『桜嵐記・Dream Chaser』初日
こんにちは、くららです。
今日は月組『桜嵐記・Dream Chaser』の初日です。公演は午後1時から。
コロナの感染状況が悪化しているので、観劇をどうしようか悩んでいましたが、気を引き締めて行くことにしました。
スチール写真が公開されました。全般にみんな美しいです。→スチール

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月組のポスター、息をのむほど本当に美しいですね。
珠城さんも美園さんも、そして背景と舞っている桜も。吉野の桜をイメージしているそうです。
演出家の上田先生のこだわりで、このポスターのような美しい世界観の舞台を見せてくださるだろうと期待しています。
このポスター撮影の時、珠城さんが本当に泣いているところをパシャっと撮影されたよう。
珠城さんご自身も「良いものが取れたな」と大満足だと、稽古場レポートで仰っていました。

ポスターの「限りを知り 命を知れ」の言葉は、タカラジェンヌの宿命にも通じていますね。
その限りを延ばして下さって、珠城さん、美園さんのサヨナラ公演は開催されます。本当に感謝しています。
今日の初日から、東京の大千秋楽まで、無事に駆け抜けていかれることを願っています。

『桜嵐記』のみどころと思うところ

楠木3兄弟が物語の中心です。
・長男…正行(珠城りょう)
・次男…正時(鳳月 杏)
・三男…正儀(月城 かなと)

プロローグは、3人兄弟一人ずつ出てきて、三人が戦う場面もあるそう。
クライマックスは、「四条畷の戦」の殺陣のシーン。
楠木3兄弟が戦っている所を見ていると、とても切なくなり、圧巻だそうです。

上田先生は、珠城さんに「主人公像は幹が太く大きく、まっすぐな木」をイメージしたと言われたそうです。珠城さんのイメージそのものですね。
正行は、温かさと包容力があって、身分にこだわらず、敵方からも一目置かれるような人格者で、負けると分かっていても正義を貫いて戦っていった大きな人。
上田先生によって、最後にどんな珠城さんと出会えるのか、楽しみです。

美園さくらちゃん演じる「弁内侍」は、楚々と寄り添うタイプでは無く、強い女性として描かれているそうです。
父親を殺され、北朝に対して復しゅうに身をやつす役は、花組の『アウグストゥス-尊厳ある者-』の華優希ちゃん演じるポンペイアと全く同じ設定です。
人形のように心が固まった状態から、正行との出会いを通して、解きほぐれていくそうです。そのあたりも花組のトップ二人との関係性に似ています。

美園さくらちゃんは、新聞社のインタビューで、演出の上田久美子から「金髪の外国人女優がせりふを言っているようにしか見えない」とダメ出しをされたそうです。
さくらちゃんの「ミュージックサロン」でも、外国人風のセリフのことをネタにしていましたね。
「赤と黒」のレナール夫人の時は、しっとりしたセリフの言い回しで、全くそのクセは気になりませんでした。
特訓して「弁内侍」に臨まれていることでしょう。

娘役さんの男役
配役を見た時に、娘役さんに「男性の役名」がついていて見間違ったかなとはじめは驚きました。
様々な娘役さんが男役として「公家」や「若武者」を演じるそうです。

兜に梅の花を挿した若武者部隊の「花一揆」も、娘役さんたちだそう。
それを統べる美少年が、饗庭氏直。「容貌当代無双の児」と評されていたとか。結愛かれんちゃんが演じます。
月組の娘役さん演じる美少年たちが、どんなに凛々しいのかも、とても楽しみです。

紫門ゆりやさん演じる高師直役は、今までになかった強い悪の役。
四条畷の戦いにおいて、楠木兄弟(長男正行、次男正時)を討ち倒し、武功をたてました。
憎まれ役は、悪に徹して上手ければ上手いほど、話が盛り上がります。
この公演後専科に異動されますが、その前に新境地を開拓されるようで、楽しみです。

9場の後醍醐天皇(一樹千尋)の言葉が、見どころだそうです。

南朝の後村上天皇暁千星くん
北朝の足利尊氏風間柚乃くんが演じます。
全く違う役を期待の二人が演じるのも楽しみです。

ショー「Dream Chaser」について

月組のショーは、『クルンテープ 天使の都』以来2年ぶりです。
組替してきた鳳月杏さんは、花組『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』から3年ぶりだそうです。
どの公演でもフィナーレで「ショー部分」があったので、そんなに見ていなかったのか、と驚きましたが、1時間弱のショーは本当に良いですよね。

タイトルの“Dream Chaser”とは、“夢を追い求める人”という意味。
主題歌は、明るくさわやか、でもちょっと切ないものだそうで、宝塚らしさ満載のショーのようです。

幕開きは大階段板付き
・月の中に珠城りょう だそう
・珠城さんの思いを歌詞にした歌を、一人で歌われるようです。

鳳月杏さんと暁千星さんがスパニッシュの音楽に乗せて、美園さくらちゃん取り合い争いをするよう。

珠城さん中心の「ミロンガ(タンゴの舞踏会)」は、スーツにソフト帽で、アルゼンチンタンゴ風の安寿ミラさんの振付。
シンプルな衣装でガツガツと踊るそうです。

月城かなとさんと若手スターたち7人のK-POP。
全員せり上がってきて、2PMさんのK-POP楽曲「I’ll be back」を歌い踊る、「ホット&クールなダンスパフォーマンス」だそう。
一星 慧くんが「稽古場レポート」で若手メンバーについて話していました。
空気感をそろえるために、お稽古着も黒のロングTシャツにマークつけたものをみんな着ているそうです。
この若手メンバーは誰?と気になりました。

慧くんの話では、ありちゃんの名前が上がっていました。柊木絢斗くんも。
「歌劇」の座談会では、風間くんもメンバーのようでした。

「I’ll be back」若手メンバーは?
暁、英、風間、彩音、礼華、柊木、一星 かな?

正解夢奈 風間、礼華、柊木、一星、瑠皇 の6名でした。 

後半は、月城さんのラップがあるようです。
今回れいこさんは、歌のシーンがたくさんあるようです。
れいこさんと言えば「BTS」の大ファン。K-POPの楽曲で歌い踊るのは嬉しいでしょうね。
最近、花組の聖乃あすかさんも「BTS」の大ファンと色んな番組や雑誌で話しています。
タカラジェンヌの「BTS」ファンは、とても多いですね。

フィナーレについて

フィナーレの歌手は、風間柚乃くん。銀橋渡りをするそうです。

美園さくらちゃんが、娘役さん8人率いて、格好良く踊るそう。

ロケットは、28名。
今回の公演から月組生全員出演なので、従来の迫力あるロケットが見れそうです。

男役黒燕尾での群舞 スパニッシュな雰囲気で、曲が激しいそう。

トップコンビのしっとりとしたデュエットダンス。

ちょっとお楽しみな場面(珠城さんの表現)
今回、美園さくらちゃんが、パレードのエトワールをつとめるため、従来のデュエットダンスからパレードという流れに持っていけないため、いつもと違った場面があるようです。

予習をかねて、事前の情報をまとめてみました。
観劇してきたら、また感想を書きますね。

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