月組『桜嵐記』新人公演予習
こんにちは、くららです。
今日は月組の新人公演があります。

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宝塚大劇場での新人公演は、2020年2月25日の星組『眩耀の谷』以来1年半ぶりになります。
新人公演ほど、再開が首を長くして待たれていたものは無いでしょう。
無事に再開できることを心から嬉しく思っています。午後6時から観劇に行きます。

『桜嵐記』は、主要な役だけでなく、他にも「魅せ場」のある役が多くあります。
新人公演としては、とても難易度が高いと思います。

役名を見ているだけでは、頭に入らないので、予習の意味で新人公演の配役をまとめてみました。

主演3役について

楠木正行【珠城 りょう】…礼華 はる(101期)
178センチの長身で、烏帽子をかぶると2メートル以上。超長身の若き武将姿が舞台ではどう映えるのかしら。
珠城さんのサヨナラ公演なので、正行の出番はたっぷり。殺陣のシーンも多く、魅せ場はたっぷり。
どんな役作りで挑まれるのか、楽しみです。

弁内侍【美園 さくら】…きよら 羽龍(104期)
本公演で少女時代の弁内侍を演じていて、内側に黒い復讐心をメラメラと秘めた状態で終わっています。
新人公演で、その続きの弁内侍を演じます。
復讐心に満ちた意思の強い女性の心の変化を、巧みに演じられるような気がします。
美しい歌声を聞かせてくれるシーンも何か所かあります。

178センチの礼華はるくんと161センチのきよら羽龍ちゃん。
身長差17センチのカップルのラブシーンは、どうなのかな?も興味津々。
そのシーン、正行は烏帽子かぶっていました。

楠木正儀 【月城 かなと】… 彩音 星凪(101期)
月城かなと君に似たハンサムさん。北海道ご出身ですが、れいこちゃんが上手に話している河内弁は大丈夫かな?
末っ子のやんちゃ坊主で3枚目で、清涼剤のように、笑わせ、ほっとさせてくれる存在です。
本公演の月城さんのような良い味が出せるかな?

難役にチャレンジ

後醍醐天皇【一樹 千尋】…真弘 蓮(104期)
本公演での、一樹さん演じる後醍醐天皇の威厳と迫力に満ちたは怪演は圧巻です。

真弘蓮君は104期生で入団時の成績は3番で、芝居が達者。
104期の若手さんが抜擢されていることにビックリ。とてつもない大きなチャレンジのよう。
専科の大御所の圧倒的な存在感の役をどのように演じられるのか、頑張って欲しいと思います。

楠木正儀(晩年)【光月 るう】…風間柚乃(100期)
芝居の最初に下手からせりあがってきて、歴史を紹介し、晩年の弁内侍と共に回想をしながら、芝居に導入し、最後は芝居の締めを担う重要な役です。
だからこそ、芸達者な風間柚乃くん担当なのでしょう。

前回の『I AM FROM AUSTRIA-故郷』の新人公演でも、光月組長さんのエルフィー役を風間くん風に役作りを変えて演じて、特別な存在感がありました。
本公演の足利尊氏でも、登場するだけで、いぶし銀のような特別な貫禄があります。
おだちんの後醍醐天皇が見てみたかった気もしますが、老年の楠木正儀も予想以上のものを見せてくれそうです。

高師直【紫門ゆりや】…蘭 尚樹(100期)
本公演では、紫門ゆりやさんが本格的な悪役化粧と凄みの利いた声で、最初はゆりちゃんが演じているとは思えない新境地を開いた、悪役の怪演が話題です。
蘭くんは100期生で首席で芸達者ですが、最近の新人公演は「夢現無双」の佐々木小次郎役、「I AM FROM AUSTRIA」のパブロ役と、何故か任では無いと思えるような役に遭遇していました。
最後の新人公演で、紫門ゆりやさんのように怪演の足跡を残せるでしょうか?期待しています。
「長の期」のご挨拶も担当されますね。

ジンベエ【千海 華蘭】…柊木 絢斗(102期)
本公演では、からんさんのネイティブな河内弁が良い味を出しています。柊木くんも大阪府池田市出身。河内弁は大丈夫でしょう。
芝居上手な柊木くんも、人柄の滲み出る味のある演技を魅せてくれそう。

楠木正成(父)【輝月 ゆうま】…大楠 てら(102期)
177センチの長身の輝月ゆうま君よりさらに3センチ高い180センチの大楠てらくん。
本公演では、3兄弟の尊敬する父親役として、まっすぐな人間味のある存在感がありました。
「楠木の歌」は圧巻でした。
芝居上手で舞台度胸のよい大楠てらくんもまゆぽんに負けない活躍をされそう。

楠木正時(次男)【鳳月 杏】…一星 慧(102期)
3兄弟の中では、愛情深く妻の百合を大切にしている役。
一星くんも178センチの長身。
大きな役に挑戦するのは今回が初めてだと思いますが、頑張って欲しいと思います。

後村上天皇【暁 千星】…彩路 ゆりか(103期)
たたずまい、ゆったりとした所作、公家言葉というか京ことばというか、独特のイントネーションが難しそう。
最後の出陣式の歌も、突然の抜擢で難しいと思いますが、頑張ってほしいと思います。

娘役さんたち

弁内侍(晩年)夏月 都…天紫 珠李(101期)

仲子(白雪 さち花)…結愛 かれん(101期)

楠木久子 (香咲 蘭)……夏風 季々(100期)

阿野廉子(楓 ゆき)…桃歌 雪(100期)

名子(晴音 アキ)… 蘭世 惠翔(102期)

百合(海乃 美月)… 羽音 みか(103期)

中宮顕子(天紫 珠李)…白河 りり(103期)

饗庭氏直(結愛 かれん)…菜々野 あり(102期)

祝子(蘭世 惠翔)… 詩 ちづる(105期)

書いているうちに時間が無くなってしまいました。
娘役さんたちも、活躍されることでしょう。

新人公演の演出はどなたでしょう?
「芝居の月組」の新人公演は、下級生まで「追求した芝居」を見せてくれ、いつも見応えがあります。
また戻ったら、感想を記したいと思います。

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