「タカラヅカ・ライブ・ネクスト」は期待できる?
こんにちは、くららです。
「タカラヅカ・ライブ・ネクスト」の第一弾主催公演が、春に宝塚を卒業したばかりの彩凪翔さんのライブパフォーマンス『アプローズ』~夢十夜~と、発表されました。

【日本青年館ホール 9月8日(水)、9日(木)】
【宝塚バウホール  9月23日(木) ~ 26日(日)】

作・演出は、三木章雄先生。出演者は全員OG。
宝塚の延長の雰囲気ですね。
違いは現役生ではなく、OGということだけのよう。
流石にチケットの取り扱いは、「宝塚友の会」では無いと思いますが、どうでしょう?

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「タカラヅカライブネクスト」とは

2020年4月1日に株式会社タカラヅカ・ライブ・ネクストが設立されました。

歌劇団を退団したOGの芸能活動を支援する会社です。

本年の4月1日付で前宝塚歌劇団理事長の小川友次氏が、タカラヅカ・ライブ・ネクストの社長に就任されました。

寺田瀧雄 没後20年メモリアルコンサート「All His Dreams “愛”」は、企画・制作・主催 梅田芸術劇場 タカラヅカ・ライブ・ネクストと表記してありました。
【梅田芸術劇場メインホール、6月26日、27日】
【Bunkamura オーチャードホール 7月1日、2日】

そして、タカラヅカ・ライブ・ネクスト単独の主催公演の第一弾が、先ほど紹介した彩凪翔さんのライブようです。

望海風斗コンサート『SPERO』は?

望海風斗コンサート『SPERO』は、主催に梅田芸術劇場は入っていますが、タカラヅカ・ライブ・ネクストの名前は入っていませんでした。
企画・制作は、梅田芸術劇場。
構成・演出・振付 川崎悦子氏で、宝塚と関連ある方ではありません。
協力 宝塚歌劇団も入っていないため、宝塚時代とは関係ないものになりそうです。

紅ゆずる1ST CONCERT 『紅-ing!!』について

退団4か月後の2021年2月に、梅田芸術劇場メインホールと東京国際フォーラムで行われました。
紅さんの退団後の初舞台のコンサートでした。

サヨナラ公演の前楽とサヨナラショーが台風で実施できなかったこと、現役時代にコンサートが実施されなかったことを踏まえて、はやい段階から企画が決まっていたようでした。
構成・演出:藤井大介(宝塚歌劇団)をはじめ、スタッフの方々は、宝塚関連が大半でした。

宝塚の映像や楽曲などふんだんに使われていて、退団されてもこんなに宝塚色のコンサートを楽しめるのだ!と私は大感激しました。
退団されると「〇〇さんロス」に陥ったりします。

しかし退団後にこんな「宝塚テイスト+退団後テイスト」コンサートが開催されるなんて夢のようで、ロスも吹っ飛びます。

2020年2月時点では、タカラヅカ・ライブ・ネクストは設立されていませんでした。
こういう企画を主催するためにも、タカラヅカ・ライブ・ネクストが設立されたのでは?と私は思ったものでした。

2021年スターさんたち退団後の初コンサート

春に上演された「エリザベート TAKARAZUKA25周年 スペシャル・ガラ・コンサート」は、
「協力 宝塚歌劇団」
「企画・制作・主催 梅田芸術劇場」という表記でした。
しかし、ポスターには、「宝塚歌劇団OG」というロゴマークが掲載されていました。
これが「タカラヅカ・ライブ・ネクスト」を指していたのかな?と私は勝手に思いましたが、真偽のほどはわかりません。

「ガラ・コンサート」が、望海風斗さんの退団後の初舞台のコンサートでした。
明日海りおさんは、その前に「ポーの一族」の主演をされていましたが、「ガラ・コンサート」が退団後初のコンサートです。

紅ゆずるさん、明日海りおさん、望海風斗さんと3人の例しかありませんが、トップスターさんの退団後初のコンサート等は、梅田芸術劇場、タカラヅカ・ライブ・ネクスト主催というものになるのかな?と思っています。

「寺田瀧雄 没後20年メモリアルコンサート」が、企画・制作・主催 梅田芸術劇場 タカラヅカ・ライブ・ネクストと表記されているように。

ファンにとって、応援しているスターさんが、宝塚歌劇団を卒業されていく、ということはとても残念で寂しいことです。

しかし、卒業後の初の催しが「宝塚テイスト+退団後テイスト」のものだったら、その寂しさはうすれるでしょう。

「ロス」で宝塚に興味を向けられず宝塚から去ってしまいそうなファンの気持ちを、繋ぎとめれるかも。

私の勝手な憶測にすぎませんが、これからもトップスターさん退団後の、第一弾のコンサート等は、宝塚風味を残した、タカラヅカ・ライブ・ネクストも主催に名を連ねるものになるような気がします。

トップスター以外の番手スターさんのコンサート系統

そして、トップスターでは無かった番手スターさんのものは、会場も小ぶりになるため、タカラヅカ・ライブ・ネクスト単独主催となって、行われていくのかな?と思っています。

