こんにちは、くららです。
華優希ちゃんの舞台化粧は、本当にお上手で綺麗ですよね。
帆純まひろ君と聖乃あすか君がMCを務める「スカイ・ステージ・トーク Dream Time」での華優希ちゃんのトークから、その秘密がわかりました。
そして華ちゃんがみんなから愛されている理由も。
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「宝塚グラフ5月号」の朱紫令真くんが同期を紹介する「100期の秘密」に、華ちゃんが登場!
なんと、黄色の短髪逆毛の髪型に、ムキムキの筋肉のマッチョマン姿でした!
トップ娘役さんのする格好ではありませんが、それを喜んで着こなしポーズをしている華ちゃんが可愛いかったです。
この徹するあたりも華ちゃんの魅力の一つのよう。
美しい舞台化粧の秘密
「お化粧は絶対に昨日の自分を超えていきたい!」と言うのが、下級生の時からの毎日の思いのようです。
「昨日の自分を超える」意気込みで取り組んでいたら、それは上達しますね。
華ちゃんの場合、「口」だけでない、熱い心が伴っていますから。
お化粧、かつら、アクセサリー等も、いただいたり、教えてもらった時より、「どのように自分に合うようにしていけるか」を本当に大切に考えているそうです。まずその通りにやってみて、写真で撮って見たり、合わせ鏡で見ながら、さらに研究をしつくすよう。
漫画が原作の作品では、いかに漫画に寄せられるか、漫画の目の光り方に見えるかなどにも、拘っているとか。
お稽古場での髪型も、毎回挑戦して、同じ髪型は二度としないようにしているそうです。
美しい舞台化粧は、華ちゃんの向上を追求し続けている努力の結晶なのですね。
その小さな努力の積み重ねが、華ちゃんの宝塚人生そのもののようです。
役がつかなかった下級生時代
華優希ちゃんの入団時の成績は23番。
研2の時に、第二回台湾公演「ベルサイユのばら/宝塚幻想曲」の選抜メンバーに選ばれて最下級生として参加していたので、成績がものすごく悪かったわけではありません。
しかしダンスが得意ではなかったので、一人だけ「娘役ナンバー」に出れなかったり、公演に出れなかったり、思い悩んだ不遇時代があったようです。
1期先輩の帆純まひろ君も、小劇場に出れない時期が下級生時代にあったので、華ちゃんに共感できる部分が沢山あって励まし語り合っていたそうです。
「はいからさんが通る」紅緒役もオーディション
同期の聖乃あすか君も、「なかなか役がつかない、どうしたら良いのかなあ」と泣きながら語る華ちゃんのことをよく覚えているそうです。
「はいからさんが通る」の紅緒のオーディションを受けることを聞いて、
「紅緒決まったよ」と電話で教えてくれた時は、本当に嬉しかったそうです。
2016年11~2017年2月、『金色の砂漠』 回想シーンでのアムダリヤ役、新人公演では、幼少期のギィ(明日海りお)を演じています。
2017年3~4月、『仮面のロマネスク』ジュリー役。
そして、2017年6~8月『邪馬台国の風』では、少年タケヒコ役と、新人公演では初ヒロインのマナ(本役:仙名彩世)でした。(当時研4)
その後の10月が「はいからさんが通る」でした。
新人公演の幼少期のギィ、『仮面のロマネスク』のジュリー役と、芝居力で華ちゃんは頭角をあらわしてきました。
帆純まひろ君は、「はいからさんが通る」で紅緒役の華ちゃんが、最後にみんなに迎えられて出てきた時に、それまでの華ちゃんの苦しい時を知っていただけに号泣したそうです。
帆純、聖乃が語る華ちゃんの魅力
一生懸命で真面目で誠実で、柔らかいイメージに見えながらも、芯にある一生懸命さ、がむしゃらさが人一倍ある。
華ちゃんの頑張りが真っすぐなので、見ている人たちも一緒に頑張ろう、と思える。
そして華ちゃんには、共感して自分のことのように嬉しいと思える、まっすぐな人間らしさがある。
華ちゃんは、花組の男役さんたちから可愛がられていますが、この一途な真っすぐなところに、ほっておけない応援したくなる愛らしさがあるのでしょうね。
意外な一面……余興の時に一番体をはる
天真みちるさんが退団される時の余興で、「牛五郎」をする時に、前日からその写真を撮って同期に送るほどストイックに臨んでいたそうです。
肝が据わり過ぎていると帆純くん。
常に平常心を保っていて動じないけど、ご本人は全くそのあたりの自覚をもっていないそう。
トップが決まっている前の『CASANOVA』の新人公演で、帆純くんと主演をした時に、周りが不安を感じていても、
「やってみないとわからないですものね」と言う華ちゃんの肝っ玉のすわり方が素晴らしかったそうです。
「宝塚グラフ5月号」の朱紫令真くんのコーナーでのトーク
ふたりの音楽学校の思い出は、日の出を見ながら登校して自主稽古して、夜遅くまで一緒に残ってお稽古をしたこと。
お互いにその努力をスゴイと思っていたようです。
華ちゃんは、音楽学校の時もタップの自主練に励んでいたものの、タップの成績は死ぬほど悪かったそう。
『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』のタップのために、「はいからさんが通る」の時からタップの特訓をしていたそうです。
『NICE~』では、タップが踏めていましたね。華ちゃんの努力は実っていました。
退団公演に向けても、華ちゃんはとにかく目の前のやることに必死だそうです。
朱紫くんは、その必死さがいい意味で舞台に出ていて、音楽学校の頃を知っているから、誰よりも努力していることがわかり応援しているそうです。
華優希ちゃんのスケジュール
4月26日から宝塚大劇場の花組公演が残念ながら中止になってしまいました。
5月10日の千秋楽公演がライブ中継、ライブ配信されることになっています。
その日は、「華優希サヨナラショー」が開催される予定です。
そして5月17日(月)、18日(火)は、宝塚ホテルで華優希ミュージックサロン『華詩集』が開催されます。
本公演と、さらに「サヨナラショー」と「ミュージックサロン」とに向けて、華ちゃんは努力を惜しまず、全力で挑まれると思います。
「宝塚の舞台は実力が…」と強調されるファンの方もいらっしゃいますが、「努力の結晶」のステージにも伝わってくる魅力がいっぱいです。
舞台化粧の美しさにも、華ちゃんの舞台に懸ける努力が実っています。
最後の日まで頑張って欲しいと思います。
東京公演は有観客で予定通り上演でき、大千秋楽を迎えて、それまでの華ちゃんの努力が最大の形で昇華して旅立っていけますように。
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