「王家に捧ぐ歌」先行画像 興味津々作戦?
こんにちは、くららです。

星組の「王家に捧ぐ歌」のラダメスとアイーダ(礼真琴さんと舞空瞳さん)の先行画像が公表されて、そのビジュアルについて、ネットがざわついています。

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『王家に捧ぐ歌』先行画像について

過去2回上演されて、キンキラの豪華な衣装という固定観念でかたまっていたので、今回の斬新な衣装と姿には驚きました。

礼真琴ラダメスは、現代風で、銀髪のロン毛に白いジャンパー、太いゴールドの首飾りとベルトのバックル。腕組みをして、ヤンキー風?

舞空瞳アイーダは、髪型が凝っていてブレイズヘア?衣装はアイーダのイメージだけれど、やはりギャルのヤンキー感が漂っています。

「ロミオとジュリエット」の時も、ふたりの衣装とお化粧について、かんかんがくがく批判の声が上がっていました。制作発表動画が公表されて更に。

しかし幕が開いてみると、舞台技術の素晴らしさが際立っていて、衣装も舞台に溶け込んでいたので、反論の声は静まりました。

みんなが楽しみにしているからこそ、礼・舞空コンビに対しての反響が大きいのでしょう。

『王家に捧ぐ歌』の発表があった時の反響

『王家に捧ぐ歌』が、星組の礼真琴さん主演で、来年2月に上演されると発表された時に、衣装に対しての心配の声が上がっていました。

ラダメスは、エジプトの若き武将なので頭飾りをつけ、全身ゴールドのピッカピカ衣装というイメージです。頭飾りがツタンカーメンのような巨大な被り物のものもありました。

主演のラダメスについて
初演(星組) 湖月わたる……身長174センチ
再演(宙組) 朝夏まなと……身長172センチ

湖月さんと朝夏さんは、長身だからこそラダメスの衣裳が似合っていましたが、小柄な礼さんには似合わないのでは?という先走った心配が渦巻いているようでした。

みんなが心配していた従来通りの衣裳が回避されたことは納得だと思うのですが、巷の心配が「先行画像」で更に増幅しているように感じました。
宝塚のファンは心配症傾向にあります。(愛しているが故でしょう)

公表されていた星組公演解説

2003年星組での初演が絶賛を博し、第58回芸術祭優秀賞を受賞致しました。2015年宙組での再演も好評を得たミュージカル大作が7年振りに宝塚歌劇の舞台に登場。ビジュアルを一新し、礼真琴を中心とした星組がお届けする『王家に捧ぐ歌』の新たなる世界にご期待ください。 引用:宝塚歌劇公式HP

「公演発表」の時に礼さんのビジュアルについて、心配していましたが、既にビジュアルを一新して新しい世界観で魅せてくださると書いてあったのですね。

ビジュアルを一新したものが、今回の「先行画像」なのでしょう。

真琴くんはシルバーのロン毛ですが、根本部分は黒っぽくなっています。
お顔の周りは黒っぽく引き締めて、頭頂部を盛った形のロングなので、等身バランスについて配慮されているように思います。
「ロミオとジュリエット」の時と同じように、肩幅をもたせた衣装が舞台では映えるでしょう。

2019年、礼真琴・舞空瞳プレお披露目公演『ロックオペラ モーツァルト』を思い出しました。
あの時のヴォルフガングの衣裳は、ロック調でとっても真琴くんに似あっていました。衣裳の雰囲気がその時のようなロックオペラ風味なのかな?と思っています。

解説では「ビジュアルを一新」とだけ書かれているので、新しくなるのは衣装をはじめとするビジュアル面だけなのでしょうね。多分。

真琴君の歌唱力が抜群で、ダンスが得意なトップコンビなので、そのあたりの魅せ場は増えるでしょうね。

賛否両論あるでしょうが、私は面白い作品になりそうな予感がしています。

次に「ポスター」が公開されて、またかんかんがくがくがあって。

そして、2月8日に開幕ですね。
(名古屋御園座 2022年2月8日(火)〜2月27日(日))

舞台の幕が上がってみないと、わかりませんが、みんなの思いを超える素晴らしい舞台になるだろうなと期待しています。

宝塚は、こうして話題になることも、ファンの楽しみの一つであり、劇団もそれを狙っているような気もします。

木村信司先生について

2003年 に春野寿美礼さん主演『不滅の棘』が上演されました。3年前に愛月ひかるさんが再演されましたね。
出演者全員が白い衣装で、とっても斬新で、度肝を抜かれる程奇抜で楽しい作品でした。

2003年 に宝塚大劇場で『王家に捧ぐ歌―オペラ』。
主演ラダメス:湖月わたる、アイーダ:安蘭けい、アムネリス:檀れい
湖月・檀のお披露目公演でしたが、二人は恋愛コンビではありませんでした。
安蘭けいさんの歌唱力と、美貌の檀れいさんの魅力が最大限に活かされていました。

宙組での再演が決まった時に、木村先生は
「アムネリスが絶世の美女でないとこの作品は成り立たない」と満足そうに話されていたことを覚えています。伶美うららさんは、高貴でまさしく絶世の美女でした。

しかしアムネリス役の伶美うららさんは歌唱面が弱く、いろいろと叩かれたために、博多座公演では彩花まりさんになってしまいました。木村先生は残念に思われたことでしょう。

「エジプトはすごい エジプトは強い すごい 強い すごく強い すごっすご つよっつよ」という歌詞が強烈でした。

木村先生の脂の乗りきった全盛期は2003年だと感じています。
『不滅の棘』『王家に捧ぐ歌』は、何度再演されても、新しい感動を呼ぶでしょう。

意外性と言えば暁千星さんの大蛇丸

昨日は月組の集合日で、「今夜、ロマンス劇場で」の配役が発表されました。
ありちゃん(暁千星さん)の役は、大蛇丸!
映画の中で、ほんの少し出てきたと思います。

月組のプリンス暁千星がそんなちょい役、しかもカムリ物の役のはずがありません。

・大蛇丸の従者【雨霧】……天紫 珠李
・大蛇丸の従者【狭霧】……礼華 はる

と、大蛇丸の従者が二人います。
きっと「大蛇丸」は、小柳奈穂子先生が新たに書き起こされるオリジナルキャラクターになるのだろうと思っています。

「月組娘役2」はふたり?
・成瀬塔子(映画・本田翼)……彩 みちる
・吉川天音(看護師)/大蛇丸の従者【雨霧】……天紫 珠李

昨日の雪組大千秋楽で、月組に組替する彩みちるちゃんは、下記のように目な涙を浮かべながらご挨拶されていました。

くらら2

初舞台を雪組で踏ませていただき、そこから9年間沢山のことを経験させていただき、学ぶことができました。雪組生の皆様、雪組ファンの皆様には今まで育てていただき、本当に感謝の思いでいっぱいです。
雪組生一人ひとりとの絆を胸に、月組に行っても私らしく一生懸命舞台につとめて参りたいと思います。本当にありがとうございました。

初舞台からずっと雪組なのですね。
芝居巧者のみちるちゃんは、月組でも活躍されることでしょう。

新生月組のお正月公演のお稽古も始まって、宝塚はドンドン進んでいますね。

何か公表されるたびに、興味が引き付けられますが、これも劇団の作戦なのかもしれませんね。

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