に使用されています。 |
別箱に真風さんのリサイタルが開催されることで、プレサヨナラ公演?と思ってしまいますね。
コンサートがプレサヨナラ公演のトップスターは多いです。
柚希礼音さん、龍真咲さん、明日海りおさんのように、在団中にコンサートが2回行われたスターもいらっしゃいます
柚希さんのプレサヨナラ公演は武道館、明日海さんは横浜アリーナと大きな会場でした。
更に、プレサヨナラ公演が著名な方のプロデュースだったことがありました。
・真矢みき武道館コンサート……シャ乱Qのつんく氏プロデュース
・柚希礼音武道館コンサート……TRFのSAM氏プロデュース
真風さんも大きな会場で、LDHの「TEAM GENESIS」プロデュースで行われるので、プレサヨナラ公演の可能性は高いように思います。
潤花ちゃんのお名前が無い
トップ娘役が出演する場合は、主演にトップ娘役さんのお名前が記載されます。
今回は「主演・・・真風涼帆」のみでした。
潤花ちゃんは、こちらに出演されない模様。
潤花ちゃんは、ミュージックサロン?
それとも、芹香斗亜さんと一緒に「全国ツアー」?
今回の発表と同時に桜木みなとさんの東上公演が発表されました。
退団者が多くて人数が減っている宙組で、3分割は難しいような気がします。全国ツアーはあるのでしょうか?
東京ガーデンシアターという大きなホールで行われるので、集客のためにも芹香斗亜さんはこちらに出演のような気がします。
公演期間が3日間なので、芹香さんのディナーショーなどの開催は可能でしょう。
他メンバーの特別出演について
明日海さんの横浜アリーナ公演には、他の公演のメンバーも特別出演していましたが、コロナ禍の現在、人との接触を最低限に控えているので、特別出演は行われないように思います。
本公演『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』について
こちらもLDHが手がける人気プロジェクト「HiGH&LOW」の舞台化です。
「HiGH&LOW」について
2015年に連続ドラマとして、シリーズ5作が制作され、映画シリーズは7作、累計興行収入78億円、累計観客動員555万人を記録。
“男たちの友情と熱き闘いを描く「HiGH&LOW」シリーズ。
この壮大なシリーズの作品群の隠された前日譚(THE PREQUEL)が新たに構想され、宝塚歌劇の世界観での舞台化の予定。
伝説のチーム・ムゲン解散から数か月後、「SWORD」誕生前夜の物語。
・「山王連合会」のリーダーのコブラ…真風涼帆
・コブラと恋に落ちる女性…潤花
5つのチーム
・「山王連合会」
・「White Rascals」
・「RUDE BOYS」
・「鬼邪高校」
・「達磨一家」
トップコンビは悲恋のよう。
究極の男役真風涼帆が、守るべき女性・守るべき街との間で葛藤し、男たちの愛と闘いの物語を体現とのこと。
原作・著作……HI-AX
構想……平沼紀久と渡辺啓
脚本・演出……野口幸作
抗争グループが5チームあるので、男役さんたちの活躍の場が多そうです。
『HiGH&LOW』は、一言で言うと「ヤンキーの作品」です。宝塚的では無い!
しかし真風さんというと、ソーラン節ですね!
『VIVA! FESTA!』の「ソーラン宙組」の真風さんがなんと男らしくて格好良かったことか。
ソーランがはまるから、ヤンキーもはまる?という考えなのかな?
真風さんのプレお披露目公演は『WEST SIDE STORY』で、不良グループの抗争の話でした。「HiGH&LOW」に近い内容でした。
「男たちの友情と熱き闘い」を宝塚の世界観で舞台化されるので、きっと面白い作品になるのでしょう。
前日譚(THE PREQUEL)が新たに構想され舞台化ということなので『HiGH&LOW』ファンが宝塚の初観劇に訪れる、新規開拓も狙っているように思います。
『柳生忍法帖』『CITY HUNTER』『シャーロック・ホームズ』と、男性ファンを中心とする新しいターゲットを求めての作品が上演されてきました。
宝塚が長く生き残っていくためには、絶えず新しい挑戦が必要なのでしょうか?
