こんにちは、くららです。
今日は花組の別箱二つの主要配役が発表されました！
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『銀ちゃんの恋』の意外な抜擢
銀四郎……水美舞斗（95期）(発表済)
ヤス……飛龍つかさ（98期）
小夏……星空美咲（105期・研3）
飛龍つかさくんの「ヤス」役は、思っていた通り。
人の好さが滲み出る、味のある三枚目を演じられことでしょう。
ハマり役になるでしょうね。
ビックリしたのは、星空美咲(105期)ちゃんの「小夏」役！
前回の別箱『Prince of Roses』で実質的なヒロイン役を演じました。
現在ショー『Cool Beast!!』でも、目立つ通し役で活躍していて、推されているのだなぁとわかります。
しかし推されているからと言って、『銀ちゃんの恋』の「小夏」は、ヒロイン路線として演じられるものでは無いと思っています。
私の勝手な先入観ですが、振り分けメンバーが公表された時に、絶対に小夏は、新人の娘役さんには難しすぎると思いました。
それでふさわしい娘役さんがいなかったので、帆純まひろくんが演じるのかな？と思い、ブログに書き、期待しました。全く違っていました！(ごめんなさい)
星空美咲ちゃんへの期待値が高いのだなと思いました。
前回のバウ『Prince of Roses』でヒロインを演じられましたが、小夏を演じるには、相当の覚悟と決意が必要な役だと思います。
「銀ちゃん」と「ヤス」と同格で演じることができないと、面白く無いと思います。
過去の娘役さん抜擢と小夏役について
舞空瞳ちゃんの例
研２の秋に、いきなり東上公演『ハンナのお花屋さん』のハンナ役に抜擢されました。
この役は、等身大の舞空瞳ちゃんを膨らませた、無理のない配役でした。
華優希ちゃんの例
本日発売された「歌劇６月号」の「華優希ちゃんへの送る言葉」に、小柳先生が「異次元の憑依型」「北島マヤ型の一点集中型天才」という言葉を使って、華優希ちゃんのことを賞賛されていました。
私も華優希ちゃんには、特別なお芝居の才能があると思っています。
子役を数多く演じてから、研４で「はいからさんが通る」の紅緒役に抜擢されましたが、その前に『邪馬台国の風』の新人公演で初ヒロイン役を演じてからの紅緒でした。
そして紅緒役も、等身大の華優希ちゃんを膨らませた、無理のない役だったと思います。
野々すみ花ちゃんについて
野々すみ花ちゃんは、研4の時に1回目の「銀ちゃんの恋」の小夏を演じています。宙組でトップ娘役就任後に2回目を。
研1と研2で『落陽のパレルモ!』『ファントム』 で少年役を演じて好評で、その後『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴』ではいきなり娘役２番手の早苗役、そして新人公演ヒロインの黒トカゲ、バウホール公演『舞姫－MAIHIME－』の初ヒロイン、2回目の新人公演ヒロインと、段階をおって頭角をあらわしてきてからの、研4の『銀ちゃんの恋』の小夏でした。
それまでに数多くのヒロインの経験値があるからこそ、見事に演じられたように私は思いました。
初演の風花舞さんも、研6でトップ娘役に就任後に小夏を演じています。
当然多くのヒロイン経験を重ねていました。
いきなりの抜擢の新鮮さが活きる役と、経験を重ねたからこそできる役があります。
頭の硬い私の固定観念では、小夏は後者であり、小夏が振り切った演技をしないと、いくら「銀ちゃん」と「ヤス」が巧みに演じても、空振りになってしまうような気がします。
星空美咲ちゃんに、華優希さんや野々すみ花さんのような演技派の片鱗がみえるからこそ、抜擢されたのでしょうか？
小顔でスタイルが良くて、歌、ダンス、芝居と三拍子そろっていて、愛希れいかさんと舞空瞳さんに似ていて、期待のニューヒロインだと思います。どうか急な難役の抜擢でつぶれてしまいませんように。
「神奈川県出身」の方が多いと以前に書いていましたが、美咲ちゃんも、朝美絢くんと同じ鎌倉市出身です。
KAAT神奈川での公演が、研3での凱旋公演となりますね。スゴイですね！
がんばって欲しいなと思います。
「哀しみのコルドバ」の主な配役について
エリオ…… 柚香 光(発表済)
エバ……星風 まどか(発表済)
リカルド……永久輝 せあ
アンフェリータ……音 くり寿
ロメロは、やはり永久輝せあくんでした。
3年前のバウ『義経妖狐夢幻桜』のヨリトモ役は髭が良く似合う立役でした。
「イケおじ」というかナイスミドルの素敵なロメロを魅せてくれることでしょう。期待しています。
アンフェリータは、音くり寿ちゃんでした。
初演の時は「ダブルトップ娘役体制」だったので、星風まどかさんと同期の音くり寿さんが演じるのが自然でしょう。
アンフェリータは、歌唱力が抜群の南風まいさんや純名里沙さんが演じてきたので、音くり寿さんも素敵な歌声を聞かせてくれるでしょう。
私は、音くり寿さんは、不倫に走る大人の女性の「メリッサ役」の方を演じて、アンフェリータ役は、星空美咲ちゃんと一緒に抜擢されている美羽愛(104期)ちゃんが演じるのかと思っていました。
急激に推していきたいのは、星空美咲ちゃんだけのようです。
雪組の娘役さん状況
雪組の「ほんものの魔法使」のヒロインのジェインこそ、若い新人さんにふさわしい役だと思いました。
しかしこちらは、研9の野々花ひまりちゃんが演じました。とても好演されていましたね。
星空美咲ちゃんの同期の音彩唯ちゃんに相応しい役のように思いましたが、音彩唯ちゃんを急激に上げていく予定は無いようです。
アダルト路線の夢白あやちゃんは、ジェインというタイプでは無いですね。
全国ツアーの『ヴェネチアの紋章』の初日映像をスカステで見ました。
夢白あやちゃんのオリンピアが、色っぽくて華があって素敵だなと思いました。
音彩唯ちゃん演じるラウドミアは、真那春人さん演じるアルヴィーゼの孫娘。
そして、聖海由侑くん演じる、マルコの片腕のセバスチアーノの婚約者でカップルです。
初日映像では、白いウェディングドレスを着て、音彩唯ちゃんと聖海由侑くんの結婚式のような光景が映っていました。
聖海由侑くんの役は、初演では真琴つばささんが、音彩唯ちゃんの役は、華陽子さんが演じていました。
どちらも期待のホープさんが演じていた役わ、雪組の期待のホープさんが演じています。
希良々うみちゃんのレミーネ役は、初演の時は花組の歌姫、峰丘奈知さんでした。
希良々うみちゃんは、ショーでも歌って踊って活躍しているようです。
昨日「適材適所での活躍」と書いていましたが、実際に観劇した方が、新人さんたちがみんなそれぞれ活躍していて良かったと教えてくださいました。
昨年の2月25日の「星組の新人公演」を最後に、長く中止になっていましたが、来週の6月8日に月組の「新人公演」が復活します。
ますます新人さんたちの活躍の場が増えて、喜ばしいことですね。
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