こんにちは、くららです。
昨日月組の新人公演の配役が発表されました。
主な配役も全て一緒に発表されるのは珍しいことでしたね。
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新人公演の特例制度について
コロナ禍で新人公演が中止になったため、研8になった100期生が新人公演の「長の期」として出演する特例が行われていました。
各組、1回ずつ100期生が新人公演の「長の期」を経験することで100期生の特例措置は、終わりました。
星組はコロナ禍前に、「眩耀の谷」の新人公演が、宝塚大劇場だけ開催できていました。
花組は、予定されていた新人公演の直前に、本公演が中止になったため新人公演自体は上演できませんでしたが、100期生が長としてのお稽古の経験は積まれていたのだと思います。
組 | 演目 | 長の期 |
星組 | 「眩耀の谷」(コロナ禍前宝塚大劇場のみ) | 100期 |
花組 | 「はいからさんが通る」(コロナ禍公演は実施できず) | 100期 |
月組 | 「桜嵐記」 | 100期 |
宙組 | 「シャーロック・ホームズ」 | 100期 |
雪組 | 「CITY HUNTE」 | 100期 |
星組の『柳生忍法帖』から、101期生が新人公演の「長の期」となっています。
例年のように新年度前で区切ると、101期生が長の期を経験できない組もできるので、特例を延ばして各組101期生が長の期を1度は経験するようになるのでは?と思っています。
101期が長の新人公演はいつまで?
組 | 演目 | 長の期 |
星組 | 『柳生忍法帖』 | 101期 |
花組 | 「元禄バロックロック」 | 101期 |
月組 | 「今夜、ロマンス劇場で」 | 101期 |
宙組 | 「NEVER SAY GOODBYE」 | 101期 |
雪組 | 「夢介千両みやげ」 | 101期 |
雪組の「夢介千両みやげ」までは、101期生が「長の期」となる公演だと思います。
星組『めぐり会いは再び next generation』は、宝塚大劇場の初日が2022年4月23日(土)です。
この公演から「長の期」は102期になるのではないかな?と思います。
月組の『今夜、ロマンス劇場で』新人公演配役について
牧野健司(月城かなと)……礼華はる(101期)
美雪(海乃美月)……花妃舞音(106期)
俊藤龍之介(鳳月杏)……彩音星凪(101期)テキストが入ります。
大蛇丸(暁 千星)……七城雅(105期)
大蛇丸の従者【雨霧】(天紫 珠李)……蘭世惠翔(102期)
大蛇丸の従者【狭霧】(礼華はる)……一輝翔琉(107期)
成瀬塔子(彩みちる)……結愛かれん(101期)
昨日誰もが驚いたのは、ヒロインが106期の花妃舞音ちゃんですね。研2です。
106期の娘役さんでは、一乃凜ちゃんが前回の「桜嵐記」、風間柚乃さん主演『LOVE AND ALL THAT JAZZ』で、役つきもよく、美しいソロも聞かせてくれて活躍されていました。その流れで新人公演ヒロインかな?と思っていたら、全く違いました。
花妃舞音ちゃんは初めての新人公演は、一乃凜ちゃんが演じる楠木正儀【少年】役でした。
ヒロイン・花妃舞音(はなひめ まのん)ちゃんについて
可愛いお顔の秋田市出身の秋田美人。
先日の博多座公演では、ロケットの一番端で可愛い笑顔が印象的でした。
詩ちづるちゃんと同じくらい、小柄な印象がありましたが、「宝塚おとめ」では163cmでした。
「川霧の橋」では、「お君」役で、お糸のまのあ澪ちゃんと一緒に出演してセリフもあったように思います。
文化祭の演劇では、A組のグロリア役で、コーネリアス(華世京くん)の妹役でした。この役はB組では、花組で活躍している湖春ひめ花さんでした。
新公主演の礼華はるさんが178cmあるので、身長差が大きいですね。
突然のヒロイン役の研2の抜擢はプレッシャーも大きいと思いますが、頑張って欲しいなと思います。
期待の超若手男役さん
暁千星さんの大蛇丸を演じるのは、105期の七城雅(ななしろみやび)さん。
博多座の『Dream Chaser-新たな夢へ-』の暁千星さんの「I’ll be back」の場面に、それまでのメンバー夢奈さん、柊木さん、瑠皇さんの3人に加えて新メンバーとして出演されていました。
端正な顔立ちで身長172cmの格好良い男役さんです。
107期の「Délicieux!」のロケットダンスで注目されていた一輝翔琉(いちきかける)さんが、大蛇丸の従者の礼華はるさん演じる【狭霧】役です。
若手男役さんも早速チャンスが与えられているようです。
ありちゃんの演じる大蛇丸は「謎」の役ですが、新人公演で若手ホープさんが演じられるので、良い役なのでしょう。
期待の娘役さん
結愛かれんちゃんは研2で『グランドホテル』の新人公演のフラムシェン役(早乙女わかば・海乃美月)、研3で『All for One』初の新人公演ヒロインのルイ14世役(愛希れいか)で、とっても可憐な娘役さんホープでした。最後の新人公演では娘役2の彩みちるちゃんの役を演じます。楽しみです。
新人公演で抜擢されるかな?と思い続けている蘭世惠翔ちゃんは、なかなか抜擢されませんが、天紫珠李ちゃんの大蛇丸の従者【雨霧】役を個性的に演じられるだろうなと期待しています。
月組は個性的な娘役さんが豊富なので、楽しみです。
礼華はるくんと彩音星凪くん
101期のお二人はある時期までは同じ推され方だったと思いますが、彩音星凪くんが新人公演の主演を出来なかったことで、大きな差がついてしまいました。
礼華はるくんについて
・新人公演主演3回(実質2回)
・「RISING STAR GUIDE 2021」メンバー(11月26日発売)
99期生から102期生の15名(各組3名ずつ)選抜されています。
スカイステージでメイキング番組が放送されています。どのスターも自分の魅力が最大限生きるように工夫されていて素敵です。ぱるくんもとっても好感がもてました。
・「スカイ・ステージ・トーク Dream Time」の月組のMCを英かおとさんと務めています。
・新人公演の主演をしているので「宝塚卓上カレンダー」が発売されます。
彩音星凪くんは、どれにも該当しません。
今回最後の新人公演だったと思いますので、主演をとれなかったことは、とても残念でした。
同じような思いをされた方が多いようで、彩音星凪くんは人気がありますね。
ありちゃん(暁千星)の大ファンというだけで、応援したい人が多いのかなと思いました。お顔もとっても美形です。
礼華はるくんには運がついている?