夢夢しい宝塚が大好きなので、宝塚は女性が楽しむものという固定観念が崩されていくことには、少なからず抵抗があります。
大劇場では、8月~9月、東京宝塚劇場では、10月~11月に上演される予定です。
映画の『HiGH&LOW THE WORST』は、初秋に公開される予定のようです。
LDHとのコラボは、『HiGH&LOW THE WORST』の映画公開時期とも重なっていて、相乗効果を期待しているように思います。
『HiGH&LOW』ありきで、その前の真風さんのリサイタルの内容も決定したのかもしれませんね。
8作目はサヨナラ公演か?
LDHとのコラボ前提ということもありますが、別箱、本公演のお芝居と続いて、野口幸作先生が担当されています。
真風さんと野口先生は、入団同期です。
野口先生担当の新人公演では、2番手の役だった『ハプスブルクの宝剣』、新人公演では珍しいショー『Étoile de TAKARAZUKA』の主演を真風さんは務められていました。
そして今年の本公演のショー『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』は、野口先生演出のショーでした。
真風さんと野口先生は、縁の深い間柄と言えるでしょう。
ショー『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』-心のままに-は、藤井大介先生担当。
星組時代は藤井先生の作品によく出演されていました。
宙組のトップスターになってからは、全国ツアーの『NICE GUY!!』に続いて『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』
『アクアヴィーテ!!』は、先日までの全国ツアーでも再演されましたたが、真風さんのアダルトな魅力をひきだした真風さんの代表作のショーだと思います。
その先生が『Capricciosa(カプリチョーザ)!!』を手掛けられるのは、集大成のような気がしています。
「心のままに」という副題からも、退団のにおいを何となく感じます。(あくまでも私の主観です)
桜木みなとさん東上2回目主演
95期の「4番目の男役」桜木みなとさんも、やはり期待されている人材ということが、2回目の東上主演公演からわかりました。
東上主演1回目の『壮麗帝』は、コロナのために大阪のドラマシティだけで上演されました。
今度は『カルト・ワイン』。
作・演出は、今年和希そらさん主演『夢千鳥』でデビュー作品が絶賛された栗田優香先生です。あらすじを読むだけで、とても面白そうです。
会場が、東京建物 Brillia HALLと梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ。
これは、永久輝せあさん主演『冬霞(ふゆがすみ)の巴里』と同じです。順番は逆ですが。
暁千星さん主演『ブエノスアイレスの風』は、日本青年館ホールと梅田芸術劇場シアター・ドラマシティです。
2月の瀬央ゆりあさん主演『ザ・ジェントル・ライアー』は、宝塚バウホールとKAAT神奈川芸術劇場での上演です。
瀬央さんだけ、西はバウホールで、東は東京都ではなく、神奈川県。
トップスター候補と2番手までのスターでは、会場に違いがあるのか?
先日の芹香斗亜さん主演「プロミセス、プロミセス」は、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティと東京建物 Brillia HALLでした。
上演会場によって、スターの位置が違う?
コロナの影響を配慮しての会場選択の可能性もあるので、何とも言えません。
桜木みなと、永久輝せあ、暁千星の3名は、トップスター候補であることは、間違いないでしょう。
今日の公式発表で、年内の発表は終わりでしょうか?
とても嬉しいニュースが、公式に掲載されていました。
礼真琴さんが、「令和3年度文化庁芸術祭賞 演劇部門 新人賞」を受賞されたとのこと。
星組公演「柳生忍法帖」「モアー・ダンディズム!」における演技に対してです。秋に日本国内で行なわれている作品が対象になります。
受賞理由が下記のように記載されていました。
「柳生忍法帖」の柳生十兵衛役では、強さの中に温かみのある人物像を的確に造り上げた。
「モアー・ダンディズム!」では、レビューの根本である明るさと華やかさが横溢。2作品を通じて明瞭で幅広い発声による歌と芝居、指先まで神経の行き届いたダンスと、全てに安定感があるとともに、今後一層の可能性を感じさせた。引用文化庁ホームページ
とっても良く観察され、的を得た評価だと思いました。
芸術性が高く、今後一層の可能性を感じさせてくれる礼真琴さんの活躍も楽しみですね。
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