宙組大劇場公演の千秋楽の感想とこれから
こんにちは、くららです。
宙組大劇場公演の千秋楽に行って来ました。温かい拍手に包まれた良い千秋楽でした。

通常は大劇場の千秋楽は月曜日ですが、今年最後の大劇場千秋楽は日曜日でした。(月曜日と間違えそうになりました)
2019年11月15日(金)〜12月15日(日)、この宙組公演は、大劇場公演の短い通常公演より、さらに1日短いものでした。
素敵な公演なので、短期で終わるのは残念です。

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12月16日から約半月間、大劇場は長期のお休み期間になります。
いつも長期の休みが明けると、どこかが新しくなって、新年を迎えます。
今年は、どこが新しくなるのかな?楽しみです。
大劇場の隣に建築中の宝塚ホテルも、大きな囲いがとれて、ホテル全体が見渡せるようになりました。

大劇場の雪組お正月公演は、1月1日(水・祝)午後1時からですが、その前に午前11時30分より「2020年新春鏡開き」が、宝塚大劇場改札内 正面T階段付近であります。
2020年の出席者は、(星組)礼 真琴&舞空瞳コンビ。
詳しいことは追って宝塚公式ホームページで案内があるようです。

令和元年最後の大劇場宙組千秋楽公演について

『エル ハポンイスパニアのサムライ/アクアヴィーテ!!』共に、千秋楽独特の盛り上がりがあって楽しかったです。

お芝居について、先日私は大野先生の脚本について、少し批判的なことを書いていました。
でも真風さんがご挨拶の中で、「お客様に沢山笑っていただいて」と喜んでいらしたので、『娯楽作品』として楽しめたことで良かったのだなと思い、自分の勝手な思いを書いてしまったことを反省しています。
10万人の観劇客がいたら、10万通りの受け止め方があって、私の思いはその一つでしかありません。
舞台上のタカラジェンヌは観劇客に楽しんでもらおうと、全力で頑張ってくださっています。
その頑張りと素敵さを素直に楽しめることが何よりですね。

真風氏のギャップ萌え

カーテンコールのご挨拶になると、途端に「可愛いい女子・ゆりかちゃん」になります。
先ほどまで、お芝居も、ショーも、大人っぽくてスタリッシュでクールで「宝塚一男らしい男役」だったのに。
ゆるりほんわかゆりかちゃんとのギャップが凄すぎることが、魅力でもありますね。

退団者への話し方がとても優しくて、宙組みんなを呼ぶ時の呼び方も、「みんな~」と、幼稚園の先生のよう。
そしてその呼び声で、かけてくる宙組生たちも、幼稚園生のように可愛い。

その前に上演していた『アクアヴィーテ!!』は、ゾクッとするほど大人っぽいシーンがいっぱいな宙組生なのに。

最後のカーテンコールでは、「アクアヴィーテ!」の掛け声で、舞台上の宙組生と客席て乾杯することになりました。

『みなさんはグラスを用意して、私たちはエアーで!』

その真風さんの指示にいちいち反応するキキちゃんが、また可愛い。

みんなで『アクアヴィーテ!!』で乾杯して、名残惜しい幕となりました。

4名の退団者

この公演で卒業されるのは、下記の4名。研13~研11の中堅の方々です。
★星吹 彩翔……(93期)
★桜音 れい……(94期)
★愛咲 まりあ…(94期)
★実羚 淳………(95期)

ショーでは、それぞれの退団者のシーンに手拍子が入ったり、温かい拍手が入ったり。
ご挨拶もお一人おひとり素敵で、みんな晴れやかなお顔をされていました。

特に印象的だったのは、大羽根を背負った真風さんとキキちゃんに挟まれて、お花を二人からもらうモンチさん(星吹 彩翔)
真風さんがモンチさんに何か囁かれて微笑み、キキちゃんも肩に手を置いて耳元で何か囁いて、モンチさん吹き出すほど爆笑。
思わず客席にも笑いが起こりました。何を言われたのかな?

キキちゃんについて
お芝居の続きのように、キキちゃんの一挙手一投足に客席は注目してしまう傾向にあります。
そして、その期待を裏切らないのがキキちゃん。

最後まで同期を笑いで送り出してあげるキキちゃん!
でもモンチさんがご卒業されると、宙組で93期はキキちゃん一人になってしまいます。

「ビバ!タカラジェンヌ」にモンチさんが出演された時のお話です。
退団を伝えた時、キキちゃんは、「はぁっ!」ってビックリされたそう。前回2人ご卒業されて、最後の一人だったので。
今、キキちゃんにすごく支えてもらって、感謝しかないそうです。

モンチさんの舞台での退団のご挨拶、やはり良いお声でした。この良い声の歌が聞けなくなること、残念です。
ゆいちぃ(実羚 淳)の並外れたダンス力も、本当に素晴らしいの一言。
「芸の道に終わりはない」とおっしゃっていたので、活躍の場が待っているのかな。

「ONE TEAM」

「令和元年、大劇場ラストの公演を締めくくれた事を感謝しています。令和2年もONE TEAMで頑張ります!」と、真風さんがご挨拶されました。

ラグビー日本代表のスローガンである「ONE TEAM(ワンチーム)」が『2019 ユーキャン新語・流行語大賞』の年間大賞に輝きました。

その「ONE TEAM」を真風さんが、宙組に使いたかった理由がわかります。
宙組は、番手がはっきりついていることと、トップスターと2番手が拮抗していることで、とてもチームワークの良さ、安定感を感じます。

寿組長が「2020年も真風率いる宙組をよろしくお願いいたします」とも言われていました。
来年、真風さんの退団は無いということです。これはカレンダーでもわかっていましたね。
安定感のあるチームワークの中で、和希そらくんをはじめ、それぞれが実力を発揮する場が与えられ、爆発しています。

次の別箱『FLYING SAPA -フライング サパ-』も先行画像が「過去を消された男。記憶を探す女」という今まで見た事の無い世界観。興味をそそられます。
『壮麗帝』の先行画像も楽しみ。(和希そらくんはポスター入りできるかな?)

期待の新人 風色日向くんと亜音有星くん

 
先日の新人公演までは、宙組観劇時は、新人は亜音有星くん(キョロちゃん)だけを目で追っていましたが、新人公演で風色日向くん(なにいろ)が主演をしてからは、二人を一生懸命探してしまいます。
ショーで新人が担当している“エイトモルト”は上級生に「麦ボーイ」と呼ばれているそう。
「麦ボーイ」をはじめ、お芝居でも「なにいろ」君、目立っています。
宙組の中でも、175センチと長身で、新公主演後に「勢い」がついたように思います。
実力とビジュアルのバランスがとれている二人の新人さん。今後の活躍も楽しみです。

昨日、星組の隆盛について書きましたが、宙組も素晴らしい隆盛期にあると思います。
歴史が浅いからなのか、他の組ほど「組としての人気」に繋がっていないのが、残念に思うところです。
組替えがあれば、宙組から輩出されそうな予感が…。

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