2019年7月8月、『チェ・ゲバラ』のルイス役は、月城さんの代役をされた風間さんの代役だったのかな?と観劇した時に思いました。
そこで好演したことから、10月~12月『I AM FROM AUSTRIA』の新人公演では、月城かなとさん演じる2番手役に抜擢されました。
その後は『ピガール狂騒曲』の新人公演は実施できませんでしたが、3回続けて主演に抜擢されています。
そして、宝塚にとっても久しぶりとなった新人公演「桜嵐記」で、力強く好演されて大絶賛されました。
このタイミングの新公主演だったことも、とても運が良かったと思います。
『ピガール狂騒曲』の新人公演が中止になった時は、ヒロインだったきよら羽龍ちゃんと手をとって泣いたそうです。
その悔しい二人の思いが、「桜嵐記」の新人公演を驚くほど素晴らしいものにしていました。
礼華はるくんは、新人公演の主演を重ねて、トップスターへの道が開けていくかもしれませんね。
178cmという超長身のトップスターは今までいません。
小顔でスタイルが抜群で、背中で男役の哀愁を語ることのできるタイプのように感じます。
舞台化粧が映えるお顔なので、お化粧の仕方を追求されていくごとにますます格好良くなられそうな気がします。
『ピガール狂騒曲』の新公の頃は歌唱が弱く感じましたが、歌唱力が向上し続けていることが何よりも選ばれている理由のように思います。
新しい男役像を追求して頑張っていって欲しいなと思います。
新人公演の主演したからといって路線では無い?
新人公演の主演を経験することは、路線スターとしての道が開けていくことだと思いますが、最近ある出版物を見て「これは??」と思ったことがあります。
それは「TCA PRESS 12月号」です。
毎月順番に各期がとりあげられ、路線スターが掲載されていました。
12月号は99期でした。
写真入りで掲載されているスターは、彩みちるちゃんのみでした。
主なOGとしては、美園さくらちゃんが写真付きで掲載されていました。
99期には、新公最後の年に主演をした3名のスターがいます。
帆純まひろ(花組)、英かおと(月組)、諏訪さき(雪組)。
充分スペースがあるのに、この3人は掲載されていませんでした。
他の期についても調べてみました。
98期(TCA PRESS 11月号)
暁千星(月組)、綾凰華(雪組)、有沙瞳(星組)、天華えま(星組)、瑠風輝(宙組)が写真付きで掲載されていました。
主なOGとしては、真彩希帆さんが写真付きで。
新人公演の主演経験のある飛龍つかささん(花組)は掲載されていませんでした。
97期(TCA PRESS 10月号)
海乃美月(月組)、永久輝せあ(花組)、綺城ひか理(星組)が写真付きで掲載されていました。
新人公演の主演経験のある蓮つかささん(星組)、留依蒔世さん(宙組)は、掲載されていませんでした。
主なOGとしては、城妃美伶さんがお名前だけ記載されていました。
96期(TCA PRESS 9月号)
朝月希和(雪組トップ娘役)が写真のサイズがひとりだけ大きく。
夢奈瑠音(月組)、和希そら(宙組)、紫藤りゅう(宙組)が写真付きで掲載されていました。
優波慧さん(花組)は掲載されていませんでした。
主なOGとしては、綺咲愛里さん、花乃まりあさん、咲妃みゆさんが写真入りで、乙羽映見さん、叶羽時さん、夢華あみがお名前だけの掲載でした。
主なOGについては、トップ娘役経験のある方が写真付きで、新人公演のヒロイン経験の方はお名前の記載だけのようです。
99期の3人は、「RISING STAR GUIDE 2021」に最年長の期として掲載され、スカイステージの番組の映像でも輝いていました。
しかしスター路線では無いのでしょうか?
調べて見たら帆純さん、英さん、諏訪さんは単独の舞台写真が発売されていませんでした。それより下級生の聖乃さん、風間さん、縣さんは発売されています。
新人公演の最終学年で主演をした95期の水美舞斗さん、瀬央ゆりあさんは路線スターとして大活躍中ですが、99期の3人は同じ扱いにはなっていないようです。
厳しい壁があるのだなあと思いました。
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