彩凪翔さんのものが、タカラヅカ・ライブ・ネクスト主催第一弾とあります。
ということは、第二弾も、必ずありますね。

4月11日退団の彩凪翔さん→9月実施
7月4日退団の瀬戸かずやさん→12月実施?(勝手な憶測にすぎません。)

退団されることは、とっても残念ですが、退団後もこうした活躍の場が待っていると、タカラジェンヌも次の進路を選びやすいかもしれません。

彩凪翔さんが望海風斗さんと一緒に退団されることを、コロナ禍前から考えていらっしゃったなら、当初の退団日は2020年10月13日でした。
タカラヅカ・ライブ・ネクストが設立されたのが、2020年4月1日です。

その頃から、タカラヅカ・ライブ・ネクスト主催第一弾は、人気スターの彩凪翔さんでいこう!という計画があったのか、どうか?真偽のほどはわかりません。

「新たにOGの活躍の場」が退団後にあることは、「退団」という選択肢が選びやすくなることもあるのかな?と思っています。

美弥るりかさんと七海ひろきさんの活躍

七海ひろきさん2019年3月24日に、美弥るりかさん2019年6月9日に退団されました。
退団後のお二人の大活躍は、それまでの概念を打ち破りました。

それまでの概念というのは、トップスターは退団後も「元トップスター」として数年の活躍の場は、必ず用意されていました。
しかし、トップスターでなければ、なかなか退団後の活躍の場はありませんでした。
ファンも自ずと離れていき、スターとしての人気は保っていきにくいものでした。

しかし美弥さんと七海さんは、ファンの夢を破らない自己プロデュース力や、SNSの上手な活用によって、多くのファンを獲得したまま、コンサートや舞台で活躍され、各メディアからもひっぱりだこの人気です。
タカラジェンヌの退団後の新しいビジネスモデルを樹立されました。

お二人にスタートしての魅力と才覚があってのものですが、お二人の成功は、それに続くスターに希望を抱かせてくれるもののような気がしています。

そのためにも、タカラヅカ・ライブ・ネクスト主催の第一弾があり、また第二弾、第三弾と続いていくのでは無いでしょうか?
退団後のスターのコンサートだけでなく、あらゆる分野のものが企画されていくとも思います。

第一弾、彩凪翔さんライブパフォーマンスについて

【スペシャルゲスト】彩輝なお(東京)、水 夏希(兵庫)

スペシャルゲストの彩輝なおさんは、彩凪さんの憧れの方。
そして水 夏希さんは、彩凪さんが雪組配属になってから、研6までの雪組トップスターさんでした。

ゲストの選出からも、彩凪さんへのご褒美のコンサートような気がしました。

「タカラヅカ・ライブ・ネクスト」という存在があることで、宝塚の現役時代にできなかったことを、退団後に実現できるのは、ファンにとってもスターさんにとってもWin-Winですね。夢があるプロデュースのような気がします。

「タカラヅカ・ライブ・ネクスト」所属タレント

所属タレント 7名

音花ゆり(星組) 87期生 2015年5月10日退団
既婚、1児の母

純矢ちとせ(宙組) 89期生 2019年7月21日退団
既婚

貴千碧(月組) 91期生 2017年3月26日退団

澄輝さやと(宙組) 91期生 2019年7月21日退団

透水さらさ(雪組) 92期生 2015年10月11日退団
既婚 1児の母 2021年6月より所属

風馬翔(宙組) 94期生 2018年12月24日退団
振付、振付助手も。

星乃あんり 95期生 2017年7月23日退団
既婚

現在7名の方が所属されています。
透水さらささんは今年の6月に新たに登録されました。

既婚者が4名、そのうちお2人はお子さんがいらっしゃいます。
風馬翔さんは、歌劇団の振付助手としても活躍されています。

積極的にガムシャラに芸能活動を続けていくというより、余裕をもって芸能活動を続けていく方々が登録していらっしゃるように思えます。

会社概要にも、下記のように書いてありました。

退団した後もそれぞれの特長を活かし、各自のライフステージに対応しながら さまざまな場で活躍できるよう支援するとともに、宝塚歌劇OGを起用したショーやコンサート等の企画・プロデュースにも取り組んでまいります。引用会社概要

各自のライフステージを大切にした登録事務所といった感じなのかな?と私は捉えました。
積極的に芸能活動をやっていきたい方は、芸能事務所などに所属されるのでしょう。

以前に元小川理事長が「夢組構想」として語られた時は、現役生は既定のスケジュールでいっぱいなので、2025年の大阪万博のような特別な催しに宝塚歌劇OGを起用したものを行っていきたいと仰っていたように記憶しています。

歌って踊れ、現役時代のスタイルや美しさを保ち続けているOGさんたちは、本当に貴重な素晴らしい存在です。
そういう素晴らしい才能が、「宝の持ち腐れ」とならずに、舞台で活用されていったら良いですね。

タカラヅカ・ライブ・ネクストが、はじめは「夢組」と言われたように、夢にあふれるOGさんの出演するショーやコンサート等を開催してくれそうで、楽しみにしています。

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